2014年9月27日土曜日

114(1145) おれたちの青空: 2014.09.27

佐川光晴著「おれたちの青空」
(ISBN978-4-08-745147-4 C0193)
を読んだ。
「おれたちのおばさん」の続編で
登場人物のおばさん、卓也
そして主人公の陽介の物語が、
短編中編として書かれている。
なかなかおもしろい。
さらなる続編もあるようだ。
いずれ読んでみたい。

2014年9月25日木曜日

113(1144) おれのおばさん: 2014.09.25

佐川光晴著「おれのおばさん」
(ISBN978-4-08-745050-7 C0193)
を読んだ。
なかなか痛快なおばさんである。
やはり人間としての弱さも
いい年して叶えたい夢もある。
設定や人物にリアリティがあるので
私生活を反映した小説かと思えるほどであった。
しかし、フィクションのようだ。
続編があるのでそれを読みだした。

2014年9月24日水曜日

112(1141) 青い鳥: 2014.09.24

重松清著「青い鳥」
(ISBN978-4-10-134926-8 C0193)
を読んだ。
中学校のいじめにかかわる生徒の
揺れ動く心と吃語の非常勤教師の
不思議な交流がえがかれている。
難しい問題でなぜ解決できているのが
言葉にできないような結末がいろいろある。
答えのない問題提起も小説の重要な役割だ。

111(1140) 冬蛾: 2014.09.24

柴田哲孝著「冬蛾」
(ISBN978-4-396-33893-0 C0193)
を読んだ。
私立探偵神山健介シリースの
四季をタイトルにいれた3作目である。
秋もあるのだが、
まだ入手していない。
横溝正史の田舎の集落で
因習にまみれた不思議な現場でのミステリーだ
なかなか面白い。

2014年9月19日金曜日

110(1139) 早春の化石: 2014.09.19

柴田哲孝著「早春の化石」
(ISBN978-4-396-33741-4 C0193)
を読んだ。
私立探偵神山健介のシリーズの第2弾である。
白河を舞台にしているが、
福島県の場所が点々とと登場する。
主人公や舞台、おなじみの登場人物が
登場していく、シリーズとなっている。
本格的なミステリーである。

2014年9月15日月曜日

109(1138) 海獣の子供: 2014.09.15

五十嵐大介著「海獣の子供」
(1:ISBN978-4-09-188368-1 C9979
2:ISBN978-4-09-188369-8 C9979
3:ISBN978-4-09-188422-0 C9979
4:ISBN978-4-09-188470-1 C9979
5:ISBN978-4-09-188590-6 C9979)
を読んだ。
不思議な物語である。
そして何か壮大な物語である。
不思議で繊細なタッチと大胆なタッチ。
つぎつぎとの不思議な画面が連続する。
マンガとしては非常に難しい連載であったろうが
最後までその姿勢を通し、
完結できたのがすごい。
単純で痛快なストーリーもいいが、
重奏的で、難解で、
でも、どこか心惹かれる物語も時には必要だろう。

2014年9月14日日曜日

108(1137) 四国西南地域の自然: 2014.09.14

山本恒男・澤良木庄一著「四国西南地域の自然
-地質・地形と植生-」
を読んだ。
調査中に読んだ本だ。
簡素な記述であるが、
手書きの図がなかなか味があっていい。
ただし、専門家が参考にするような内容ではなかった。

2014年9月11日木曜日

107(1136) 誘拐の果実 下: 2014.09.11

真保裕一著「誘拐の果実 下」
(ISBN4-08-747880-7 C0193)
を読んだ。
調査前に読み終えた本だ。
上巻に続いて読んだ。
なかなか面白かった。

106(1135) 世界でもっとも美しいい10の科学実験: 2014.09.11

ロバート・P・クリーマ著
「世界でもっとも美しいい10の科学実験」
(ISBN978-4-8222-8287-5 C0014)
を読んだ。
旅行中に読み終えた本だ。
以前買って読もうと思っていたが
なかなか読めずにいた本でもあった。
雑誌で読者投票による10個の実験を選び
それに独自の解説を加えたものである。
科学史に関するものもあるが、
なかなか面白い本であった。

2014年9月9日火曜日

105(1134) 化学探偵Mr.キュリー2: 2014.09.09

喜多喜久著「化学探偵Mr.キュリー2」
(ISBN978-4-12-205990-0 C1193)
を読んだ。
2作目で、関係者が同一で少しずつ話が展開するb。
化学の話題を用いたミステリーだ。
なかなかおもしろいが、
深みに欠ける。

2014年9月6日土曜日

104(1133) 「科学的思考」のレッスン: 2014.09.06

戸田山和久著「「科学的思考」のレッスン
学校では教えてくれないサイエンス」
(ISBN988-4-14-088365-5 C0240)
を読んだ。
面白い。
市民が身につけるべき科学リテラシーであるが、
科学をするものも読むべきである。
市民と大衆との違いも面白かった。
もう一度メモを取りながら
読もうかと思っている。

2014年9月3日水曜日

103(1132) 渇いた夏: 2014.09.03

柴田哲孝著「渇いた夏」
(ISBN978-4-396-33593-9 C0193)
を読んだ。
私立探偵神山健介のシリーズの第一弾である。
柴田哲孝は「山下事件 最後の証言」という
ノンフィクションの作家である。
小説もいろいろ書くので読んでいるが、
動物者が多い。
これは、純粋にミステリーであった。
探偵の生い立ちを絡めた作品である。
やはり面白い。
この作家の作品も間違いがないようだ。

2014年9月1日月曜日

102(1131) 釧路湿原: 2014.09.01

釧路市地域史資料室編「新版 釧路湿原」
を読んだ。
この本も釧路に校務でいった時
ホテルの売店にあった資料であった。
地形と地質、そして生い立ちを読んだ。
コメントはせず。

101(1130) 根釧台地と釧路湿原の地質: 2014.09.01

岡崎由夫著「根釧台地と釧路湿原の地質」
を読んだ。
釧路に校務でいった時
ホテルの売店にあった地質の資料であった。
2010年に発行されているが
内容的にあまり新しくない。
しかし、貴重な資料なので購入した。

100(1129) 宇宙になぜ我々は存在するのか: 2014.09.01

村山斉著「宇宙になぜ我々は存在するのか」
(ISBN978-4-06-257799-1 C0244)
を読んだ。
村山氏の本はわかりやすい。
そして謙虚に科学を語る。
こんな優れた研究者がいるのだ
関心をする。
この本は、必然性が
物理的法則にそなわっているかどうかということを
4つの力と素粒子の関係、
つまりは大統一理論(超ひも理論)へのルートが
わかりやすく語られている。
ヒッグス粒子などを含めて語られるので
興味深い。