阿部夏丸著「峰雲へ」
(ISBN4-09-366451-X C0093)
を読んだ。
川を愛する子供たちが登場する小説だ。
著者がすごした川の情景を舞台にしている。
なかなか心に沁みる話であった。
2008年1月26日土曜日
2008年1月24日木曜日
6(373) 釣り上げては:2008.01.24
アーサー・ビナード著「釣り上げては」
(ISBN4-7837-1200-X C0092)
を読んだ。
詩集である。
詩集など読むのは何年ぶりだろうか。
実は調査のアーサー氏の対談を
聞いたことが発端である。
彼にとっての詩と何かという話が、
非常にわかりやすく説明されていた。
それでいて日本的な比喩や生活観を漂わせた
語り口から説明される詩が非常にわかりやすかった。
日本人の詩人から、このようなわかりやすい説明を
聞いたことがなかったので、
非常に新鮮に感じた。
彼は日本に来て、日本で生活して
日本語を覚えて、日本語で詩作を始めた。
最初の詩集がこの本である。
久しぶりに詩に触れたせいだろうか、
それとも彼の詩がいいのだろうか。
心にしみる何かを感じた。
(ISBN4-7837-1200-X C0092)
を読んだ。
詩集である。
詩集など読むのは何年ぶりだろうか。
実は調査のアーサー氏の対談を
聞いたことが発端である。
彼にとっての詩と何かという話が、
非常にわかりやすく説明されていた。
それでいて日本的な比喩や生活観を漂わせた
語り口から説明される詩が非常にわかりやすかった。
日本人の詩人から、このようなわかりやすい説明を
聞いたことがなかったので、
非常に新鮮に感じた。
彼は日本に来て、日本で生活して
日本語を覚えて、日本語で詩作を始めた。
最初の詩集がこの本である。
久しぶりに詩に触れたせいだろうか、
それとも彼の詩がいいのだろうか。
心にしみる何かを感じた。
2008年1月21日月曜日
5(372) カワウソがいる:2008.01.21
阿部夏丸著「カワウソがいる」
(ISBN4-591-08231-8 C8093)
を読んだ。
四国の川を舞台にした川ガキとカワウソ、
そして大人の物語である。
この小説は私の少年時代の川遊びと通じるものがある。
だから私には理解でき、ノスタルジーのようなものがあり
共感できる。
でも私の子供にこのような感覚がわかるだろうか。
なかなか難しい気がする。
川で遊ぶ楽しさ。
川で味わうスリル。
川の豊かさ。
川の爽快感。
川の危険。
そんなものを味わう環境や
機会が、今では失われつつある。
そんな気持ちを味あわせてやりたい。
彼の小説を読むといつもそう思う。
(ISBN4-591-08231-8 C8093)
を読んだ。
四国の川を舞台にした川ガキとカワウソ、
そして大人の物語である。
この小説は私の少年時代の川遊びと通じるものがある。
だから私には理解でき、ノスタルジーのようなものがあり
共感できる。
でも私の子供にこのような感覚がわかるだろうか。
なかなか難しい気がする。
川で遊ぶ楽しさ。
川で味わうスリル。
川の豊かさ。
川の爽快感。
川の危険。
そんなものを味わう環境や
機会が、今では失われつつある。
そんな気持ちを味あわせてやりたい。
彼の小説を読むといつもそう思う。
2008年1月15日火曜日
4(371) 生物と無生物のあいだ:2008.01.15
福岡伸一著「生物と無生物のあいだ」
(ISBN978-4-06-149891-4 C0245)
を読んだ。
生物の本質について
文学的な書き方がなされている。
独特の書き方である。
しかし、不思議な魅力がある。
彼の主張はジグソーパズルを埋める
動的平衡であるが、
それは人智の及ばない生命の神秘が
あるということである。
あまり科学史の表にでてこないが
重要な研究をなした研究者に
スポットを当てた話題がいくつかある。
そして彼らと著者の
かかわりがあることも知らされる。
面白い本であるが、
話題がとびとびになっているので
少々違和感があった。
最後に、月刊誌の連載が初出であることから
その違和感の原因であった。
(ISBN978-4-06-149891-4 C0245)
を読んだ。
生物の本質について
文学的な書き方がなされている。
独特の書き方である。
しかし、不思議な魅力がある。
彼の主張はジグソーパズルを埋める
動的平衡であるが、
それは人智の及ばない生命の神秘が
あるということである。
あまり科学史の表にでてこないが
重要な研究をなした研究者に
スポットを当てた話題がいくつかある。
そして彼らと著者の
かかわりがあることも知らされる。
面白い本であるが、
話題がとびとびになっているので
少々違和感があった。
最後に、月刊誌の連載が初出であることから
その違和感の原因であった。
2008年1月13日日曜日
3(370) 贋作遊戯:2008.01.13
赤木毅著「贋作遊戯」
(ISBN978-4-334-74337-6 C0193)
を読んだ。
詐欺師同士の詐欺を競い合う小説である。
昭和初期の雰囲気を舞台にしたものだが、
文体もそのころを意識して
独特の雰囲気をかもしだしている。
なかなか面白い小説である。
(ISBN978-4-334-74337-6 C0193)
を読んだ。
詐欺師同士の詐欺を競い合う小説である。
昭和初期の雰囲気を舞台にしたものだが、
文体もそのころを意識して
独特の雰囲気をかもしだしている。
なかなか面白い小説である。
2008年1月9日水曜日
2(369) 戦う物理学者!:2008.01.09
竹内薫著「戦う物理学者!」
(ISBN978-4-534-04265-1 C0042)
を読んだ。
これは、もともとミニ講義をもとした本である。
そために、話した内容からの文章なので、
厳密でない表現がいろいろ見当たった。
しかし、言わんとしている内容は理解できる。
対照的な物理学者を登場させ、
その業績や考え方に触れていくものである。
なかなか興味深いものであった。
(ISBN978-4-534-04265-1 C0042)
を読んだ。
これは、もともとミニ講義をもとした本である。
そために、話した内容からの文章なので、
厳密でない表現がいろいろ見当たった。
しかし、言わんとしている内容は理解できる。
対照的な物理学者を登場させ、
その業績や考え方に触れていくものである。
なかなか興味深いものであった。
2008年1月2日水曜日
1(368) フェイク:2008.01.02
楡周平著「フェイク」
(ISBN4-04-873524-1 C0093)
を読んだ。
年末から読み出した本だ。
銀座のボーイが金に絡む
いろいろな事件に巻き込まれて
金に関してのある意識を持つ話である。
その事件が詐欺や人との関係など
人間模様をかもし出す。
しかし、少々なにか弱い気がする。
それでも面白い小説である。
(ISBN4-04-873524-1 C0093)
を読んだ。
年末から読み出した本だ。
銀座のボーイが金に絡む
いろいろな事件に巻き込まれて
金に関してのある意識を持つ話である。
その事件が詐欺や人との関係など
人間模様をかもし出す。
しかし、少々なにか弱い気がする。
それでも面白い小説である。
2007年12月31日月曜日
82(367) 冥府の虜: 2007.12.31
高嶋哲夫著「冥府の虜」
(ISBN4-396-63182-0 C0093)
を読んだ。
この本は、著者が以前専門としていた
原子力を素材とした内容である。
なかなか面白いものであった。
この本が今年最後の読書記録となる。
(ISBN4-396-63182-0 C0093)
を読んだ。
この本は、著者が以前専門としていた
原子力を素材とした内容である。
なかなか面白いものであった。
この本が今年最後の読書記録となる。
2007年12月29日土曜日
81(366) アインシュタイン丸かじり:2007.12.29
志村史夫著「アインシュタイン丸かじり」
(ISBN978-4-10-610207-3 C0242)
を読んだ。
わかりやすくアインシュタインの1905年の
主要論文を解説している。
なかなか面白い本である。
彼の各一連の本は、
わかりやすく説明されているので
読みやすく楽に読みきれるのでいい。
思い返してみると彼の書いた本は
結構手元にあることに気づく。
書き方は気をてらうこともなく、
正攻法でただわかりやすく書いている。
数式も書かれているが、
もっと説明が欲しいと思えるくらいでとまるので、
より詳しい本を読みたくなる。
このような科学解説書では
それがベストであろう。
なかなかいい書き方である。
(ISBN978-4-10-610207-3 C0242)
を読んだ。
わかりやすくアインシュタインの1905年の
主要論文を解説している。
なかなか面白い本である。
彼の各一連の本は、
わかりやすく説明されているので
読みやすく楽に読みきれるのでいい。
思い返してみると彼の書いた本は
結構手元にあることに気づく。
書き方は気をてらうこともなく、
正攻法でただわかりやすく書いている。
数式も書かれているが、
もっと説明が欲しいと思えるくらいでとまるので、
より詳しい本を読みたくなる。
このような科学解説書では
それがベストであろう。
なかなかいい書き方である。
2007年12月22日土曜日
80(365) エビデミック:2007.12.22
川端裕人著「エビデミック」
(ISBN4-04-873801-9 C0093)
を読んだ。
川端氏の久々の本格小説である。
エピデミックとは、疫学のことである。
東京近郊で発生した原因不明の疫病を
早期に対処するために、架空のチームが対処を始める。
しかし、疫病ははやりだすが、
何とか対処し、抑えるという話である。
内容が疫学の原理を紹介しながら進むので
非常に専門性を楽しめて非常に楽しかった。
そしてさまざまな人間が現れていくので
小説としての面白さもある。
久しぶりに読む川端氏の本格小説であった。
(ISBN4-04-873801-9 C0093)
を読んだ。
川端氏の久々の本格小説である。
エピデミックとは、疫学のことである。
東京近郊で発生した原因不明の疫病を
早期に対処するために、架空のチームが対処を始める。
しかし、疫病ははやりだすが、
何とか対処し、抑えるという話である。
内容が疫学の原理を紹介しながら進むので
非常に専門性を楽しめて非常に楽しかった。
そしてさまざまな人間が現れていくので
小説としての面白さもある。
久しぶりに読む川端氏の本格小説であった。
79(364) くちぶえ番長:2007.12.22
重松清著「くちぶえ番長」
(ISBN4-10-134920-6 C0193)
を読んだ。
小学校4年生の男の子と転校してきた女の子の
友情物語である。
いわゆる青春小説である。
このような分野の小説を久しぶりに読んだ。
中篇だろうが少々読み応えに書けた。
しかし、久しぶりだったのでさわやかな感じがした。
(ISBN4-10-134920-6 C0193)
を読んだ。
小学校4年生の男の子と転校してきた女の子の
友情物語である。
いわゆる青春小説である。
このような分野の小説を久しぶりに読んだ。
中篇だろうが少々読み応えに書けた。
しかし、久しぶりだったのでさわやかな感じがした。
2007年12月15日土曜日
78(363) はやぶさ 不死身の探査機と宇宙研の物語:2007.12.15
吉田武著「はやぶさ 不死身の探査機と宇宙研の物語」
(ISBN4-344-98015-8 C0295)
を読んだ。
数学の話を書いていた吉田氏の
科学技術についての本である。
JAXAの全面協力は受けているが、
情報自体は公開されているものだけを使って、
それをわかりやすく、
そして彼なりの思い入れと書き方で紹介している。
なかなか面白い本であった。
(ISBN4-344-98015-8 C0295)
を読んだ。
数学の話を書いていた吉田氏の
科学技術についての本である。
JAXAの全面協力は受けているが、
情報自体は公開されているものだけを使って、
それをわかりやすく、
そして彼なりの思い入れと書き方で紹介している。
なかなか面白い本であった。
2007年12月9日日曜日
77(362) 石はきれい、石は不思議:2007.12.09
堀秀道ほか著「石はきれい、石は不思議」
(ISBN4-87275-841-2 C0370)
を読んだ。
こんな石の表現の仕方があるのかと思った。
石は自然のままか、研究素材にされてたものか、
私は2分してみていた。
自然物である石を
人工的にピックアップして、分類して
自然物の砂や浜の中で
再配置したものも十分訴えるものがある。
そんなことをこの冊子が教えてくれた。
INAXのギャラリーで展示の図録のようだ。
すばらしい本である。
(ISBN4-87275-841-2 C0370)
を読んだ。
こんな石の表現の仕方があるのかと思った。
石は自然のままか、研究素材にされてたものか、
私は2分してみていた。
自然物である石を
人工的にピックアップして、分類して
自然物の砂や浜の中で
再配置したものも十分訴えるものがある。
そんなことをこの冊子が教えてくれた。
INAXのギャラリーで展示の図録のようだ。
すばらしい本である。
76(361) 昆虫力: 2007.12.09
赤池学著「昆虫力」
(ISBN4-09-387543-X C0095)
を読んだ。
昆虫の持つさまざまな機能を紹介したものだ。
紹介が多く、深みを感じなかった。
やはりこのような本は
中心人物からいろいろな話を
展開した方が面白い気がした。
ただし、扱っている個々の内容は
面白いものであった。
だから余計に残念であった。
(ISBN4-09-387543-X C0095)
を読んだ。
昆虫の持つさまざまな機能を紹介したものだ。
紹介が多く、深みを感じなかった。
やはりこのような本は
中心人物からいろいろな話を
展開した方が面白い気がした。
ただし、扱っている個々の内容は
面白いものであった。
だから余計に残念であった。
2007年12月8日土曜日
74(359) 宇宙と大地 農のある暮らし:2007.12.08
秋山豊寛著「宇宙と大地 農のある暮らし」
(ISBN4-00-000180-9 C0095)
を読んだ。
日本人最初の宇宙飛行士秋山氏の本を
久しぶりに読んだ。
あまりたくさん書かれているわけではない。
しかし、彼の生き方には私にはまねのできない潔さがある。
そんなことを改めに感じさせられた。
(ISBN4-00-000180-9 C0095)
を読んだ。
日本人最初の宇宙飛行士秋山氏の本を
久しぶりに読んだ。
あまりたくさん書かれているわけではない。
しかし、彼の生き方には私にはまねのできない潔さがある。
そんなことを改めに感じさせられた。
2007年11月23日金曜日
73(358) 朽ちる散る落ちる:2007.11.23
森博嗣著「朽ちる散る落ちる」
(ISBN4-06-182252-7 C0293)
を読んだ。
前に起こったが事件現場で更なる事件が
起きたという設定である。
さらにもう一つ、帰還した有人衛星のなかで
起こった密室殺人である。
これらが関連あるというストーリーである。
どうもトリックが大掛かり過ぎて
なじめないものであるが、
以前からこの作家を読んでいたいたのと
主人公の個性に魅力を感じている。
しかし、この作家もそろそろ卒業かもしれない。
(ISBN4-06-182252-7 C0293)
を読んだ。
前に起こったが事件現場で更なる事件が
起きたという設定である。
さらにもう一つ、帰還した有人衛星のなかで
起こった密室殺人である。
これらが関連あるというストーリーである。
どうもトリックが大掛かり過ぎて
なじめないものであるが、
以前からこの作家を読んでいたいたのと
主人公の個性に魅力を感じている。
しかし、この作家もそろそろ卒業かもしれない。
2007年11月17日土曜日
72(357) 捩れ屋敷の利鈍:2007.11.17
森博嗣著「捩れ屋敷の利鈍」
(ISBN4-06-182231-4 C0293)
を読んだ。
この本も設定が異常で、トリックも異常である。
そして最後にはあまり驚かないトリックが披露される。
十分吟味されずに書かれたような気がする。
それを補うためだろうか、
2つのシリーズの主人公が出てきて競演しあう。
それだけが面白さといえる。
(ISBN4-06-182231-4 C0293)
を読んだ。
この本も設定が異常で、トリックも異常である。
そして最後にはあまり驚かないトリックが披露される。
十分吟味されずに書かれたような気がする。
それを補うためだろうか、
2つのシリーズの主人公が出てきて競演しあう。
それだけが面白さといえる。
71(356) 六人の超音波科学者:2007.11.17
森博嗣著「六人の超音波科学者」
(ISBN4-06-182204-7 C0293)
を読んだ。
設定が異常で、トリックも異常、
このような異常を好む人もいるのだろうが、
私は余り好まない。
しかし、それでも読むのは、
主人公が魅力的だからであろう。
小説のひとつの重要なファクターとして
主人公のキャラクターがあるのだろう。
そんなことを感じながら読んだ。
(ISBN4-06-182204-7 C0293)
を読んだ。
設定が異常で、トリックも異常、
このような異常を好む人もいるのだろうが、
私は余り好まない。
しかし、それでも読むのは、
主人公が魅力的だからであろう。
小説のひとつの重要なファクターとして
主人公のキャラクターがあるのだろう。
そんなことを感じながら読んだ。
2007年11月11日日曜日
70(355) ズッコケ中年三人組age41:2007.11.11
那須正幹著「ズッコケ中年三人組age41」
(ISBN4-591-09530-4 C0093)
を呼んだ。
昔の本の登場人物が人気占い師として再度登場する。
最近のテレビをネタにしたようなストーリーである。
子供も読める単純明快なものだが、
どこか腑に落ちない理不尽さがあるのは、
大人の小説を意識してのことなのだろうか。
(ISBN4-591-09530-4 C0093)
を呼んだ。
昔の本の登場人物が人気占い師として再度登場する。
最近のテレビをネタにしたようなストーリーである。
子供も読める単純明快なものだが、
どこか腑に落ちない理不尽さがあるのは、
大人の小説を意識してのことなのだろうか。
2007年11月10日土曜日
69(354) 無限連鎖: 2007.11.10
楡周平著「無限連鎖」
(ISBN4-16-321460-7 C0093)
を読んだ。
イスラム原理主義者によるテロを題材にした
サスペンスである。
面白いのだが、2つの点がすごく気になった。
終わりが良くない点と、もうひとつは、
2つのストーリが展開されるのだが、
その関係が希薄で、
連作中篇を二つ読まされたような気になる点である。
(ISBN4-16-321460-7 C0093)
を読んだ。
イスラム原理主義者によるテロを題材にした
サスペンスである。
面白いのだが、2つの点がすごく気になった。
終わりが良くない点と、もうひとつは、
2つのストーリが展開されるのだが、
その関係が希薄で、
連作中篇を二つ読まされたような気になる点である。
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