2018年3月30日金曜日

033(1619) ST 警視庁科学特捜班 エピソード1:2018.03.30

今野敏著「ST 警視庁科学特捜班 エピソード1」
を読んだ。
特殊な能力をもった科学特捜班のメンバーが
登場する始まりの物語だ。
いろいろな能力をもっている人材が
その少し発揮しただけでいろいろなものが見えてくる。
シリーズの発展を予感させう物語だ。

2018年3月27日火曜日

032(1618) 天才たちの値段:2018.03.27

門井慶喜著「天才たちの値段 美術探偵・神永美有」
を読んだ。
美術品の真偽が味覚で感じる神永の活躍が
短大の美術の講師の佐々木の語りで進む。
4つの短編によって構成される。
美術の世界であるが、
なかなか面白い。

2018年3月23日金曜日

031(1617) 鳥類学者 無謀にも恐竜を語る:2018.03.23

川上和人著「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」
を読んだ。
短いエッセイが集められている。
もっとじっくりを述べてもらいたいと思うことも
短めにまとめられている。
本を最後まで読んだ時、
雑誌への連載であったことがわかった。
納得がいった。
おもしろいフィールドワーカーの話題である。

2018年3月22日木曜日

030(1616) よくわかる最新ベイズ統計の基本と仕組み:2018.03.22

松原望著「図解入門よくわかる最新ベイズ統計の基本と仕組み」
を読んだ。
ベイズの原理と応用の事例を紹介したものだ。
一通り目を通した。
少し理解が進む。

2018年3月18日日曜日

029(1615) 裏山の奇人 野にたゆたう博物学:2018.03.18

小松貴著「フィールドの生物学14 裏山の奇人 野にたゆたう博物学」
を読んだ。
蟻に寄生する虫を専門として調べている
若手研究者のフィールドワークの様子や
奇妙な生態が書かれている。
面白い。
私にはそこまでのめり込んでいないが、
それなりの楽しさがある。
フィールドワークは楽しい。
そんな思いがひしひしと伝わる。

2018年3月9日金曜日

027(1613) 上と外(上):2018.03.09

恩田陸著「上と外(上)」
を読んだ。
不思議な物語である。
上巻は、非常にリアリティのある物語だが、
異常事態が進むにつれて、
少しずつ不思議な世界が見えてくる。
上巻後半から面白くなってきた。

2018年3月6日火曜日

026(1612) でんでら国 下:2018.0306

平谷美樹著「でんでら国 下」
を読んだ。
最後まで、いろいろな仕掛けがあり、
おもしろく読めた。

025(1611) 図解・ベイズ統計「超」入門:2018.0306

涌井貞美著「図解・ベイズ統計「超」入門」
を読んだ。
統計学の概略は知っていたが
ベイス統計は詳しくしらなかった。
ところがみていくと、
私の考えに関わりの深い考え方があるようだ。
重要なキーワードがわかるとその概要が理解できる。
■同時確率:AとBが同時に起こる確率
■条件付き確率:Aが起こったときにBに起こる確率
■乗法定理:AなおかつBが起こる確率
=AのもとでBが起こる条件付き確率×Aがおこる確率
■加法定理:AとBが同時に起こることがない(排反)のとき加法定理が成立する
AまたはBが起こる確率=Aが起こる確率+Bが起こる確率
■ベイズの定義:
Bが起こったときにAの起こる確率
=(Aが起こったときにBが起こる確率×Aの起こる確率)/Bの起こる確率
■ベイズの定理の変形:
AをH(仮定、hypothesis)、Bをデータ(data)とする
D(data)が得られた時にH(仮説)が成立して確率
=Dが得られた確率
事後確率=尤度(ゆうど)×事前確率/Dが得られた確率
■モンディ・ホール問題:
ベイス的意思決定の理論=情報を得れれば次に取るべき行動の選択確率は変わる
■ベイズの定理の分母の求め方:
過程をすべて書き出してかた加法定理と乗法定理とを組み合わせ、展開する。
次に、与えられた尤度と事前確率の値を代入する
■理由不十分の原則:
確かな情報がない場合、適当な値をセットできる
厳密さに欠けるが、融通が利き、経験が活かせる
■ベイス更新:
以前のデータがから算出された事後確率を、
次のデータ解析のための事前確率に利用するこという技法
■ナイーブベイスフィルター:
あらかじめ取得してらる出現確率をかけ合わせていく

2018年3月3日土曜日

024(1610) でんでら国 上:2018.0303

平谷美樹著「でんでら国 上」
を読んだ。
江戸時代の陸奥国の小さな外館藩の太平村で、
60歳になると、姥捨ての習慣が
秘密裏におこなわれていた。
しかし、年寄りたちは、山奥にひっそりと
村を作って暮らしていた。
ある日、代官たちが隠し田を探すために入ってくる。
その攻防が面白い。
しかし、背景に高齢化社会のあり方についての
考えがしめされている。