2020年8月29日土曜日

066(1916) 警察庁α特務班 七人の天使:2020.08.29

六道慧著「警察庁α特務班 七人の天使」
を読んだ。
警察庁直属の特捜チーム「α特務班」とは、
女性のレイプ事件などを専門に扱う部署で、
被害者だけでなく加害者のカウンセリングも
臨床心理学的手法を駆使して犯人を追い詰めていく
7人のチームである。
シリーズ化されているが、
最初の話として14年前の未解決の
ペルソナによる連続強姦殺人事件との
関連が疑われたが、違っていた。
いろいろと回収されていないことがあるので、
今後の期待したいものだ。

2020年8月27日木曜日

065(1915) 京都寺町三条のホームズ 6:2020.08.27

望月麻衣著「京都寺町三条のホームズ : 6 新緑のサスペンス」
を読んだ。
京都で仏教関係の美術品が次々と盗まれていく。
他の高額の物があるのに、
一連の作品一点だけが盗まれる。
所有者には、調べるまで盗難き気づかない場合もあった。
一方、かつての事件で知り合いになった、
探偵から失踪した娘の行方を探してもらう依頼を受ける。
2つの関係のない出来事が調べていくうちに絡み合う。

2020年8月24日月曜日

064(1914) 転生:2020.08.24

鏑木蓮著「転生」
を読んだ。
京都の外れで染め物作家の女性が絞殺される。
調べる刑事大橋砂生は、キャリアがだ転々としており
岐阜県警から京都府警に移動してきたばかりである。
所轄の若い女性刑事と協力して事件を解決していく。
京都が舞台だが、各地に話は及ぶ。
京都の舞台の小説が最近面白く感じる。

2020年8月21日金曜日

063(1913) 京都寺町三条のホームズ 5:2020.08.21

望月麻衣著「京都寺町三条のホームズ : 5 シャーロキアンの宴と春の嵐」
を読んだ。
骨董店、蔵でアルバイトをはじめて1年が経つ。
女性記者が父の取材に来る。
その時、貴重な青磁の壺の取材もする。
その記者はライバルの円生の仲間であり、
夜に円生が忍び込んで盗もうとする。
しかし、ホームズが裏をかいて阻止するが、
家宝の志野の茶碗が盗まれる。
翌日、円生からの挑戦状が届く。

2020年8月19日水曜日

062(1912) 女神の骨格:2020.08.19

麻見和史著「女神の骨格」
を読んだ。
洋館の火災現場の焼け残ったところから隠し部屋と
白骨遺体が見つかった。
その部屋は「驚異の部屋」と呼ばれ
家主のコレクションが集められていた。
ひとつの遺体だと考えられていたが、
実は2体が組み合わせられていた。
いつものメンバーが事件を追う。

2020年8月15日土曜日

061(1911) 京都寺町三条のホームズ4:2020.08.15

望月麻衣著「京都寺町三条のホームズ : 4 ミステリアスなお茶会」
を読んだ。
新年からの骨董品店での出来事になる。
実在する京都のカフェや神社仏閣が紹介される。
そんなとろこにいってみたい気になる。
今回は吉田山荘と弟分の高校生の利休の
お祖父さんの依頼による相続人としての
ミステリーが紹介される。

061(1911) 京都寺町三条のホームズ4:2020.08.09

望月麻衣著「京都寺町三条のホームズ : 4 ミステリアスなお茶会」
を読んだ。
新年からの骨董品店での出来事になる。
実在する京都のカフェや神社仏閣が紹介される。
そんなとろこにいってみたい気になる。
今回は吉田山荘と弟分の高校生の利休の
お祖父さんの依頼による相続人としての
ミステリーが紹介される。

2020年8月9日日曜日

060(1910) メゾン・ド・ポリス:2020.08.09

加藤実秋著「メゾン・ド・ポリス 退職刑事のシェアハウス」
を読んだ。
新人刑事の牧野ひよりは、お茶くみばかりさせられている。
管内で事件が起こる。
しかし、上司から元刑事に話を聞くように命じられる。
そこは退職刑事ばかりがシェアハウスしているところだ。
しかし、癖はあるが有能な刑事ばかりである。
彼らが事件を解決するという謎解きが短編で進む。
しかし、そこには一連の事件が見え隠れしている。
それも大きな事件がある。
その一部は解決されるが、それは続編へと続く。

2020年8月8日土曜日

059(1909) 京都寺町三条のホームズ32:2020.08.08

望月麻衣著「京都寺町三条のホームズ : 3 浮世に秘めた想い」
を読んだ。
歌舞伎役者の喜助が「蔵」に来る。
南座で顔見世の直前に脅迫状が届く。
暮れの京都の風物とお寺などを舞台になる。
京都がなつかしい。

2020年8月5日水曜日

058(1908) 「ファインマン物理学」を読む:2020.08.05

竹内薫著「「ファインマン物理学」を読む 普及版 量子力学と相対性理論を中心として 」
を読んだ。
「ファインマン物理学」の全5巻を以前はもっていた。
読みだしたが挫折。今では手元にない。
ファイマンに関する書籍は何冊か読んでいて
そのユニークな逸話は知っていた。
そしてファイマンは、説明の旨さ、講義の旨さにも定評があった。
大学学部生向けの2年間の講義が
全5巻の教科書となった。
本書はその量子力学と相対性理論に関する巻を
わかりやすく解説したものである。
重要な数式がしっかりと導出とその説明はされている。
一部理解できないこともあったが、
シュレディンガーやディラックの方程式、
ファイマンの経路図と経路積分の概要も紹介されていた。
全3巻のシリーズになっているので、
間を置いて読んでいきたい。