2017年8月31日木曜日

97(1551)D 親が認知症かもしれない: 2017.08.31

杉山孝博著「親が認知症かもしれない
頑固、怒りっぽい、疑う、不安がる、ふさぎ込む」
を読んだ。
いろいろな対処法が書かれている。
そして自分の親に当てはめて考えいる自分がいる。
しかし、地域の温かい支えがあり、
母も無事暮らしている。
しかし、子供として、長男として、
親のことを考えなければならない。

2017年8月29日火曜日

95(1549)D 孤独なバッタが群れをつくるとき: 2017.08.29

前野ウルド浩太郎著「フィールドの生物学9
孤独なバッタが群れをつくるとき
サバクトビバッタの相変異と大発生」
を読んだ。
実験室での飼育実験に基づく研究を中心に示されたものだ。
前に読んだ、「バッタを倒しにアフリカへ」の前の時代の話である。
なかなか面白い。
フィールドの生物学のシリーズで飼育実験の内容となっている。
しかし、次の作品をみれば、
その素質のある研究者であったことがわかる。
本書の最後にその様子が書かれている。
なかなか面白い本であった。

2017年8月26日土曜日

94(1548)D 切り裂きジャックの告白: 2017.08.26

中山七里著「切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人」
を読んだ。
中山氏の作品はどんでん返しがある。
2度も3度も起こる。
そのどれでもが納得できる理由が構築されている。
なかなか面白い。
読み続けていきたい作家だ。

2017年8月25日金曜日

93(1547)D 蔵書の苦しみ: 2017.08.22

岡崎武志著「蔵書の苦しみ」
を読んだ。
紙の本への収集癖と
その蔵書への苦しみを書いた本であった。
私もこれほどではないが、
蔵書の量には苦労している。
書籍には仕事柄多数の書物を購入している。
また読書も趣味なので
多数の本を自宅でも購入している。
家内も本を買う。
子どもたちも漫画を多数購入する。
そのため、研究室も自宅も書籍であふれる。
その処分に困る。
しかし、著者ほどに困ってはいない。

2017年8月21日月曜日

92(1546)D ヒポクラテスの誓い: 2017.08.21

中山七里著「ヒポクラテスの誓い」
を読んだ。
研修医の栂野真琴が法医学に
配属されたところから話がはじまる。
短編集だが、法医解剖によって
事件が解決されたり、事件が明るみに出る。
そんな意表を突くような内容で構成されていく。
ヒポクラテスの誓いが
死者への適用できることを知らされる。
真琴はだんだん法医学の重要性に目覚めていく。
なかなか面白いものであった。

2017年8月17日木曜日

91(1545)D 潮騒のアニマ: 2017.08.17

川瀬七緒「潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官」
を読んだ。
法医昆虫捜査官赤堀のシリーズである。
伊豆の小さな島でのミイラ化した死体に対して、
検死の判定と比べて、昆虫からみると
3分の1程度の期間でミイラ化したことになる。
そんな謎を解いていくうち、
警察の操作と同じ結論へと導かれる。
そして秘密を暴いた赤堀は
生命の危機に見舞われる・・・
なかなかおもしろかった。

2017年8月11日金曜日

90(1545)D ねこ耳少女の 相対性理論と超ひも理論: 2017.08.11

竹内薫著、松野時イラスト「ねこ耳少女の 相対性理論と超ひも理論」
を読んだ。
これも相対性理論と量子力学をつなぐ、超ひも理論の説明だ。
なかなか面白くかかている。

【メモ】

量子論:小さいもの
特殊相対論:高速ほど、時間が遅れ、長さの縮み(ローレンツ収縮)、同時性がない、E=mc^2
一般相対論:重力理論、重力が強いほど、時間が遅れ、空間が縮む(時空の歪み)
ニュートン力学:3つの基礎理論が重なるところの近似的に計算

GPS衛星のずれ
高速運動によるもの:7秒/100万・日 遅れる
重力の弱くなった分:45秒/100万・日 進む
38秒/100万・日 進む
ずれが 11.4km/日のずれ、3960km/日のずれ

シュレディンガー方程式→特殊相対性理論の取り込み→ディラック方程式

超ひも理論:プランク長の超ひもが素粒子をつくっている
閉じたひも:重力子と考えられる
開いたひも
の2種類と
Dプレーン(Dはディレック、プレーンは膜):
プレーン同士の衝突がビックバンの可能性

2017年8月10日木曜日

89(1544)D ねこ耳少女の 量子論: 2017.08.10

竹内薫著、松野時イラスト「ねこ耳少女の 量子論 萌える最新物理学」
を読んだ。
いろいろ入門書を読んだが、内容として理解しやすい。
しかし、漫画なので読みやすいのだが、
内容的には新書でいいのだろうな。


【メモ】
ディラック方程式:量子力学的現象はこの方程式にて大部分が説明可能

ℏ:プランク定数hを2πでわったもの
波動関数ψ:時間tと位置xの関数で、ψ(x, t)と書かれる
ハミルトニアン:運動エネルギーとポテンシャルエネルギー(位置エネルギー)の和

量子が持つ性質
質量
電荷
スピン

物資を構成する素粒子
原子核などを構成する素粒子(クォーク、質量大)
第1世代
アップ
 チャーム
第2世代
 トップ
 ダウン
第3世代
 ストレンジ
 ボトム
電子の仲間の素粒子(レプトン:質量小)
第1世代
 電子ニュートリノ(中性、小) 
ミュー・ニュートリノ(中性、小)
第2世代
 タウ・ニュートリノ(中性、小) 
電子
第3世代
 ミュー
タウ

素粒子をつないだり、力を媒介する素粒子
1 光子(電磁気力を伝える:電磁相互作用)
2 グルーオン(3つのクォークを結びつける:強い相互作用)
3 ウィークボソン(ニュートリノに力を伝える:弱い相互作用)
4 ヒッグス粒子(重力を伝える、質量を与える)

2017年8月9日水曜日

88(1543)D れんげ野原のまんなかで 2017.08.09

森谷明子著「れんげ野原のまんなかで」
を読んだ。
人のあまり来ない市立図書館でいろいろな起こる日常の謎を
図書館司書が解いていく。
なかなかほのぼのとしていい小説であった。

2017年8月8日火曜日

87(1542)D 罪の声: 2017.08.08

塩田武士著「罪の声」
を読んだ。
以前から読みたかったのだが、安くなるまで待とうと思っていたが、
Kindle版に割引がおおきかったので、
つい購入して、読みだした。
面白い。
ある程度の事実をもとにしているのだろうが、
真実味があってリアルさあった。

2017年8月5日土曜日

86(1541)D バッタを倒しにアフリカへ: 2017.08.05

前野ウルド浩太郎著「バッタを倒しにアフリカへ」
を読んだ。
博士を取得した研究者が
研究対象のサバクトビバッタの調査のために
単身アフリカ、モーリタニアにでかける。
野外調査の経験が少ないが
やる気とチャレンジ精神、
そしてないよりも個性的な性格で
苦難のときも前向きに野外調査をしていく。
若きフィールドワーカーの生態は
自分の若い頃に思い至って楽しめた。

2017年8月2日水曜日

85(1540)D 拝金: 2017.08.02

堀江貴文著「拝金 青春経済小説」Kindle版
を読んだ。
堀江氏が自分の体験をもとにして、
フィクションとして書いたものだ。
その中には、実在の会社、組織、人物など
思い起こさせるものが
随所に出てくる。
どこまでが事実を下敷きにしているのかが
よくわからないところが、
この小説の面白さを高めている。
デジタル版で読んだ。

2017年8月1日火曜日

84(1539)D 一生使える見やすい資料のデザイン入門: 2017.08.01

森重湧太著「一生使える見やすい資料のデザイン入門 Kindle版」
を読んだ。
Kindleにて流し読みとなった。
ハウツーものなので、これでいい。
PowerPointの使い方を理解すればいいのだから。