2018年5月31日木曜日

052(1638) 天才までの距離 美術探偵・神永美有:2018.05.31

門井慶喜著「天才までの距離 美術探偵・神永美有」
を読んだ。
美術探偵の神永美有の行動(活躍ではない)を
友人で京都の4年制の美大の准教授となった
佐々木昭友の視点から書かれた連作短編集である。
主に佐々木の活躍が目立つものが多かった。
なかなか含蓄があり、おもしろものである。
他の作品も読みたくなった。
北森鴻と同じような作風の短編の凝方を感じた。
読んでいきたい作家となった。