2025年4月27日日曜日

035(2342) 核物質護衛艦隊出撃す(下) :2025.04.27

大石英司著「核物質護衛艦隊出撃す(下) 」
を読んだ。
いよいよ自衛隊のサイレントコアとの
直接決戦になる。
連続的に作戦が進行していくので、
攻防が連続しいてストーリに変動が少ない。
もっと激しい攻防があるかと思ったが、
最後は少々あっけなく終わった。
しかし、なかなかおもしろかった。
サイレントコアシリーズも今後読んでいきたい。

2025年4月24日木曜日

034(2341) 核物質護衛艦隊出撃す(上) :2025.04.24

大石英司著「核物質護衛艦隊出撃す(上) 」
を読んだ。
日本国が、再処理核燃料をフランスから輸送することになった。
プルトニウムは原爆の原料にもなる。
テロリストの標的のなりそうである。
アメリカ海軍が、途中まで護衛し、
日本領海内は日本の解除保安庁が護衛することになっていた。
ただし、訓練として海上保安庁の巡視船も同行していた。
日本の新造の特別仕様の核燃料専用の
コンテナ船が襲われ、傭兵部隊に乗っ取られる。
イスラエルの特殊部隊が奪還にいったが
逆襲され、撤退してしまった。
陸海空自衛隊が出撃してきた。
攻防が続く。

2025年4月17日木曜日

033(2340) ルビィ:2025.04.17

吉川英梨著「ルビィ 女性秘匿捜査官・原麻希」
を読んだ。
リクルータを警察上層部や政治家の
思惑で海外逃亡させられたと思っていたら、
実は日本で特別な部屋で監禁されていた。
それなのに
リクルータに関連した事件が起こ出した。
夫がその対応の中心となっていた。
そこに殺人事件と大量誘拐事件が同時に起こる。
これまでの関係者も次々と出てくる。
このシリーズの最終巻となる。

2025年4月13日日曜日

032(2339) エリカ:2025.04.13

吉川英梨著「エリカ 女性秘匿捜査官・原麻希」
を読んだ。
リクルーターの自殺体が見つかった。
DNA鑑定によって確認された。
しかし、麻希の調査により
終盤には思わぬ展開が続く。
どんでん返しが次々と起こり、
想定外の明らかになってくる。

2025年4月10日木曜日

031(2338) マリア:2025.04.10

吉川英梨著「マリア 女性秘匿捜査官・原麻希
を読んだ。
奈良の事件で自覚謹慎中の原麻希は
熱血刑事の原田とともにある女性の不審死を調べていくと
女子校のチアリーダーたちに行き着く。
そこでも殺人事件が起こり、
調べていくとの保険金殺人が起こっている事がわかってきた。
シリーズで進んでいくが、
なかなかおもしろい。

2025年4月9日水曜日

030(2337) QED 伊勢の曙光:2025.04.09

高田崇史著「QED 伊勢の曙光」
を読んだ。
QEDの完結編になる。
これまでの伊勢神社や日本の記紀、邪馬台国
卑弥呼など大きな謎を解き明かすような内容となっている。
殺人事件や自殺などが連続する。
その背景が日本の過去の歴史に関係してい区。
また祟と奈々の関係も進展する。
まだまだ続編となる作品もある。

2025年4月2日水曜日

029(2336) 特殊作戦群、追跡す!(下):2025.04.02

大石英司著「特殊作戦群、追跡す!(下)」
を読んだ。
サイレント・コアのメンバーが、
ピノキオと呼ばれている遺伝子操作された
クローンの兵士を倒していく。
その前に高校生との会話で
心らしきものを持ち出した。
サイレント・コアに全滅させられたときも
心が現れたような最後が見える。
今後の継続も気になるが
続きはないようだ。

2025年3月31日月曜日

028(2335) 特殊作戦群、追跡す!(上):2025.03.31

大石英司著「特殊作戦群、追跡す!(上)」
を読んだ。
元記者の鉄道事故がある。
その記者は失踪した科学者を追っていたようだ。
自衛隊基地の小規模な襲撃があった。
そして佐渡の基地では襲撃事件で多数の死人が出た。
どうも異常に高い戦闘の力をもった兵たちのようだ。
陸自特殊部隊「サイレント・コア」という
シリーズのようだ。
面白いストーリで引き込まれていく。

2025年3月23日日曜日

026(2333) QED 出雲大遷宮:2025.03.23

高田崇史著「QED flumen 出雲大遷宮」
を読んだ。
単行本では、「出雲神伝説」の巻末に
9年後の話が書かれている。
短編だったが、
合本の中だったので区分がわからなった。
小松崎が結婚していて
連れ子の5歳の息子がいる。

2025年3月22日土曜日

025(2332) アゲハ:2025.03.22

吉川英梨著「アゲハ 女性秘匿捜査官・原麻希」
を読んだ。
警視庁の捜査一課に勤務していたが原麻希だが
いろいろなトラブルで鑑識課で働いている。
キャリアの上司だが同い年の戸倉可奈子と気があった。
8年前のレイプ事件があり戸倉は左遷、
同僚たちも離れていった。
そして現在、戸倉が戻ってきて
家探しをしている時
事件が起こる。
そこに8年前から現在に続く因縁があった。

2025年3月19日水曜日

024(2331) QED 出雲神伝説:2025.03.19

高田崇史著「QED 出雲神伝説」
を読んだ。
京都や奈良など日本各地に出雲の地名や神社がある。
奈良には、特にゆかりがありそうだ。
奈良で連続殺人事件が起こる。
そこには出雲神流という
忍者集団と関係がありそうな
メッセージが残されていた。
今回は崇が事件の謎解きを
警察のいる場で進めていく。
高校時代の教師など
昔の巻ででてきた人物も登場する。

2025年3月15日土曜日

023(2330) 警視庁情報官:2025.03.15

濱嘉之著「警視庁情報官 シークレット・オフィサー」
を読んだ。
警視庁の叩き上げの黒田を主人公とした物語だが、
話しが転々と転がる。
公安や情報に関する警視庁、警察庁などの
内容が多くなっている。
最後の警視庁情報室の役割で
政官財の大きな犯罪が摘発される。
最後には、情報室が解体されていく。
もう少しストーリーのしっかりしたものが望ましい。

2025年3月8日土曜日

022(2329) 遺伝子の秘密を解明した二人:2025.03.08

牧野武文著「遺伝子の秘密を解明した二人:
ジェームズ・ワトソンとフランシス・クリック レトロハッカーズ」
を読んだ。
秀才のワトソンと多彩なクリックが専門家の
専門家同士の競争や
競争に参加してきた大御所などの
隙間を縫うよにしてDNAの
二重らせんの構造を明らかにしてしまう。
それがわかった瞬間に大御所も内容を認めた。
たった2ページの論文でノーベル賞を取ってしまう。
そんな劇的な物語であった。

2025年3月7日金曜日

021(2328) QED 諏訪の神霊:2025.03.07

高田崇史著「QED 諏訪の神霊」
を読んだ。
今回は諏訪の御柱の祭りについての謎解きである。
また、諏訪神社には、
御頭祭(おんとうさい)という奇妙な祭りもある。
その地元で連続殺人事件が起こる。
桑原崇と棚旗奈々が諏訪を訪れ
崇の中学校の同級生が案内をしていく。
祭りと殺人拳がリンクしていく。

2025年2月28日金曜日

020(2327) コロリョフとスプートニク:2025.02.28

牧野武文著「人類を宇宙に送りだした男:
コロリョフとスプートニク レトロハッカーズ」
を読んだ。
ソビエトの宇宙開発の中心人物であった
コロリョフについての話である。
コロリョフは人類を月に送り込みたかった。
米ソの冷戦中だったので
軍事目的でのロケット製作を強いられた。
だが、うまく駆け引きをしながら
宇宙への進出の技術も開発していった。
そして、常にソビエトはアメリカに先行していた。
だが、彼が力尽きた直後に、
ソビエトはアメリカに栄光を攫われる。

2025年2月27日木曜日

019(2326) QED 九段坂の春:2025.02.27

高田崇史著「QED ~flumen~ 九段坂の春」
を読んだ。
短編集である。
桑原崇、奈々、小松崎、御名形の
それぞれの中学生、 高校生、
大学生、大学院生の時代の話が展開する。
主人公は異なっているが
脇役で登場してくる。
また本編に登場する脇役もいろいろと登場する。
連作で事件の首謀者が
それぞれに現れている。
最後に、事件が御名形によって解決される。

2025年2月21日金曜日

018(2325) マウナケア・プロジェクト:2025.02.21

幸村百理男著「マウナケア・プロジェクト」
を読んだ。
ハワイ島のウィリス家にノボルは行き、
しばらく滞在する。
天才ソフィアの不思議な振る舞い
そしてこのシリーズで続く
不思議な世界観が続く。

2025年2月17日月曜日

017(2324) QED 河童伝説:2025.02.17

高田崇史著「QED 河童伝説」
を読んだ。
福島県相馬市の野馬追祭りを
見に行くことにした一行は、
崇が突然、遠野に出かけて
その夜に合流した。
成田では連続殺人事件が起こり、
相馬市でも殺人が起こる。
いずれも河童伝説に関連しているようだ。

2025年2月12日水曜日

016(2323) 滴水古書堂の名状しがたき事件簿 1:2025.02.12

 黒崎江治著「滴水古書堂の名状しがたき事件簿 1」
を読んだ。
大学を卒業したが就職先がなく、
ついつい古書店にアルバイトとして働く。
店主の古戸は、
「名状しがたい」怪奇に関するものも扱う。
自身も怪奇の人物である。
短編集担っている。
それぞれ長編にすると面白そうだが
短編にしている。

2025年2月8日土曜日

015(2322) 対中工作:2025.02.08

濱嘉之著「オメガ 対中工作」
を読んだ。
アフリカを舞台に、中国製の
武器の違法コピーが
不正に輸出されている。
そこに中国の共産党幹部が絡んでいる。
日本の諜報課のエージェントたちが暗躍していく。

2025年2月4日火曜日

014(2321) 自働そろばんと空中飛船:2025.02.04

牧野武文著「自働そろばんと空中飛船:
日本最初の機械式計算機 レトロハッカーズ」
を読んだ。
日本ではタイガー計算器が一斉を風靡し、
それが最初の機械式計算機と考えられていた。
しかし、矢頭良一が日本で最初の
計算機を独自に開発していた。
その事実が森鴎外の「小倉日記」の
発見とその中の記載で明らかになってきた。
発掘していくといくつかの資料が見つかり
本当に開発されていたことがわかってきた。
しかし、矢頭の目標は空中飛船であったが
そのj引っ帯はよくわかっていない。

2025年2月3日月曜日

013(2320) 御霊将門:2025.02.03

高田崇史著「QED ~ventus~ 御霊将門」
を読んだ。
今回は、花見にいくつもりが
平将門のゆかりの地として、1日目は都内で、
2日目は水戸から成田山に出かけていく。
そこに最近登場している神山禮子のい
物語がサイドストーリとして語られる。

2025年2月1日土曜日

012(2319)シモーネとの再開 :2025.02.01

幸村百里男著「東大病院の天使 シモーネとの再開」
を読んだ。
前作の続編である。
5年前の出会い、
その後の情報漏洩によって
処分が執行されるときに再開、
そして研修医となって5年後の再開の様子が
それぞれの時空が入り乱れて語ら

2025年1月31日金曜日

011(2318) オメガ:2025.01.31

濱嘉之著「オメガ 警察庁諜報課」
を読んだ。
警察庁内に目立たぬように設けられた諜報課は
通称「オメガ」と呼ばれている。
そこには、警視庁や警察庁から
有能な捜査官が引き抜かれている。
他にも退職して隠れた企業へ転職している人材もいる。
北朝鮮からの高品質のアヘンが
中国に移送され純度の高い麻薬に
加工されていることがわかってきた。
それの3つの施設を
それぞれ一人で破壊していく。

2025年1月28日火曜日

010(2317) 電柱鳥類学:2025.01.28

三上修著「電柱鳥類学 スズメはどこに止まってる?」
を読んだ。
鳥類の研究者が
電柱や電線に止まる鳥類を研究したものである。
電柱、電線が新しい環境で
鳥類の生活圏に登場している。
今後、地下への埋設が進むと
この環境は来ていくだろう。
また著者の研究も
一般化ができないので難しいものがありそうだ。
しかし、マニアックで面白いものであった。

2025年1月26日日曜日

009(2316) まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書:2025.01.26

阿部幸大著「まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書」
を読んだ。
評判の本だが、多数書いている人間
査読をしている側からすると
そこまで考えていない。
初学者のテクニックとしていいのかもしれない。
著書の後半、なぜ研究をするのか
それを各自が見出すことこそが重要であろう。
それを見つけ出すことが重要である。
自然科学の研究、少なくとも私は、
まずテーマありきである。
テーマに基づいてデータ収集に入る。
それをまとめているうちに
好奇心で次々とテーマが連鎖していく。
そんな研究スタイルになっている。
あまり参考にはならなかった。

2025年1月25日土曜日

008(2315) 東大理三の悪魔:2025.01.25

幸村百理男著「東大理三の悪魔」
を読んだ。
東大理三の人物たちが登場しているが、
だれもが一時代の
ぐうたらな当たり前の大学生の
生活をしている者たちである。
そんな中、東大理三の人たちが驚く
とんでもない天才がいることを知る。
主人公がその天才と接点を持ち、
そこから不思議な世界へと入っていく。
なかなかおもしろい内容であった。
三部作なので次も読んでいこう。

2025年1月23日木曜日

007(2314) 小さな大量破壊兵器:2025.01.23

牧野武文著「小さな大量破壊兵器:
ミハイル・カラシニコフとAK47 レトロハッカーズ」
を読んだ。
AKアサルトライフルの歴史である。
カラシニコフが開発したものである。
大量に作られ大量に使用された。
そのライフルはもっとも人を
殺した武器だと考えられる。
そんな開発の歴史がまとめられている。

2025年1月22日水曜日

006(2313) 変幻:2025.01.22

今野敏著「変幻 同期」
を読んだ。
同期シリーズの三作目で完結編となる。
大石が皆と会食していると
「しばらく会えなくなる」という。
そして音信不通となる。
宇田川は殺人事件の調査をはじめると
監視カメラに大石らしき人物が写っていた。
潜入捜査らしい。
そしてその先入先が殺人事件と関連しているようだ。
もと公安の同期の蘇我も絡み、
複雑だた予期せぬ展開となっていく。

2025年1月18日土曜日

005(2312) 毛沢東三国演義:2025.01.17

牧野武文著「毛沢東三国演義:
中国をつくり、中国を破壊した英雄 レトロハッカー」
を読んだ。
中国の偉大な指導者毛沢東の生涯と
政治的な活動を概観したものである。
現在も尊敬されている毛沢東だが、
植民地化した中国をひとつの国にするために
苦労しながら、各種の交渉をしながら
共産主義社会をつくりあげた。
列強の植民地化から脱し
ひとつの国にするためは
このような方法もやむないのかもしれなかった。
しかし、破壊したもの、粛清した人も多かった。
そんなプラスマナイスを考えるための、
振り返りも重要なのかもしれない。

2025年1月16日木曜日

004(2311) QED 神器封殺:2025.01.15

高田崇史著「QED 神器封殺」
を読んだ。
前巻の続きの物語です。
時系列は継続しながら
新しい殺人事件が2つも起こる。
歴史は熊野から和歌山に移動するが、
そのスケールは日本全土に広がっていく。
毒草師を名乗る御名形史紋が登場するが
祟の同じかそれ以上に切れ者のようである。

2025年1月11日土曜日

003(2310) 欠落:2025.01.11

今野敏著「欠落 同期」
を読んだ。
同期の大石陽子がSITに移動し、
前回の事件で一緒になった土居も
警視庁の本部に移動してきた。
大石が立てこもり事件の人質の身代わりなり連れされた。
一方、宇田川が殺人事件に対応しているとき
同期の蘇我から連絡があった。
宇田川の事件が実は別の場所の起こっていた
2つの殺人事件と関係がありそうに見えてきた。
すると公安が介入してきた。
身代わり人質事件にも公安が介入してきた。
2つの事件が関連していく。

2025年1月8日水曜日

002(2309) ヒトイチ:2025.01.08

濱嘉之著「ヒトイチ 警視庁人事一課監察係」
を読んだ。
監察官の係長榎本を中心とする
警察内部の不正を追求していく物語である。
疑われた警官は個人情報が
丸裸にされていく。
著者が警察庁にいたときの
経験をもとに執筆している。
中編が3つはいっている。

2025年1月3日金曜日

001(2308) 同期:2025.01.03

今野敏著「同期」
を読んだ。
警視庁捜査一課の宇田川は刑事としてだま新米である。
警察学校で同期の蘇我は公安にいた。
所轄の事件で応援で駆り出され、
逃げた組員の追跡中に撃たれそうになったところ
同期の蘇我に助けられた。
その直後に、蘇我は懲戒免職になる。
理由がわからず、調べていくと
上司から中止を命じられる。
そんな不思議なことからストーリが展開していく。