2006年5月20日土曜日

17(258) 誰も読まなかったコペルニクス: 2006.05.20

オーウェン・ギンガリッチ著「誰も読まなかったコペルニクス」
(ISBN4-15-208673-4 C0040)
を読んだ。
コペルニクスの書いた「回転について」という本が
本当に誰も読まなかったのか、
ということについて、
現存する初版、第2版600冊を訪ね歩きながら、
その本に書き込まれたメモから
読まれていたことを示した書誌学的本であった。
半分ほど読んだが、
疲れてやめてしまった。
あまりに書誌学的で私には興味がないからである。

16(257) 震災列島: 2006.05.20

石黒耀著「震災列島」
(ISBN4-06-212608-7 C0093)
を読んだ。
少々設定に無理あるような気がする。
それは、地震の予知がそこまで進んでない点であろう。
しかし、小説であるから、
ある程度事実や学問的な無理を承知で
書かれているのであろう。
これは前作の「死都日本」でもあった点である。
それでも前作に比べて、
見劣りがするのは、なぜだろうか。
理由がわからないがそんな気がする。

2006年5月18日木曜日

15(256) 最新地球史がよくわかる本 2006.05.18

川上紳一・東條文治著「最新地球史がよくわかる本」
(ISBN4-7980-1260-2 C0040)
を読んだ。
表題どおりの最新ではないが、私にとっては、
いろいろ参考になることも書いてあった。
当たらし分野を切り開く必要がある
という主張が最後にされていた。
同感である。
私は本当に新しい分野を切り開いているだろうか。
それを目指して努力はしている。
それが成果となるかどうかはわからない。
でも、大変だけれども、
私とっては興味があり、やりがいのあることである。
そんなことを考えさせられた。

2006年5月17日水曜日

14(255) 科学と非科学の間:2006.05.17

安斎育郎著「科学と非科学の間」
(ISBN4-480-03753-5 C0111)
を読んだ。
科学の成果を知っていながら、
非科学的なことを信じる人が多くいる。
その原因、その対処などが書かれている。
なかなか面白い本であった。