2019年12月31日火曜日

147 デジタル読書:2019.12.31

今年は、紙の本をほとんど読まなかった。
しかし、読みたい紙の本もあるのだが、
それはひとえに、持って読むが重くて大変だからだ。
読む時間が朝夕のひと時なので
大して時間が取れないのと、
読む速度が遅いので、読める冊数は少ない。
それでも楽しみのために読んでいるので
時間は気にしない。
それより面白い本で読みたいのだが
読めないものがたまっていく。
目の前や本立に貯まることがないので いいとしよう。
いつでもとりだせて読めるのだから。
そしてなんといっても死んでからの
処分に悩ませなくいいのだから。
でも部屋一杯の紙の本もあるのだが。

2019年12月30日月曜日

146(1850) フェイダーリンクの鯨 クレギオン:2019.12.30

野尻抱介著「フェイダーリンクの鯨 クレギオン」
を読んだ。
スペースオペラ、クレギオンの第2弾である。
わかりやすいの展開、限られた登場人物なので
読みやすく、一気に読める。
まとめ買いをしたので、
次々と読めてしまうが、
少し一段落にする。

2019年12月28日土曜日

145(1849) ヴェイスの盲点 クレギオン:2019.12.28

野尻抱介著「ヴェイスの盲点 クレギオン」
を読んだ。
クレギオンは、野尻抱介の最初の作品である。
零細企業のミリガン運送は、
社長ロイドと女性パイロットのマージだけの会社である。
唯一しかないアルフェッカ号の故障ために、
惑星ヴェイスへの機雷原を通る。
しかし、その機雷原のナビゲーターが問題があった。
しかしもっと問題がその背景にはあった。

2019年12月26日木曜日

144(1848) 大絵画展:2019.12.26

望月諒子著「大絵画展」
を読んだ。
ゴッホの「医師ガシェの肖像」がオークションで
日本人が競り落とした。
その価格は180億であった。
その絵は銀行がバブルのときに担保で押さえた。
しかしそれは今、倉庫で眠る。
それを盗んでコンゲームである。

2019年12月23日月曜日

143(1847) ロスト:2019.12.22

呉勝浩著「ロスト」
を読んだ。
誘拐犯がコールセンターに電話をしてきた。
誘拐された女性はアイドルをしていることを隠して勤めていた。
警察に連絡し、身代金は1億円、100人の刑事に運ばせ、
遅れがあったので耳が切り取られた。
やがてバラバラにされた死体が見つかる。
嵌められたタレント事務所とタレント、
犯人と事務所社長との関係、副社長のタレントの関係
真相は複雑な様相を呈してくる。
なかなか緊迫したミステリーである。

2019年12月14日土曜日

142(1846) 臥龍:2019.12.14

今野敏著「臥龍 横浜みなとみらい署暴力犯係」
を読んだ。
みなとみらい署暴対係係長に諸橋と城島は、
ダークドラゴンの半グレたちを逮捕する。
その直後、関西系ヤクザの組長が射殺される。
暴対法、排除条例などで暴力団は締め付けられているが、
半グレはそこから外れている。
中盤、長い中だるみがあるので少々開きてきたが、
続きでこのシリーズを読んだせいかも

2019年12月11日水曜日

141(1845) ライジング・ロード:2019.12.11

高嶋哲夫著「ライジング・ロード」
を読んだ。
大手電機メーカーをやめた陽子は
三流大学の非常勤講師としてやとわれる。
ソーラーカーレースにでて優勝し、大学の名を上げることであった。
やる気のない学生、資金もない、技術もない。
そこから昔の仲間、地域の協力や工夫で
ソーラーカーを作り上げていく。
地区大会を勝ち抜き、全国大会に繰り上げで出場がきまった。
その時震災がくる。
学生たちはボランティアをしながら、
再び大会に向けて挑戦をはじめる。
高嶋氏の作品は面白い。

2019年12月9日月曜日

140(1844) 逆風の街:2019.12.09

今野敏著「逆風の街 横浜みなとみらい署暴力犯係」
を読んだ。
神奈川県のみなとみらい署の暴力犯係が舞台である。
係長の諸橋は暴力団以上に暴力的である。
しかし、暴力団を嫌っている。
諸橋と城島のコンビがいい。
地元の暴力団に潜入捜査をしている警官が殺された。
地元の印刷屋で取り立てをしてる暴力団と
抗争しているうち、
上部からの捜査中止命令がくる。
それでも捜査を続けていると、

2019年12月6日金曜日

139(1843) 殺人は、甘く切ない薔薇の香り:2019.12.06

如月恭介著「殺人は、甘く切ない薔薇の香り」
を読んだ。
悪党を闇で制裁していく男と女。
それをサポートする権力者。
不思議な設定の小説ある。
制裁が悪であるので爽快感がある。
以前読んでいたものである。
既読になっていたが、内容を覚えていなかった。
しばらく読んでいってやっと読んでいたのを思い出した。
ここしばらく昔読んだ本を
読み返しているので、混乱してきただろう。

2019年12月5日木曜日

138(1842) ダビデの星の暗号:2019.12.05

井沢元彦著「ダビデの星の暗号」
を読んだ。
芥川龍之介が25歳の設定でのミステリーである。
以前にも読んだことがあるのだが、
内容を全く覚えていない。
だから、新鮮な思いで読んだ。
なかなかおもしろい。
歴史の隙間のよくわかっていないことを題材にしている。
このような題材を見つけるのは、
歴史をよく理解している作家ならではなのだろう。

2019年12月2日月曜日

137(1841) 写楽殺人事件:2019.12.02

高橋克彦著「写楽殺人事件」
を読んだ。
昔読んだものだが、再度読み直した。
内容を全く覚えていない。
謎の絵師、1年ほどで大量の浮世絵を送り出し
こつ然と消えた絵師だ。
その謎を題材にしたミステリーだ。
浮世絵に造形の深い著者の傑