地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
高田崇史著「QED ~ortus~ 白山の頻闇」を読んだ。中編の「白山の頻闇」では、金沢の白山神社にまつわる伝承である。金沢で奈々の妹の沙織夫婦が巻き込まれた殺人事件が関係する。手取川と「白」に関する謎が関連していく。短編の「江戸の弥生闇」は、奈々が大学1年生の頃の話で、吉原の伝承と、遊女らの物語を読み解いてく。