2010年7月31日土曜日

061(632)フォーティ 翼ふたたび:2010.07.31

石田衣良著「フォーティ 翼ふたたび」
(ISBN978-4-06-276269-4 C0193)
を読んだ。
40歳で会社をドロップアウトした主人公が、
自分の会社で仕事とは関係のない依頼で
同年代の人々と人間関係をもつ。
そこから人々が生きていく目標を見出す。
そんなストーリーがいくも繰り返される。
なかなか面白い中年小説だ。

2010年7月28日水曜日

060(631)かのこちゃんとマトレーヌ夫人:2010.07.28

万城目学著「かのこちゃんとマトレーヌ夫人」
(ISBN978-4-480-68826-2 C0293)
を読んだ。
新書での小説である。
直木賞にノミネートされたが
受賞は逃した作品である。
彼の作品にしては、
少々奇抜がないのと、
ストーリの奇抜さがないような気がする。
ホルモーの印象が強すぎる。

2010年7月27日火曜日

059(630)ホルモー六景:2010.07.27

万城目学著「ホルモー六景」
(ISBN978-4-04-873814-9 C0093)
を読んだ。
いろいろ読んだが、
ホルモーが一番面白い。
そしてそこからいろいろ生まれた
短編集がこの六景である。
これからも続編を期待したいのだが、
著者はいろいろ新しい展開をしている。

2010年7月25日日曜日

058(629)DIVE!!下:2010.07.25

森絵都著「DIVE!!下」
(ISBN978-4-04-379104-0 C0193)
を読んだ。
もともと4冊本が
文庫では上下2冊になっている。
完結編である。
大きな山場を迎えて終える。
なかなかおもしろい話であった。

2010年7月23日金曜日

057(628)プリンセス・トヨトミ:2010.07.23

万城目学著「プリンセス・トヨトミ」
(ISBN978-4-16-3278808-8 C0093)
と読んだ。
設定が面白い。
大阪の男だけが、その国の存在をしっている。
そしてその国は日本も認知しており、
国の管理団体に多くの助成金が
毎年支給されている。
その金を三権から独立した会計検査院が調べる。
そんなストーリにいろいろな人間模様がからむ。
なかなか大胆で奇想天外な話であった。

2010年7月22日木曜日

056(627)DIVE!!上:2010.07.22

森絵都著「DIVE!!上」
(ISBN978-4-04-379103-3 C0193)
を読んだ。
ジャンプ競技の中高校生の話である。
サラブレットの高校生、
引っ込み思案の中学生、
野生の天才高校生
が中心に話が進む。
中学生には隠れた才能があり、
それを見抜いたコーチとともに成長する。
なかなか面白い話である。

2010年7月18日日曜日

055(626)一瞬の風になれ 第三部:2010.07.17

佐藤多佳子著「一瞬の風になれ 第三部-ドン-」
(ISBN978-4-06-276408-7 C0193)
を読んだ。
三部作の最後の本である。
主人公が高校三年生になる。
ハッピーエンドの完結編である。
一気に読んでしまった。
なかなか面白かった。

2010年7月16日金曜日

054(625)一瞬の風になれ 第二部:2010.07.16

佐藤多佳子著「一瞬の風になれ 第二部ヨウイ」
を読んだ。
3部作の2作目である。
主人公が高校2年生になる。
大きな事件がいくつか起こる。
その事件がまだ解決しないまま二部が終わる。
三部への期待が募る。

2010年7月15日木曜日

053(624)鴨川ホルモー:2010.07.15

万城目学著「鴨川ホルモー」
(ISBN978-4-04-393901-5 C0193)
を読んだ。
不思議なタイトルだが、
内容はとんでもない設定だ。
しかし、面白い。
以前鹿男の話を読んだ。
それもとんでもない設定であった。
それでも面白い。
次作では大阪を舞台にしたものが、
あるそうだ。
鹿男では、京都、大阪、奈良の対抗を
設定に用いていた。
もしかすると、著者にも
そのような意図があるのか。

2010年7月14日水曜日

052(623)一瞬の風になれ 第一部:2010.07.14

佐藤多佳子著「一瞬の風になれ 第一部ーイチニツイテー」
(ISBN978-4-06-276406-3 C0193)
を読んだ。
短距離走者の話である。
サッカーの天才(兄)と陸上の天才(友人)が
身の回りにいる主人公の話である。
努力は好きだが、小心で
なかなか実力がさせない主人公である。
三部作の一作目である。

2010年7月13日火曜日

051(622)チェンジング・ブルー:2010.07.13

大河内直彦著「チェンジング・ブルー」
(ISBN978-4-00-006244-2 C0044)
を読んだ。
研究者が書いた一般向けの書物としては、
秀逸である。
読み応えもありながら、
内容も平易で分かりやすくなっている。
いい本であった。

2010年7月6日火曜日

050(621)志高く 孫正義正伝 完全版:2010.07.06

井上篤夫著「志高く 孫正義正伝 完全版」iPad版
を読んだ。
初めてすべて読みきったデジタル書籍である。
PDFファイルの論文などでも
全部読みたいときは、
印刷して読んでいる。
斜め読みのときはデジタルのままで読むことはある。
しかし、まとまった量を読むのは
今でも紙メディアがいいと思っている。
しかし、資料がたくさんあるときや、
出かけるときはデジタルがいい。
辞書は今ではすべてデジタルにしている。
漢字辞典ですらデジタルのものを使っている。
私の読書がこれからデジタルに
移行するかというとそうにはなりそうもない。

2010年7月5日月曜日

049(620)走れ!T校バスケット部:No. 3320 2010.07.05

松崎洋著「走れ!T校バスケット部」
(ISBN978-4-344-41443-3 C0193)
を読んだ。
ベストセラーの青春小説である。
ライトノベルというべきだろうか。
ストーリーが単純でさらりと読める。
そんなところが受けているのだろうか。

2010年7月4日日曜日

048(619)地球環境46億年の大変動史:2010.07.04

田近英一著「地球環境46億年の大変動史」
(ISBN978-4-7598-1324-1 C0344)
を読んだ。
新しい情報がいろいろあった。
ただし、まだ分からないことが
いろいろあることはわかる。
しかし、それが多いと読む側に欲求不満になる。
やはり、本は、何かいいたいことがあり、
それを主張するものが読んでいて楽しい。
ただし、センスが合わないと
嫌になることもあるが。

047(618)海の底:2010.07.03

有川浩著「海の底」
(ISBN978-4-04-389802-2 C0193)
を読んだ。
自衛隊三部作のうちの一つである。
他の二作を読んだので、
これが私にとっては
最後に作品になる。
なかなか面白い話であった。

046(617)鹿男あをによし:2010.07.03

万城目学著「鹿男あをによし」
(ISBN978-4-344-41466-2 C0193)
を読んだ。
初めて読む作者だ。
面白い話である。
荒唐無稽であるが、
その設定がなかなか面白い。
別の作品も読んでみたくなって、購入した。