2013年10月31日木曜日

105(1007) 化学探偵Mr.キュリー: 2013.10.31

喜多喜久著「化学探偵Mr.キュリー」
(ISBN978-4-12-205819-4 C1193)
を読んだ。
私立総合大学での軽いミステリーである。
庶務課の新人職員と
化学准教授が事件を
解決していく短篇集である。

2013年10月29日火曜日

104(1006) 浜村渚の計算ノート3と1/2さつめ: 2013.10.29

青柳蒼人著「浜村渚の計算ノート3と1/2さつめ」
(ISBN978-4-06-277301-0 C0193)
を読んだ。
軽いミステリーのシリーズだ。
このシリーズは数学を背景にしているから
好んで読んでいる。
ただ、軽すぎるので、
気分によってはあまり楽しめない。
今回はあまり楽しめなかった。

2013年10月28日月曜日

103(1005) ブレイキングポイント 2013.10.28

桂木希著「ブレイキングポイント」
(ISBN978-4-04-110460-6 C0093)
を読んだ。
日本銀行を襲うが、
何度もどんでん返しがある。
あまりにどんでん返しがありすぎるのと
そのどんでん返しの伏線が不明の部分がある。
彼の作品にはそんなところがあるので、
少々ついていけないところがあるが、
スケールの大きさに惹かれるところがある。

2013年10月24日木曜日

102(1004) そして粛清の扉を: 2013.10.24

黒岳洋著「そして粛清の扉を」
(ISBN4-10-116561-0 C0193)
を読んだ。
残酷なシーンの連続である。
その残酷さには理由がある。
しかし、救いようのない終わりだ。
サスペンスホラーで
クライムミステリーでもある。
最後にどんでん返しがある。
少々重すぎる本であった。

2013年10月20日日曜日

101(1003) 恋する創薬研究室: 2013.10.20

喜多喜久著「恋する創薬研究室」
(ISBN978-4-344-02468-7 C0093)
を読んだ。
いつものように研究者や大学院生が
研究や研究室のコテコテのケミストリーで
繰り広げられる恋とミステリーだ。
軽くてなかなかおもしろい。
一気に読んでしまった。

2013年10月17日木曜日

100(1002) クリーピー: 2013.10.17

前川裕著「クリーピー」
(ISBN978-4-334-92808-7 C0093)
を読んだ。
スリラーとミステリーが合体したものだ。
なかなかこったストーリーになっている。
面白い。
何度もどんでん返しがある。
そんな大きな構成の物語であった。
次作も読んでみたい。

99(1001) 1000冊を達成して: 2013.10.17

この書庫の記録をつけ始めて
1000冊になった。
2001年12月までに読んだ本から初めて、
2002年1月からナンバーをつけ始めて
公式に記録し始めた。
見返すと、初期は読書以外のメモも書いていたが、
最近では読書メモだけをおこなっている。
スタートから数えて12年で1000冊になった。
読書量としては、月8冊程度の読書となっている。
平均週2冊程度。
一時は研究に関係する専門書のみを
読むことを義務付けていた時期もあった。
専門書を読んだという達成感、
新しい知識も少しは手に入れた。
しかし、そのため小説を読まないと
ストレスが溜まってきた。
読書や息抜き、気分転換になっていたのだ。
最近は、無理せず、読みたいものを
興味にまかせて読んでいる。
いろいろ面白い作家が発見できた。
無理せず、心の赴くままに。

2013年10月14日月曜日

98(1000) earth code: 2013.10.14

Generation Time著「earth code」
(ISBN978-4-478-01269-7 C0040)
を読んだ。
感傷的な記述ながら
説得力のあるものだ。
「そろそろ”地球”を語るのをやめにしないか?」
という言葉は同感である。
地球を守るをお題目に、
結局、本格的変化はないような気がする。
それを感性に強く訴える。
こんな方法もあるのだ。

97(999) 図解プレートテクトニクス入門: 2013.10.14

木村学・大木勇人著「図解プレートテクトニクス入門」
(ISBN978-4-06-257834-9 C0244)
を読んだ。
サイエンス・ライターの大木氏と木村さんが書いた。
基礎的だが、最新の情報に基づいた話題が
紹介されいてる。
プレートテクトニクスの最大の課題であった、
原動力と内部の実態が明らかになってきた。
プレートテクトニクスもこうしてみていると、
詳細の時代、個別記載の時代に
なってきたいる気がする。
ただし、まだ見落としもいっぱいあるはずである。
付加体がない沈み込み帯での構造侵食、
デラミネーション、前弧スリバー、
アスペリティー、サイレンス地震など
まだ詳細が必ずしも明らかでないものもある。
これからどう展開していくのか楽しみでもある。

2013年10月10日木曜日

96(998) とっぴんぱらりの風太郎: 2013.10.10

万城目学著「とっぴんぱらりの風太郎」
(INBS978-4-16-382500-7 C0093)
を読んだ。
万城目氏、2年ぶりの小説となる。
万城目ワールドを期待して読んだ。
もののけも出てくる時代劇である。
奇想天外さが
今までの作品に比べると少ない気がする。
せっかくもののけがでてくるので、
もっとそれを活かした展開を期待した。
また、豊臣家の子孫がでてくるので、
それがプリンセストヨトミに続く伏線になり
そのような展開が続くのかと思ったが、
違った。
連載小説からの単行本化だったので、
本来はもっと続くストーリが途中で終わらせたか
とも思った。
すべての伏線がおさまる続編に
期待したいのだが、
どうなることだろう。

2013年10月4日金曜日

95(997) 終末のパラドックス: 2013.10.04

桂木希著「終末のパラドックス」
(ISBN978-4-04-873883-5 C0093)
を読んだ。
壮大が展開が、
数人の中心人部を中心に起こる。
いろいろに張り巡らされた伏線が、
終焉付近で回収される。
その回収が強引なところ
必然性の小さいところがあり、
少々残念だ。
しかし、面白い。