2013年3月30日土曜日

29(931) 写楽・考: 2013.03.30


北森鴻著「写楽・考」
(ISBN978-4-10-120723-0 C0193)
を読んだ。
蓮丈那智フィールドノートの3冊目である。
最後の写楽・考は中編で
この本の半分近く占めている。
短編では物足りなくなっていたが、
これらくの内容なら長編であった欲しい。
最後の4巻は長編なので楽しみだ。
民俗学ミステリーにはまってしまった。

2013年3月26日火曜日

28(930) 触身仏: 2013.03.26


北森鴻著「触身仏」
(ISBN4-10-120722-4 C0193)
を読んだ。
蓮丈那智フィールドファイルIIと副題がついている。
民俗学者を主人公としたものである。
今回は大学を舞台とする短編がいる。
登場人物も温海がましてきた。
続いてIII作目を読みだした。

2013年3月24日日曜日

27(929) 横道世之介: 2013.03.24


吉田修一著「横道世之介」
(ISBN978-4-620-10743-1 C0093)
を読んだ。
現代版三四郎だろうか。
いや、三四郎にはないものもある。
世之介には、三四郎にない
明るさ、やるせなさ、気だるさなど、
現代の若者に共通するものがある。
あまりストーリが淡々と進むので
飽きそうになるのだが、
ついつい最後まで読んでしまう。
そんな魅力がある。
シリーズなので続きも読みたいものだ。

2013年3月19日火曜日

26(928) 凶笑面: 2013.03.19


北森鴻著「凶笑面」
(ISBN4-10-120721-6 C0193)
を読んだ。
民俗学を素材にしたミステリーだ。
蓮丈那智が主人公の短篇集になっている。
民俗学だけにしてもいいのではないかと 思える。
なかなか面白い。
シリーズなので続きも読みたいものだ。

2013年3月18日月曜日

25(927) 空飛ぶ広報室: 2013.03.18


有川浩著「空飛ぶ広報室」
(ISBN978-4-344-02217-1)
を読んだ。
面白いが、無難にまとめた気がする。
航空自衛隊広報室を舞台にした話だ。
広報室から話をもちかけて、
取材を続けてかいたそうだ。
2011年の夏に発刊予定であったが
3.11があったため、
新たに取材をして2012年の夏に出版された。
そこに3.11の松島基地のことが
書き加えられたそうだ。

2013年3月12日火曜日

24(926) ビプリア古書堂の事件手帖 4: 2013.03.12


三上延著「ビプリア古書堂の事件手帖 4」
(ISBN978-4-04-891427-7 C0193)
を読んだ。
なかなか練られた構成である。
以前からの伏線も進んでいる。
伏線の大きな展開もある。
なかなかおもしろくなってきた。

2013年3月6日水曜日

23(925) 海賊とよばれた男 下: 2013.03.06


百田尚樹著「海賊とよばれた男 下」
(ISBN978-4-06-217565-4 C0093)
を読んだ。
上巻に続いて下巻も読んだ。
出光佐三を題材にした小説である。
国際石油メジャーと大英帝国を敵に回して
日本人としての正義をもとに戦った。
戦前、戦後もその精神は一貫していた。
こんな物語があったとは知らなかった。
なかなか面白い話しである。

2013年3月5日火曜日

22(924) 現役・東大院生の速読術: 2013.03.06


原田考太著「現役・東大院生の速読術」
(ISBN978-4-903853-94-9 C0030)
を隙間時間で読んだ。
この手の本の書いてあることは抱いた一緒だ。
目の訓練、瞬間的画像的な視野など。
訓練が必要なのはわかるが、
かなかそれができないから苦労するのだ。

2013年3月4日月曜日

21(923) 海賊とよばれた男 上:No. 4333 2013.03.04


百田尚樹著「海賊とよばれた男 上」
(ISBN978-4-06-217564-7 C0093)
を読んだ。
出光興産の創始者である
出光佐三をモデルとした小説である。
石油のアメリカのメジャーと、
一人戦った男の一代記である。
単に出世物語ではなく、
日本を考えたサムライの話しである。
続けて下巻も読みだした。