2007年9月30日日曜日

58(343) 都会のトム&ソーヤ4: 2007.09.30

はやみねかおる著「都会のトム&ソーヤ4」
(ISBN4-06-269363-1 C0093)
を読んだ。
面白い本であった。
ただし、不満もいっぱいある。
続けて読むと、その不満が重なる。
しかし、これはこれでいいのかもしれない。
とりあえずは面白いのだから。

57(342) 都会のトム&ソーヤ3: 2007.09.30

はやみねかおる著「都会のトム&ソーヤ3」
(ISBN4-06-269350-X C0093)
を読んだ。
なかなか面白い本であった。
アラはいろいろある。
しかし、この著者ぐらいになると、
そのようなアラは問題ではないのだ。
全体として面白いかどうか。
シリーズとして主人公が面白いかどうか。
新たななぞやキャラクターが出てきたか。
シリーズ全体が盛り上がっているか。
それが総合的に判断されるのだ。
大物になる売れる、読まれるのは当たり前なので、
あとの読者の満足度か問題だけなのだ。

56(341) M8: 2007.09.30

高島哲夫著「M8」
(ISBN4-08-746200-5 C0193)
を読んだ。
なかなか面白い本であった。
科学者であった著者が書いた本である。
地震の専門家ではないが、
科学者たちが登場する話はなかなか面白い。
しかし、最近地震や富士山の火山噴火など、
地質学を素材とした小説が多いように感じる。
それとも私が小説を最近まで読んでいなかったため
そのような本を読んでしまったのだろうか。
まあどちらいでもいい。
面白い本であればいいのだ。

2007年9月20日木曜日

55(340) マリア・プロジェクト: 2007.09.20

楡周平著「マリア・プロジェクト」
(ISBN4-04-376501-0 C0193)
を読んだ。
ストーリーは現実に有りそうが気がするが、
まだ完成していてない技術などが利用されている。
奇想天外な気がするが、現実的なストーリーである。
なかなか面白い小説である。

54(339) 白夜行: 2007.09.20

東野圭吾著「白夜行」
(ISBN4-08-747439-8 C0193)
を読んだ。
20年以上に及ぶ主人公たちの犯罪らしきものが
詳細に間接的に描かれている。
しかし、そこに実際の犯罪の証拠や解決は示されていない。
不思議な小説だ。
しかし、文庫本で850ページ以上の大著だが、
飽きることなく、最後まで読ませるものであった。

2007年9月19日水曜日

53(338) スーパーコンピューターを20万円で創る: 2007.09.19

伊藤智義著「スーパーコンピューターを20万円で創る」
(ISBN978-4-08-720395-0 C0244)
を読んだ。
東大のGRAPEを作った時の話である。
大学院生だった著者が、
実際のコンピュータを設計、作成した話である。
コンピュータの素人である著者が
世界をあっといわせる世界最高速のコンピュータを
作成したときの経緯を当事者の視線で
かかれたものである。
なかなか面白い本であった。

52(337) タイムスリップ森鴎外: 2007.09.19

鯨統一郎著「タイムスリップ森鴎外」
(ISBN4-06-275138-0 C0193)
を読んだ。
森鴎外がタイムスリップして
現在に現われという始まりである。
有名作家が十数名が若死にしているという事実から、
その謎を現在の若者と森鴎外が解くというストーリである。
なかなか面白い話であった。

51(336) とんち探偵・一休さん金閣寺に密室: 2007.09.19

鯨統一郎著「とんち探偵・一休さん金閣寺に密室」
(ISBN4-396-33064-2 C0193)
を読んだ。
一休さんのとんちの話が
この小説ではそれぞれが意味があるプロットとなっている。
なかなか面白いストリーであった。

2007年9月4日火曜日

50(335) 1985年の奇跡: 2007.09.04

五十嵐貴久著「1985年の奇跡」
(ISBN4-575-51076-9 C0193)
を読んだ。
野球少年の話である。
それが普通じゃない、リアルな不真面目高校生の
野球物語である。
少々荒唐無稽の設定があるが、
でも読み物として面白い。

49(334) 北京原人の日: 2007.09.04

鯨統一郎著「北京原人の日」
(ISBN4-06-275014-7 C0193)
を読んだ。
世界史でいまだに謎である北京原人の紛失事件が
題材とされている。
その謎に対して、小説で一つの解を出す、
いわゆる歴史ミステリーである。
いろいろな人間が関係して話が展開する。
なかなか面白い本であった。

2007年9月3日月曜日

48(333) 感染: 2007.09.03

仙川環著「感染」
(ISBN4-09-408046-5 C0193)
を読んだ。
なかなか面白かった。
医学の専門の分野を扱いながら、
それでいて専門的過ぎない。
また、ストーリーもなかなか面白い。
ただ、スピーディといえるのだろうが、
ストーリの展開が早すぎると感じる部分もある。
そのあたりは両刃の刃であろう。
しかし、この小説は面白い。

2007年9月1日土曜日

47(332) 2005年のロケットボーイズ: 2007.09.01

五十嵐貴久著「2005年のロケットボーイズ」
(ISBN4-575-23531-8 C0093)
を読んだ。
この小説は面白かった。
理系小説と謳って書かれたものだが、
同じ題材のものがいくつかある。
しかし、面白ければいいのである。

46(331) 安政五年の大脱走: 2007.09.01

五十嵐貴久著「安政五年の大脱走」
(ISBN4-344-4063602 C0193)
を読んだ。
この著者の小説を最近読みふけっている。
いろいろなジャンルの小説があるので、
読んでいて飽きない。
ただ、どこか不完全さがあるのが気になるが、
これも愛嬌である。
なんといっても読んでいて面白いのが一番である。

45(330) 山之口獏詩文集: 2007.09.01

山之口獏著「山之口獏詩文集」
(ISBN4-06-197663-x C0192)
を読んだ。
詩が少ないが残念だった。
また、私が見聞きした詩が一つもないのだ残念だった。
しかし、沖縄出身の山之口が
東京で赤貧の暮らしをしていることを綴る詩が多い。
そんな中でもどことなくユーモアがあるのが
彼の詩のすごさかもしれない。

44(329) 富士山大噴火: 2007.09.01

鯨統一郎著「富士山大噴火」
(ISBN4-06-275672-3 C0193)
を読んだ。
タイトルに惹かれて買ったものだ。
石黒輝の富士の噴火の話より
少し先行してかかれたものだろう。
少々火山の噴火の記述に迫力はなく、
あまりパニックの緊張感は少なかった。
地球科学を題材にした小説だから
読んでいてもついついあらを探してしまうのは、
こまったものだ。

43(328) 隕石誘拐: 2007.09.01

鯨統一郎著「隕石誘拐」
(ISBN4-332-73291-7 C0193)
を読んだ。
何年か前に本の隕石という言葉につられて買った本だ。
ここしばらく小説を読みふけっている。
これもその一環だ。
宮沢賢治が書いた「銀河鉄道の夜」に
暗号が隠されているという設定だ。
そして宝物はダイヤモンドで
隕石として降ってきたものだとなっている。
隕石中にダイヤモンドがみつかったという
話題をヒントに思いつかれたものだろうが、
実際のダイヤモンドはミクロンサイズのものだ。
まあまあ面白い話だった。