2005年1月27日木曜日

5(189) ジェイムズ・ハットン: 2005.01.27

ジャック・レプチェック著「ジェイムズ・ハットン」
(ISBN4-393-32219-3 C0010)
を読んだ。
期待はずれであった。
もっと詳細なハットンの生活、研究内容などの
紹介があるのかと思ったが、
あまりにも周辺事情ばかりの紹介で、興ざめした。
詳細なウインチェスターの伝記を
呼んだせいだろうか。
ハットンは、当地の科学界に革命を起こした。
その革命の内容があまりに貧弱にしか伝えられていない。
これでは、ハットンの偉業が矮小化されてしまう。
非常に残念である。

2005年1月15日土曜日

4(188) 直感でわかる数学: 2005.01.15

畑村洋太郎著「直感でわかる数学」
(ISBN4-00-005679-4 C3041)
を読んだ。
羽田の飛行場で買った本だ。
待ち時間と乗り物に乗っている時間で読みきった。
読みやすい本である。
目標は良くわかるのだが、
面白くなかった。
それよりもなぜ岩波書店が
なぜこのような本を出すのか理解に苦しむ。
体裁も岩波らしくない。

3(187) 博士と狂人: 2005.01.15

サイモン・ウィンチェスター著「博士と狂人」
(ISBN4-15-208220-8 C0082)
を読んだ。
やはり彼の著書はきっちりとした取材、
資料集めがしてあるので、面白い。
ジャーナリストの徹底した取材による面白さが
伝わってくる良書であった。

2005年1月2日日曜日

2(186) 川と海辺にチャレンジ: 2005.01.02

地学団体研究会編「川と海辺にチャレンジ」
(ISBN4-272-40513-6 C8344)
を読んだ。
川と海辺で総合的な学習をするための本である。
しかし、内容が少し中途半端な気がする。
子供が読む、読み物風にしようとしているが、
内容が教師が教える副教材的な書き方だ。
だから面白い素材なのに
中途半端な気がするのだろう。

1(185) かわをのぼろう 石のふるさとさがし: 2005.01.02

渡辺一夫著「かわをのぼろう 石のふるさとさがし」
(ISBN4-447-00894-5)
を読んだ。
以前に目を通した本だ。
図書館で見つけたので、
今度はしっかり読もうと借りた。
私がやりたいことをやっているような気がする。
でも、これでは地質学者のすべきことがなくなる。
しかし、もっと面白く踏み込んだことを
考えなければならない。
そんなことを考えさせてくれた。