2015年7月30日木曜日

59(1275) プロテウス・オペレーション: 2015.07.30

ジェイムズ・P・ホーガン著「プロテウス・オペレーション」
(ISBN978-4-15-011765-8 C0197)
を読んだ。
大作で読むのに時間がかかった。
テーマは、時間旅行、タイムマシーンの話しである。
複雑な構成であるが、
ホーガンなりの決着をつけている。
時間旅行の矛盾をはらんでいる。
アインシュタインなど有名科学者を
多数登場させ、核や原子力の議論をさせる。
科学の謎の一部を解明したりなど
科学的に深い内容も折込まれている。
登場人物が多いので、
私は、理解がなかなか含まらないのが
問題なのだが、
それでも面白かった。

2015年7月20日月曜日

58(1274) チューリングの計算理論入門: 2015.07.20

高岡詠子著「チューリングの計算理論入門
チューリング・マシンからコンピュータ」
(ISBN978-4-06-257851-658(1274) チューリングの計算理論入門: 2015.07.20

高岡詠子著「チューリングの計算理論入門
チューリング・マシンからコンピュータ」
(ISBN978-4-06-257851-6 C0255)
を読んだ。
コンピュータの原理が発想された
その核心的なところを示している。
チューリングマシーンや
オートマトンなどもある。
計算可能性やN=PN問題も
そこにはあることが示している。 C0255)
を読んだ。
コンピュータの原理が発想された
その核心的なところを示している。
チューリングマシーンや
オートマトンなどもある。
計算可能性やN=PN問題も
そこにはあることが示している。

2015年7月19日日曜日

57(1273) 秘密結社にご注意: 2015.07.19

新藤卓広著「秘密結社にご注意」
(ISBN978-4-8002-2494-1 C0193)
を読んだ。
構成が複雑である。
いくつもの話が混在して進む。
そのばらばらの話が少しずつ合わさっていく。
そして最後にすべてがひとつに繋がる。
見事な手腕である。
これが最初の作品だとは思えない力量である。
今後に期待したい。

2015年7月18日土曜日

56(1272) コレクター: 2015.07.18

深津十一著「コレクター
不思議な石の物語」
(ISBN978-4-8002-252-3 C0193)
を読んだ。
「このミステリーがすごい」大賞の
優秀賞を受賞した作品である。
石に関する話しであるが、
ミステリーだろうか、
それともSF、ファンタジーだろか。
ジャンルも少々不思議で
展開も不思議である。
まさに不思議な石の話であった。

2015年7月15日水曜日

55(1271) 工学部ヒラノ教授の青春: 2015.07.15

今野浩著「工学部ヒラノ教授の青春
試練と再生と父をめぐる物語」
(ISBN978-4-7917-6817-2 C0095)
を読んだ。
アメリカの2つの留学と
父の話が書かれている。
苦労と明るさのある最初の留学。
苦労、心労ばかりが募る2度目の留学。
しかし、その留学の研究テーマが
後の研究ネタになるという
どんでん返し。
批判的に見ていた父の人生。
自分の晩年に
実は偉大な業績をもっていたが、
それがまわりの都合で潰された
という話を聞く。
それを父の友人で上司であった人から聞く。
なかなか面白い実話だ。
ただ、少々重複などの編集ミスがあるので
読んでいて混乱した。

2015年7月14日火曜日

54(1270) 工学部ヒラノ名誉教授の告白: 2015.07.14

今野浩著「工学部ヒラノ名誉教授の告白
エンジニアが「物書き」になったワケ」
(ISBN978-4-7917-6726-7 C0095)
を読んだ。
気軽に読める本だ。
ついつい一気に読んでしまう。
今、次の本を読んである。
なぜ物書きにになったのか、
退職後、どのような生活をしているか、
奥さんの介護など、身近な話題を取り上げて、
エンジニアの生活を書いている。

2015年7月12日日曜日

53(1269) 工学部ヒラノ助教授の敗戦:No. 5310 2015.07.12

今野浩著「工学部ヒラノ助教授の敗戦」
(ISBN978-4-7917-6688-8 C0095)
を読んだ。
筑波大学の情報学類の
ややこしい事情により
助教授が荒波に揉まれるはなしである。
似たような話はあちこちの大学で
多かれ少なかれある。
この原稿は、だいぶ前に書かれたそうだが、
あまりにショッキングな内容なの
出さないでくれという願いを受けて
10年間、眠っていたものだそうだ。
部外者としては、
なかなか面白い読み物だった。

2015年7月11日土曜日

52(1268) アメリカ武者修行: 2015.07.11

今野浩著「工学部ヒラノ教授の
アメリカ武者修行」
(ISBN978-4-10-314764-0 C0095)
を読んだ。
この著者の本は面白い。
小説仕立てだが
すべて実話である。
今回はアメリカ留学時代の話を集めたものだ。

2015年7月9日木曜日

51(1267) 大洋に一粒の卵を求めて: 2015.07.09

塚本勝巳著「大洋に一粒の卵を求めて
東大研究船、ウナギ一億年の謎に挑む」
(ISBN978-4-10-126006-8 C0195)
を読んだ。
ウナギの産卵場所を見つけた研究者が
卵を発見するまでの経緯と
その努力を書いたものである。
そしてウナギの保護を
研究者がどう取り組むかの話もある。
フィールドワークの研究手法の
大変さと面白さを伝えるものであった。

2015年7月5日日曜日

50(1266) 眼球堂の殺人~The Book~: 2015.07.05

周期律著「眼球堂の殺人~The Book~」
(ISBN978-4-06-182872-8 C0293)
を読んだ。
密室殺人のミステリーだ。
この手のミステリーは久しぶりだったが、
今は密室ミステリーには興味がなくなっている。
しかし、登場人物が放浪の数学者エルデシュをモデルにしているので
興味があった。
その設定にだけ興味を覚えた。
しかししばらく密室ミステリーは興味が湧かないかも。

2015年7月1日水曜日

49(1265) 櫻子さんの足下には死体が埋まっている: 2015.07.01

太田紫織著「櫻子さんの足下には死体が埋まっている
白から始まる秘密」
(ISBN978-4-04-101631-2 C0193)
を読んだ。
軽くさらりと読める小説である。
連絡で、櫻子と最初の出会いと
前作から続く伏線が今回もある。
特に広範囲に大きくなる。
なかなか面白い。