2002年10月26日土曜日

55 砂鉄とじしゃくのなぞ: 2002.10.26

板倉聖宣著「砂鉄とじしゃくのなぞ」
(ISBN4-7735-0154-5 C0340)
をよんだ。

面白かった。
子供向けの本はこのように
書くべきだと思った。
また、どんな本でも、
面白くなければいけないと思った。
砂鉄をめぐる、さまざなま考えや
知識、実験、経験、失敗。
どれをどう組み合わせるかは、
著者の裁量だが、
面白くなくてはいけない。
これは、一番の鉄則。
そして、ただ面白いだけでは
面白くない。
なんらかの科学する心や
科学とは面白という気持ちが
残らねばならない。
当たり前だが、
なかなかできない難しいことである。
それをこの本は思い知らせてくれた。