2017年7月31日月曜日

83(1538) 20世紀科学・思想: 2017.07.31

読売新聞世紀取材班編「20世紀科学・思想」
(ISBN4-12-203966-5 C1120)
を読んだ。
いつも持ち歩いているバックに入れていた本。
北大近くの古本屋でだいぶ前に買ったものだ。
内容的にはかなり古いものだが、
過去をまとめるための内容だから、
これはこれで損壊価値はあるのだろう。

2017年7月30日日曜日

82(1537) サイレント・ヴォイス: 2017.07.30

佐藤青南著「サイレント・ヴォイス
行動心理捜査官・楯岡絵麻
(ISBN978-4-8002-0328- 1 C0193)
を読んだ。
巡査部長の楯岡が取調べをしていく 短編集である。
その手法が行動心理を利用して。
容疑者の仕草、表情などから
嘘や動揺を見抜き、自供に導くというもである。
ちょっと抜けた後輩を相棒として、
同じパターンのストーリが進む。
5話ぐらいの話だといいが、
さらにこのパターンが進むとなる、
少々飽きてくる。
新たな展開があればと思うのだが。

2017年7月29日土曜日

81(1536)D 本好きのためのAmazon Kindle 読書術: 2017.07.29

和田稔著「《新版2017》本好きのためのAmazon Kindle 読書術:
電子書籍の特性を活かして可処分時間を増やそう!」
を読んだ。
走り読みだが、このようなハウツーものは、
要点だけを把握するのでいいので、
読み飛ばしやすい。
そして電子書籍読みの人たちの方法論を垣間見た。
利用できそうなところは、試してみたい。

2017年7月27日木曜日

80(1535) フォルトゥナの瞳: 2017.07.27

百田尚樹著「フォルトゥナの瞳」
(ISBN978-4-10-336411-5 C0093)
を読んだ。
人の死が見える主人公の戸惑いと
変えることの苦悩、
恋愛への悩みがテーマとなっている。
人間のドラマである。
なかなか面白くて一気に読んでしまった。
百田氏の小説はテーマはいろいろだが、
面白いものが多い。

2017年7月26日水曜日

79(1534) 人はなぜ御用学者になるのか: 2017.07.26

島村英紀著「人はなぜ御用学者になるのか
地震と原発」
(ISBN978-4-7634-0671-2 C0036)
を読んだ。
いろいろなテーマで
御用学者の実態を示してある。
共感できるとこも多い。
ただ、内容が継ぎ接ぎのところがある。
いろいろなところで書かれていたものを
利用して作成されたものだ。
その違和感が読んでいる時に感じたのだ。
私も気をつけなければならない。

2017年7月23日日曜日

78(1533)D アウトライン・プロセッシング入門: 2017.07.23

Tak.著「アウトライン・プロセッシング入門: アウトライナーで文章を書き、考える技術 Kindle版」
を目を通した。
デジタル版なので、精読してはいなが、
ざっと読み飛ばすには、
デジタル版がちょうどいいようだ。
内容的には、自分がやってきた方法が大半であったが、
あまり真新しいことはなった。

77(1532) キリストゲーム: 2017.07.23

一田和樹著「キリストゲーム」
(ISBN978-4-06-182807-0 C0293)
を読んだ。
サイバーセキュリティの危機と担当する
政府機関CITの二人の不思議な人物が
主人公である。
言罠という言葉で人の意思を操る
という人物が犯人となる。
言罠を武器に日本の転覆を考えている。
なかなか面白い小説であった。

2017年7月20日木曜日

76(1531) 宇宙の最初の星はどうやって生まれたのか: 2017.07.20

吉田直紀著「宇宙の最初の星はどうやって生まれたのか」
(ISBN978-4-7966-8310-4 C0244)
を読んだ。
シミュレーションで132億年前に起こったはずの
最初の星の誕生を研究する内容である。
概要はわかった。
他にいろいろな基礎知識やQ&Aなどがあったが、
本編の内容をもう少し詳しおこなってほしかった。

2017年7月15日土曜日

74(1529) ジークフリートの剣: 2017.07.15

深水黎一郎著「ジークフリートの剣」
(ISBN978-4-06-219453-5 C0093)
を読んだ。
ワーグナーのオペラをめぐるミステリーだが、
最後の最後までミステリーではなく
普通の小説として話題が進む。
そして最後の最後に突然、ミステリーになる。
不思議な物語である。
だが、最後に一気に面白さが生まれてきた。

2017年7月9日日曜日

73(1528) 盤上に散る: 2017.07.09

塩田武士著「盤上に散る」
(ISBN978-4-06-218887-6 C0093)
を読んだ。
前作の「盤上のアルファ」に登場する
伝説の真剣士、林鋭生をめぐる物語である。
主人公は前作とは全く違った人物となるが、
前作の登場人物が重要な役割をはたす。
なかなかおもしろかった。

2017年7月6日木曜日

72(1527) 最後のトリック: 2017.07.06

深水黎一郎著「最後のトリック」
(ISBN978-4-309-41318-1 C0193)
を読んだ。
読者が犯人というトリックを用いてる。
それは本文の中でも最初から明示されている。
それの上でトリックが示される。
読み終わったとき、
読者が自分が犯人であると
納得できるかどうか。
論理的にはありえるが、
少々違和感はある。
しかし、この作品は面白い。

2017年7月3日月曜日

71(1526) 盤上のアルファ: 2017.07.03

塩田武士著「盤上のアルファ」
(ISBN978-4-06-277706-3 C0193)
を読んだ。
左遷された新聞記者が文化部の仕事して、
将棋のしごともする。
そこでプロ棋士を目指すごっつい棋士と出会い
不思議な関係ができる。
その後も気になるストーリーだが、
それば別の機会にしたい。
アルファとは狼の群れ中で一位のものをいう。
この著者の一番の作人は「罪の声」である。
それに向けての作品だ、
読む方もそれに向かって
読んでいくべきだろうか。
次も読みたい気がする。

2017年7月1日土曜日

70(1525) 美人薄命 2017.07.01

深水黎一郎著「美人薄命」
(ISBN947-4-575-51881-8 C0193)
を読んだ。
おもしろい。
盲点をついたどんでん返し。
何重かに組まれたどんでん返しが、
さり気なく仕組まれている。
作中話が意味をもつ。
そして会話の小さな言葉に仕掛けがある。
それが最後まで続く。
面白い。
今後も読んでいきたい作家となりそうだ。