姉小路祐著「再雇用警察官 0の構図」
を読んだ。
3つの事件からなる中編集である。
消息対策室の3名が活躍する。
主人公の安治川は再雇用警察官である。
届け出がされた件だけしか
捜査できない制限の中で
謎解きが進む。
その不自由さが面白い。
2024年9月28日土曜日
073(2281) 再雇用警察官 0の構図:2024.09.28
2024年9月22日日曜日
072(2280) 修道士の首:2024.09.22
井沢元彦著「修道士の首」
を読んだ。
身近にいる修道士(?)からみた
信長の周りで殺人事件が起こる。
連作の短編集である。
信長が探偵役として犯人を探求していく。
歴史上の人物を探偵役とする物語である。
2024年9月20日金曜日
071(2279) 再雇用警察官 完敗捜査:2024.09.20
姉小路祐著「再雇用警察官 完敗捜査」
を読んだ。
中年の夫婦から奥さんの行方不明届がだされた。
付き添いは、若い女性で以前補導したことがあった。
その直後、奥さんが山での滑落で
死亡していたことが判明する。
調べても滑落による事故死であった。
そして奥さんが亡くなった直後、
夫と娘が養子縁組をしていく。
そこに、もう一組の家族が関係が浮上していく。
複雑に入り組んだ事件だが、
消息対応室の3名が挑んで解決していく。
2024年9月18日水曜日
070(2278)義経幻殺録 :2024.09.18
井沢元彦著「義経幻殺録」
を読んだ。
芥川龍之介が、新進作家の頃、
大阪毎日の記者として中国に派遣された。
滞在記を依頼されていたが、
その本心の目的は、
源義経が清王朝の祖であったという
証拠を探すことであった。
その証拠を巡って殺人事件が続く。
その証拠は本当なのだろうか。
謎解きが龍之介と明智小五郎によってなされていく。
2024年9月16日月曜日
069(2277) 再雇用警察官 いぶし銀:2024.09.16
姉小路祐著「再雇用警察官 いぶし銀」
を読んだ。
高校時代のラクビー部の先輩から
失踪者の相談を受けた。
定年した後、
若い女性との結婚する事になった。
ところが、その女性が失踪したという。
調査を進めていくと、
昔の友人が殺害され、
先輩の長男も自殺していく。
やがて、失踪者も絞殺死体として発見される。
バラバラの事件が
調査を進めていくと、
関連が見てきた。
なかなかおもしろい展開となった。
2024年9月12日木曜日
068(2276) 義経はここにいる:2024.09.12
井沢元彦著「義経はここにいる」
を読んだ。
古美術商の南条圭が
義経の秘密を探りながら
やはり義経と平泉の金色堂の謎を
解いていくとこがもっとも面白い。
その一環で殺人事件の解決も進めていくが、
最後に関係者を集めて謎解きの集まりをするという
名探偵のパターンを示された。
2024年9月6日金曜日
067(2275) 再雇用警察官:2024.09.06
姉小路祐著「再雇用警察官」
を読んだ。
警官を定年しても再雇用で消息対応室に配属された。
それまで、死んだ弟夫妻の子ども二人を育て、
親の介護ため、定時で帰れる事務職で移動して定年した。
それまで刑事もしていたが、
消息対応室で刑事事件にも関与する。
なかなか面白い。
2024年9月1日日曜日
066(2274) 夏の陰:2024.09.01
岩井圭也著「夏の陰」
を読んだ。
殺人事件の加害者家族と被害者家族の関わりを
考える物語である。
剣道という武道を通じて対立関係を
示して問題提起をする。
岩井氏の作品は、どこか未熟さを感じるが
両者や周辺の人々に生じる緊張感の描写がうまい。