2010年6月21日月曜日

045(616) ルリボシカミキリの青:2010.06.21

福岡伸一著「ルリボシカミキリの青」
(ISBN978-416-372430-0 C0095)
を読んだ。
「週間文春」 に連載中のエッセイを
本にまとめたものである。
ばらばらにかかれたはずのエッセイだが、
なかなかまとまりのある内容であり、
なかなか面白く読めた。

2010年6月18日金曜日

044(615) 96%の大絶滅:2010.06.18

丸岡照幸著「96%の大絶滅」
(ISBN978-4-7741-4205-0 C3044)
を読んだ。
一線の研究者が
大絶滅について各種のデータから示している。
分かっていること、分からないことを
はっきりと示している。
K-TとP-T境界を中心に
書かれている。
なかなか面白かった。

2010年6月17日木曜日

043(614) 成長するチップス先生:2010.06.17

池田輝政・戸田山和久・近田正博・中井俊樹著
「成長するチップス先生」
(ISBN978-4-472-30257-2 C2037)
を読んだ。
大学の学長が全教員が
読むように指示した本である。
大学教員の教授技術向上を目指して
一種のノウハウ本である。
参考になることもあるが、
なかなかできないこともある。
あるいは実際にやっていること、
悩んでいることがある。
一日でできるようなことでないことが多い。
しかし、教育とはたゆまぬ努力が
必要であるということである。

2010年6月13日日曜日

042(613) 粘菌:2010.06.13

中垣俊之著「粘菌」
(ISBN978-4-569-777786-3 C245)
を読んだ。
粘菌を素材に、生命の知性や情報処理能力を
実験的にそして情報科学的に捕らえている。
学際的な面白い研究であった。
彼が粘菌の研究で
イグ・ノーベル賞をもらったのを知っていたが、
その背景にあった意図が
この本を読んではじめてわかった。

2010年6月6日日曜日

041(612) 時間を作る、時間を生きる:2010.06.06

松田文子編「時間を作る、時間を生きる」
(ISBN4-7628-2355-4 C1011)
を読んだ。
以前出版された「心理的時間」の
著者の主要メンバーが
市民にも分かりやすく紹介されたものである。
しかし、6名の著者が書いているため
内容は難易はさまざまである。
特に難の部分は研究者の独善的な部分があった。
しかしこのような研究している人が少ない分野を
紹介しようとしている試みは尊敬すべきものである。

040(611) パズルの軌跡:2010.06.06

機本伸司著「パズルの軌跡」
(ISBN978-4-7584-3436-2 C0193)
を読んだ。
話としては「神様のパズル」の続編となる。
今度は、二人が一緒に行動することが
スーリーの中心になっている。
なかなか面白かった。