地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
芝村裕吏著「猟犬の旗」を読んだ。前作の前日譚である。前作の淡々としてストーリとは一転して、多くの人が被害に合うテロが次々と起こっていく。元スパイの主人公のスパイ同士の戦いとなる。全貌の説明がなく、前作の謎も少し解き明かされながら進む話である。続きが読みたくなる。