2004年4月8日木曜日

12(163) 川を知る事典:2004.04.08

鈴木理生著「川を知る事典」
(ISBN4-534-03656-6 C0025)
を読んだ。
川の由来や地誌についていろいろ書かれていたが、
私が知りたいことは、
あまり書かれていなかった。
由来を書くのはいいのだが、
論旨がはっきりせずに。
言いたいことがよくわからなかった。
少し欲求不満になってきた。

2004年4月7日水曜日

11(162) リサイクル:2004.04.07

安井至著「リサイクル」
(ISBN4-535-04826-6 C3340)
を読んだ。
シリーズ「地球と人間の環境を考える」
の一冊である。
個別の情報はいろいろ書かれてある。
最新情報にいたる方法も示されている。
しかし、なぜか一般論がない。
最終的にたどり着いた結論として
「トータルリスクミニマム思想に基づく
持続型消費の実現」
というものであった。
これを述べたいのであれば、
もっとその点をわかりやすく説明して欲しかった。
論点がぼやけて、主張がよくわからない本であった。
シリーズの「温暖化」が良すぎたせいかもしれない。
それとついつい比べてしまう。
環境問題は専門家がいない。
いろんな分野の専門家が環境問題をテーマにして
研究してきている。
そんな学際的な分野であるのなら、
最低限の約束事として、
誰にでもわかる書き方をすべきではないだろうか。
そんな書き方は市民に理解できるものとなるはずだ。
環境問題は、最終的に市民の日常生活や行政に
反映されなければ意味がない。
だったらなおさら多くの人わかる書き方を望む。
それがすごく残念であった。