2011年1月30日日曜日

017(707)記念試合: 2011.01.30

室積光著「記念試合」
(ISBN978-4-09-386204-2 C0093)
を読んだ。
面白い。
著者は私と同世代だ。
小説の主人公が著者の父をモデルにしているようだ。
そしで自分の分身のスポーツライターがでてくる。
旧制高校は私も憧れるところがあり、
自分の大学時代ともシンクロするところがある。
読んでいるうちに、
そんなが思いが湧いてくる。

2011年1月29日土曜日

016(706)螺鈿迷宮: 2011.01.29

海堂尊著「螺鈿迷宮」
(ISBN4-04-873739-2 C0093)
を読んだ。
主人公は変わるが、
舞台は桜宮市。
医者や病院を中心に事件が起こり、
現在の医療の問題が浮き彫りにされる。
個性のある登場人物たち。
なかなか面白い。

2011年1月27日木曜日

015(705)犯人に告ぐ: 2011.01.27

雫井脩介著「犯人に告ぐ」
(ISBN4-575-23499-0 C0093)
を読んだ。
初めての作家である。
なかなか面白い話である。
少々つじつまが合わないところがあり
不満が残ることもあるが。

2011年1月24日月曜日

014(704)ドスコイ警備保障: 2011.01.24

室積光著「ドスコイ警備保障」
(4-04-898128-5 C0093)
を読んだ。
読み始めたら、
面白くて一気に読んだ。
ただ、ひねりがないので、
深みがないような気がする。
しかし、気楽に読めるのがいい。

2011年1月23日日曜日

013(703)手紙: 2011.01.23

東野圭吾著「手紙」
(ISBN4-620-10667-4C0093)
を読んだ。
強盗殺人犯の弟が、
通常の社会生活をする難しさを書いたもの。
本人はどんなに慎ましやかにいきても、
その経歴がその人生を邪魔をする。
そんな人間は、どう生きればいいのか。
そのひとつの答えが示されている。

2011年1月22日土曜日

012(702)マドンナ・ヴェルデ: 2011.01.22

海堂尊著「マドンナ・ヴェルデ」
(ISBN978-4-10-306572-2 C0093)
を読んだ。
前作「ジーン・ワルツ」
と並行した話である。
全く別の視点から書かれたものだ。
そして無難な解決策を提示する。
彼の作品は、背景や舞台が
過去の作品とどこかでリンクしている。
それも楽しみの一つか。

2011年1月20日木曜日

010(700)パラドックスの悪魔: 2011.01.20

池内了著「パラドックスの悪魔」
(ISBN978-4-06-216256-2 C0042)
を読んだ。
パラドックスに関する有名な内容を紹介している。
でも「時間・・・」と同様、
内容があまりない。
少々残念。

2011年1月18日火曜日

009(699)時間とは何か: 2011.01.18

池内了著「時間とは何か」
(ISBN978-4-06-214782-8 C0042)
を読んだ。
大人の絵本のようなもののシリーズ。
今回の内容は薄い。

008(698)回廊亭の殺人: 2011.01.18

東野圭吾著「回廊亭の殺人」
(ISBN4-334-02932-9 C0293)
を読んだ。
限られた場所でのミステリー。
ただし、外からの犯人を求めるが不可能。
殺人犯の視点でストーリが進む。
なかなか面白い。

2011年1月15日土曜日

006(696)理系人に役立つ科学哲学: 2011.01.15

森田邦久著「理系人に役立つ科学哲学」
(ISBN978-4-7598-1432-3 C1040)
を読んだ。
なかなか面白い。
確率の意味、
モデル、検証、反証など
これまでよく知っていたつもりの
科学哲学だが、
よく知らないこともあった。
しかし、内容には
なかなか理解出来ないものもあった。

007(697)「無限」の考察: 2011.01.15

足立恒雄著「「無限」の考察」
(ISBN978-4-06-215528-1 C0041)
を読んだ。
簡単そうな見かけにしている。
科学の絵本となっているが、
対象は大人だ。
数式はほとんど使われていないが、
内容は難しい。
ちょうしゃの説明では、
無限の概念が網羅されている
とのことである。
たしかに、なかなか骨のある内容であった。

2011年1月8日土曜日

005(695)探偵倶楽部:No. 3537 2011.01.08

東野圭吾著「探偵倶楽部」
(ISBN4-04-371802-0 C0193)
を読んだ。
短篇集であるが、
探偵倶楽部という2名の人物が出てくるが、
あまり存在感を示さない。
しかし、謎解きは彼らが行う。
個々の話は、東野氏の作品なので
面白いのだが、
どうも短編はすぐに終わるので、
読後感が軽く感じる。

2011年1月6日木曜日

004(694)パラレルワールド・ラブストーリー: 2011.01.06

東野圭吾著「パラレルワールド・ラブストーリー」
(ISBN4-06-263725-1 C0193)
を読んだ。
友情と恋愛に迷う登場人物たち。
過去と現在が複雑に入り混じるが、
そこは東野氏の作品で、
混乱することなく読みきれいる。
過去と現在の記憶が違っている。
その謎が、最後に解き明かされる。
引きこまれていく小説であった。

003(693)変身: 2011.01.06

東野圭吾著「変身」
(ISBN4-06-185698-7 C0193)
を読んだ。
世界初の脳移植をテーマにして、
移植した脳の人格が
本来の人格を犯していくという内容である。
その変化の様子がさすがと思わせる。
引きこまれていく小説であった。

002(692)はやぶさ物語: 2011.01.06

的場泰宜著「小惑星探査機はやぶさ物語」
(ISBN978-4-14-0883330-3 C0244)
を読んだ。
近くでこのプロジェクトを見守っていた
的場氏のはやぶさについてのストーリである。
プロジェクトとは一歩引いたところで
はやぶさ、そして科学者たちを見てきた人が
語るはやぶさ物語は、
それなりの面白さがあった。
そして筆のたつ的場氏だから
私のように何冊かの類似の本を読んでも
面白さをもって読めた。

001(691)宿命: 2011.01.06

東野圭吾著「宿命」
(ISBN4-06-185444-5 C0193)
を読んだ。
刑事、ライバルの同級生、もと恋人
三人の人間模様が複雑に織り成される中、
殺人事件の真相が明らかになっていく。
それはいつもの東野小説と同じように、
どんでん返しと意表を付いた結末になる。
面白かった。