2023年4月29日土曜日

026(2145) 村上海賊の娘(一):2023.04.29

和田竜著「村上海賊の娘(一)」
を読んだ。
しまなみ海道の島々は、村上海賊の本拠地だ。
以前から読みたいと思っていた本を
訪れたことをきっかけに読み出した。
一度訪れた地は土地勘ができ
読んでいても臨場感がある。
知っている地名がでてくると
話に引き込まれていく。
主人公の海賊の娘、
景(きょう)が際立っている。
日本人にしては醜女で、
なおかつ破天荒なので、
嫁の貰い手がない。
しかし、外国人的な容貌のようで
見る人によっては、べっぴんにみえる。
時代は、信長と本能寺の戦いの乱世。
毛利が本能寺支援のため村上海賊に
兵糧の海上輸送を求めることからはじまる。

2023年4月25日火曜日

025(2144) 妖精作戦:2023.04.25

笹本祐一著「妖精作戦」
を読んだ。
女子高校生が転校してきた。
その娘は超能力をもっている。
しかし、自在に操ることはできない。
その娘を巡って、超国家的秘密組織が追いかけ、
探偵が守る。
そこに同級生の4人組が加わってくる。
4部作だそうだが、
今後、どう展開するのか気になるところだ。

2023年4月23日日曜日

024(2143) 因縁:2023.04.23

福田和代著「因縁」
を読んだ。
主人公の葉山は、怪しい男に心を動かされ
仕方なく、犯罪に引き込まれる。
強奪は成功したが、
その直後に相棒が死体となる。
奪われたヤクザが共犯者をかぎつけ
その金塊の返却を迫られる。
事件を仕方なく調べていくうちに、
父の犯罪や、相棒との関係などが
少しずつ明らかになる。
最後にはどんでん返しがあった。

2023年4月19日水曜日

023(2142) 星のダンスを見においで 宇宙海賊編:2023.04.19

笹本祐一「星のダンスを見においで 宇宙海賊編」
を読んだ。
夏休みを利用して
ジャックと一緒に宇宙にいった唯佳。
海賊軍団をネットワークで繋ぎ、
連合艦隊、とくに巨大最新鋭艦を
相手にして戦うことになる。
最終の「笑う大海賊」の秘宝を見つける。
しかし、最後の秘宝は一体何だったのだろうか。
最初のページに戻るべきなのだろうか。

2023年4月14日金曜日

022(2141) 星のダンスを見においで 地球戦闘編:2023.04.14

笹本祐一「星のダンスを見においで 地球戦闘編」
を読んだ。    
伝説の宇宙海賊ジャックが
地球の横須賀に18年間も身を潜めていた。
世を忍ぶため、骨董屋をやっていた。
女子高校生の冬月唯佳が通っていた。
ある日、元副官で現在海賊の艦長が
ジャックを見つけた。
街に中であるにも関わらず
戦闘を仕掛けてくる。
唯佳も戦闘に巻き込まれ、
やがて地球外での戦闘へとなっていく。
スペースオペラだが、
ライトノベルの軽さではなく
読み応えのある内容になっている。

2023年4月9日日曜日

021(2140) 密室殺人ゲーム・マニアックス:2023.04.08

 歌野晶午著「密室殺人ゲーム・マニアックス」
を読んだ。
3部作の最後である。
不思議なハンドルネームをもった
例の5人が密室殺人ゲームを続ける。
しかし、メンバーが変わっているので
新しいトリックを繰り返していく。
最後にどんでん返しがある。

2023年4月3日月曜日

020(2139) Winny:2023.04.03

壇俊光著「Winny 天才プログラマー金子勇との7年半」
を読んだ。
Winnyをつくった金子勇の弁護士が書いた
小説仕立てのものがチリである。
多分にノンフィクション的である。
感情が表に出る弁護士のようである。

2023年4月1日土曜日

019(2138) 寮生:2023.04.01

今野敏著「寮生― 一九七一年、函館。」
を読んだ。
函館ラ・サール高校の寮の話かと思ったら
ミステリーであった。
高校寮の楽しさが伝わる。
我が青春時代に思いも通ずる。