2017年2月27日月曜日

22(1477) 将棋殺人事件: 2017.02.27

竹本健治著「将棋殺人事件」
(ISBN4-01-188302-4 C0193)
を読んだ。
ゲーム三作のひとつである。
文庫本の最初であったので、
これから読みだしたが、
最初の作はなかった。
不思議な世界である。
記述が深く、意味が深い。
あと2作を読んでいこう。

2017年2月24日金曜日

21(1476) 朝のかたち: 2017.02.24

谷川俊太郎著「朝のかたち
谷川俊太郎詩集II」
(ISBN4-04-128502-X C0192)
を読んだ。
今回は北川透が選したものだ。
谷川俊太郎の1970年から1983年までの詩から
集めたものだ。

20(1475) クドリャフカの順番: 2017.02.24

米澤穂信著「クドリャフカの順番」
(ISBN978-4-04-427103-9 C0193)
を読んだ。
古典部のシリーズの三作目で、
長編である。
準備1日と3日の文化祭の間に起こる
事件を追いかけるミステリーである。
連続しておこる事件に
古典部の面々がいろいろ情報を得て
謎を解いていくストーリである。
なかなか面白いミステリーであった。
ちなみにクドリャフカとは、
スプートニク2号に乗せられた犬の名前で、
地球を最初に周回した動物である。

2017年2月21日火曜日

19(1474) 愚者のエンドロール: 2017.02.21

米澤穂信著「愚者のエンドロール」
(ISBN978-4-04-427102-2 C0193)
を読んだ。
一見簡単に謎が解かれたようにみえるが、
そこには複雑な仕掛けがあり、
2重のどんでん返しがあった。
なかなか面白い。
古典部の続きを読みたくなる。

2017年2月18日土曜日

18(1473) 氷菓:No. 6018 2017.02.18

米澤穂信著「氷菓」
(ISBN978-4-04-427101-5 C0193)
を読んだ。
日常にある謎解きのミステリーである。
高校の古典部という部活にでミステリーである。
短編集だが、全体として謎解きが進んでいく。
なかなかおもしろい作品であった。

2017年2月15日水曜日

17(1472) 知の進化論: 2017.02.15

野口悠紀雄著「知の進化論
百科全書・グーグル・人工知能」
(ISBN978-4-02-273690-1 C0233)
を読んだ。
現状のICTをめぐる知の状況が語られている。
しかし、この状況が
将来にもつながっていくかどうかは
未定であろう。
野口氏の2つの関連する著作を読んだ。
うっすらと感じていることを
野口氏は先端を走って体験し、
まとめて発表している。
その先進性、気力、精神力には敬服できる。

2017年2月13日月曜日

16(1471) 究極の文章法: 2017.02.13

野口悠紀雄著「話すだけで書ける究極の文章法
人口知能が助けてくれる!」
(ISBN978-4-06-220057-8)
を読んだ。
音声入力の魅力を示したものだ。
少し音声入力を試してみたみたが、
なかなかうまく変換してくれないので
あまり使う気にならなかった。
しかし、スケジュール管理を
そろそろデジタルにすることは
必要かもしれなないと考えている。
アナログとの連携も
よく考えておかなればならない。
あと常に印刷をしてアナログとともに
手元に置いておく必要もあるのだが。

2017年2月10日金曜日

15(1470) 凶区の爪: 2017.02.10

竹本健治著「凶区の爪」
(ISBN4-334-72003-X C0193)
を読んだ。
閉鎖的な村での殺人事件である。
横溝正史の世界を意識した作品である。
動機、シナリオが少々無理がある。
少々レベルの低いミステリーであった。

2017年2月7日火曜日

14(1469) 校長、お電話です!: 2017.02.07

佐川光晴著「校長、お電話です!」
(ISBN078-4-575-23909-6 C0093)
を読んだ、
40代の主人公が、
それまで荒れていた中学校に
校長として赴任する。
その1学期間の奮闘の物語である。
管理職としての児童と教員との付き合い方を
考えさせるものであった。
佐川氏の作品にもはずれがない。

2017年2月4日土曜日

13(1468) ダブル・ジョーカー: 2017.02.04

柳広司著「ダブル・ジョーカー」
(ISBN978-4-04-100328-2 C0193)
を読んだ。
D機関のスパイの物語である。
短編集だが、
非常な日本のスパイの物語が面白い。
結城の事故の話も語られる。

2017年2月1日水曜日

12(1467) ボトルネック: 2017.02.01

米澤穂信著「ボトルネック」
(ISBN978-4-10-128781-2 C0193)
を読んだ。
米澤氏の作品である。
SFと日常ミステリー、
少々ホラーが混じった作品である。
複雑な読後感だが、
米澤氏の前に読んだような爽快感はない。
別の作品に期待したい。

11(1466) 宇宙のはじまり、そして終わり: 2017.02.01

小松英一郎・川端裕人著「宇宙のはじまり、そして終わり」
(ISBN978-4-532-26283-9 C1244)
を読んだ。
宇宙の背景放射の第一人者の小松氏を取材して、
そこから学んだことを川端氏がまとめたものだ。
研究者が書くのではなく、
ジャーナリストが書く解説書である。
これはジャーナリズムの重要な役割である。
宇宙背景放射やその周辺科学の
最新情報がわかった。