2013年2月27日水曜日

20(922) 虹を操る少年:No. 4329 2013.02.27


東野圭吾著「虹を操る少年」
(ISBN4-06-263545-3 C0193)
を読んだ。
音楽、食事、香水など五感を感動させる芸術がある。
ところがみつことに関する芸術はあるが、
光自体を感じて
それに感動することはない。
それを題材にした小説である。
不思議な感じだが
面白かった。

2013年2月22日金曜日

19(921) 石と人間の歴史: 2013.02.22


蟹澤聰史著「石と人間の歴史」
(ISBN978-4-12-1202081-9 C1240)
を読んだ。
地質学者の蟹澤氏が訪れた地を中心に、
石にまつわるいろいろな物語を示されている。
少々統一にかけているが、
まあ、このような本はあまりないのでいい。
私のGeoEssayと同じ趣旨のものだなあ。

2013年2月17日日曜日

18(920) さよならドビュッシー 2013.02.17


中山七里著「さよならドビュッシー」
(ISBN978-4-7966-7992-3 C0193)
を読んだ。
ミステリー風だけど、
音楽を舞台とした青春小説だ。
音楽、それもクラシックにそれほど興味がないが、
構成やストーリーが面白いので、
一気に読みきってしまう。
能力のある著者のようで、
探偵役の音楽家が別の作品でも登場するようだ。

2013年2月13日水曜日

17(919) サウスポー・キラー: 2013.02.13


水原秀策著「サウスポー・キラー」
(ISBN978-4-7966-5671-9 C0193)
を読んだ。
プロ野球の八百長問題をテーマにしたミステリーである。
主人公のひとり語りだが、
主人公の冷静さとユーモアがいい。
その他の登場人物もキャラが立っている。
新人とは思えない作品だ。
なかなかおもしろかった。

2013年2月10日日曜日

16(918) 分身:No. 4313 2013.02.10


東野圭吾著「分身」
(ISBN978-4-08-748519-6 C0193)
を読んだ。
久しぶりに東野のミステリーを読んだ。
クローンの話だが、
ミステリーぽくないミステリーである。
通常のミステリーでないところが、
彼の真骨頂。
だからだろうか、時々読みたくなる。

2013年2月5日火曜日

15(917) 劇団6年2組: 2013.02.05


吉野真理子著「劇団6年2組」
(ISBN978-4-05-203559-3 C8393)
を読んだ。
次男が学校で読んだらいいよ
と言われたので読んだら、
面白かったよいう。
私も読んだが、
子供向きの本なので
それなりの内容だが、
演劇の楽しさを教える小説であった。

2013年2月3日日曜日

14(916) 地質学の自然観: 2013.02.03


木村学著「地質学の自然観」
(ISBN978-4-13-063711-4 C1044)
を読んだ。
地質学とはどういう学問かを考えている書である。
学さんは、大学の先輩で、いろいろな思い出もある。
学会での責任ある仕事も
色々されている人である。
学さん独特の書き方をされているので、
軽妙で読みやすい。
先輩としてして過ごされた大学の時代の空気が
数年違うと感じ方も違うのだと思った。
いろいろな意味で刺激となった本である。