2006年1月23日月曜日

2(243) 脳と音読: 2006.01.23

川島隆太・安達忠夫著「脳と音読」
(ISBN4-06-149716-2 C0280)
を読んだ。
脳科学者とドイツ文学者のメールのやり取りによる
教育に関する話題である。
いずれの著者も子供の教育に音読が
必要であると唱える研究者である。
そしてそれを実践している。
私もその必要を一連の書物で理解できてきた。
なかなか音読は大変である。
でも、子供の興味をそがないように
音読を進めていくことが大切であろう。
そんなことを再確認した。

1(242) 時の誕生、宇宙の誕生 2006.01.23

ション・グリビン著「時の誕生、宇宙の誕生」
(ISBN4-883135-840-5 C0040)
を読んだ。
宇宙におけるハッブル定数を求める研究の紹介である。
しかし、もう少しあとに書かれて欲しい本であった。
現在ではもっと精度良くハッブル定数が決められているし、
宇宙のはじまりだけでなく、
端や広がり初期の様子についてもわかりつつある。
現在は宇宙の状態に関する研究が
劇的に進んでいる時期のような気がする。
そんな時の解説が欲しかった。