2017年10月28日土曜日

120(1574)D 首都崩壊:2017.10.28

高嶋哲夫著「首都崩壊」
を読んだ。
関東に直下型の地震が襲う
という地震学者の予測が出てきそうだという状況から
物語ははじまる。
留学帰りの官僚が主人公ですべての登場人物が
主人公と関連がある。
官僚、政治家、大統領に近いアメリカの友人、
格付け会社、ハゲタカ、建築家、日本の民間企業が
絡み合いながら物語は進む。
首都移転がその打開策となる。
面白い小説であった。

2017年10月21日土曜日

119(1573)D 中村修二劇場:2017.10.21

日経BP社特別編集班著「中村修二劇場」
を読んだ。
日経の雑誌に書かれた中村関係の記事を集めたもんのである。
一部本人のインタビューや重要論文を掲載している。
ノーベル賞を受賞したことを記念して
出版されたようだ。
今まで読んできた中村関係の書籍だけでなく、
周辺状況をまとめた感がある。
まあ、状況がかなりわかってきたが、
近況を知りたいものだが、
どうなっているのだろうか。

2017年10月14日土曜日

117(1571)D てんぎゃん :2017.10.14

岸大武郎著「てんぎゃん-南方熊楠伝- 第一巻、第二巻」
を読んだ
KindleUnlimitedで読んだ。
しばらく熊楠から遠ざかっていたが、
久しぶりの熊楠に戻ってきた。
幼少期から東京、アメリカ、
そしてロンドンへ向かうところで終わっている。
デジタル版の熊楠が少ないので
なかなかKindleでは読めないのだが、
古い作品集があるので、
読んでもいいのだが、
読むものが、読みたいものがいっぱいあるので大変だ。

116(1570)D 富士山大噴火と阿蘇山大爆発 :2017.10.14

巽好幸著「富士山大噴火と阿蘇山大爆発」
を読んだ。
巽氏の本はいつも刺激的だ。
視点が独自なのだ。
そして、主張に重要な点がある。
今回はめずらしく、似非学者への批判があった。
市民向けの話もわかりやすくていい。
私にも内容のみならず、学問への姿勢も参考になる。

2017年10月11日水曜日

115(1569)D 電王 :2017.10.11

高嶋哲夫著「電王」
を読んだ。
同級生で将棋を通じて親友となり、
奨励会をめざす。
一人は途中で将棋を止めて数学とコンピュータの道に進む。
他方は将棋の名人を目指し7冠を2度も奪取する。
最後はコンピュータソフトの開発者と名人が対決する。
その背景に企業の思惑の蠢く。
現在と過去が交互に語られ、やがて現在に収斂する。
そして最後が名人とコンピュータソフトが電王戦で対決する。
面白かった。

2017年10月7日土曜日

114(1568)D 日本の火山 :2017.10.07

山元孝広監修「日本の火山」
を読んだ。
現状の火山についてまとめたものだ。
活発に活動している火山のカタログとして
丁寧にまとめられている。
参考文献として手元において置かなければならない。

2017年10月6日金曜日

113(1567)D 万能鑑定士Qの事件簿 I :2017.10.06

松岡圭祐著「万能鑑定士Qの事件簿 I」
を読んだ。
なんでも鑑定できる23歳の凜田莉子が、
事件を推理していく。
謎解きもさることながら、
なぜそのような能力を持つに至ったかも語られる。
そして大きな変化が謎のままのこる。
IIにその謎解きは引き継がれる。
次を読みたくなるような展開だ。
もちろん次を読んでいくことになる。

2017年10月3日火曜日

112(1566)D 葬神記 :2017.10.03

化野燐著「葬神記 考古探偵一法師全の慧眼」
を読んだ。
考古学の現場や発掘品を舞台にしたミステリーである。
ユニークな探偵、素人のアルバイトの視点でストーリが語られる。
なかなか面白い。
4部作なので続きはすでに入手済みである。
そのうち読んでいこう。

2017年10月1日日曜日

111(1565) ほぼ日刊イトイ新聞の本 :2017.10.01

糸井重里著「ほぼ日刊イトイ新聞の本」
を読んだ。
だいぶ昔に出された本である。
以前読んでいた「ほぼ日」の起こりを書いた本だ。
1998年にスタートして2年間のバタバタの歴史と
そのポリシーを書いたものだ。
そして、文庫本になる3年後、2004年の時点での
ほぼ日について1章がまとめられている。
ほぼ日、発足当時、よく見ていたサイトであった。
買い物もした記憶がある。
なかなか思い出深いものあった。
久しぶりの簿いてみると大量のコンテンツであれていた・
20年近い歴史が残されていた。