2019年11月27日水曜日

136(1840) 渋谷署強行犯係 虎の尾:2019.11.27

今野敏著「渋谷署強行犯係 虎の尾」
を読んだ。
公園で若者が襲撃された。
それは拳法の達人に襲われたようだ。
そんな時、沖縄から拳法の師匠が来た。
その事件に興味をもっていた。
襲撃が繰り返されていく。
最後は達人同士の戦いとなる。

2019年11月24日日曜日

135(1839) 青春SPOOKY!:2019.11.24

ヤマダマコト著「青春SPOOKY!」
を読んだ。
3つの短編からなっている本である。
「青春スプーキー」は高校時代の友人が幽霊として帰ってくる。
高校時代の気持ちになって、バカをしたり、
友人たちのために行動する。
「天使の休日」は、新聞記者として新潟に転勤したが、
そこで離婚した。
退職をして新しい人生を踏み出すために温泉にいく。
そこで異国の少女とその少女を助けた女性にまつわる話である。
「鳥葬(その2)」
死体から作られる傀儡(くぐつ)の少年の目から見た
非日常的な宗教本部でのできごとである。
そこから仲間と逃げようとしたが、失敗する。
教団に戻されてやがて、重要な真実がわかる。

2019年11月21日木曜日

134(1838) 窓ぎわのトットちゃん:2019.11.21

黒柳徹子著「窓ぎわのトットちゃん」
を読んだ。
かなり前に読んだ本だったが、
必要があって再読した。。
以前は紙の本であったが、
今回はデジタイルでの読書となった。
内容はほとんと覚えていなかったが、
トモエ学園の不思議な教育だけは記憶にあった。
そしてその教育手法に、現在の日本が
やっと追いついてきたようだ。

2019年11月17日日曜日

133(1837 月の女神に、希望の歌を:2019.11.17

ヤマダマコト著「月の女神に、希望の歌を」
を読んだ。
記憶は写真より残るのだと、真由はいう。
私の中学生時代の恋人が殺され、自身も怪我をした。
それから14年、故郷に戻ったとき、
真由にそっくりな小学4年生にあう。
話をしているうちに、真由の記憶が少女に生まれる。
二人は年の離れた恋人にもどる。
しかし、当時の犯人の影が二人の周りに現れる。
ミステリとホラーが混じった悲しい恋の物語であった。

2019年11月15日金曜日

132(1836) ドクター・デスの遺産:2019.11.15

中山七里著「ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人」
を読んだ。
刑事犬養隼人のシリーズ4弾である。
安楽死をおこなう「ドクター・デス」を追求する。
積極的な安楽死は果たして罪なのか。
そのような医療と警察の関係をテーマにしたものであった。
なかなか面白い。

2019年11月12日火曜日

131(1835) 宿闘:2019.11.12

今野敏著「渋谷署強行犯係 宿闘」
を読んだ。
辰巳刑事と、整体師の竜門が事件にせまる。
対馬で犯した罪をだっていた3名が順次、殺されていく。
それをおこなったのは、浮浪者のような男で
素手で犯行を行っていた。
竜門が拳法で犯人に迫る。

2019年11月10日日曜日

130(1834) ワンダーランド:2019.11.10

如月恭介著「ワンダーランド」
を読んだ。
平凡で生真面目だけが取り柄の若者。
彼は別の世界に紛れ込む。
これは、青年に与えられた使命であった。
別の世界の危機を救う。
この世に戻るとこの世も少し良くなっていた。
そして、この世が少し悪くなってきた。
すると別の世界で危機がおこっている。
そちらを救い出すのに多くの仲間の共に戦う。
そしてこの世に戻ってくる。
そんな不思議な物語であった。

2019年11月8日金曜日

129(1833) しろいくまとくろいくま:2019.11.08

高山環著「しろいくまとくろいくま」
を読んだ。
はじまりは、新婚の夫婦の家庭で少し変な事が起こる。
そして、その変なことを起こした原因がわかる。
街でも、鳥の大群が高層ビルの周り回っている。
夫のケイスケが突然行方不明になる。
夫の実家にいった。
今は亡き義父も20年間行方不明になっていたことがわかる。
寝室に現れた白熊に連れ出されて不思議な体験がはじまる。
奇妙な物語であった。

2019年11月5日火曜日

128(1832) 出来損ないの天使:2019.11.05

如月恭介著「出来損ないの天使」
を読んだ。
きまぐれな神ミカエルがつくった鳥人が主人公である。
神と鳥人いう荒唐無稽の存在にリアリティをもたしている。
SFでありながら、それらのリアリティを追求していく。
なかなか面白い展開であった。
人や生きてく価値などについても
考えさせらる物語であった。

2019年11月4日月曜日

127(1831) アルバイト・アイ 命で払え:2019.11.04

大沢在昌著「アルバイト・アイ 命で払え」
を読んだ。
高校生が父親の私立探偵をアルバイトとして手伝う。
ずぼらで、女好きな父親とちょいワル不良高校生が親子で
高校生が主人公として話が進む。
父親はすぐに息子に事件の調査を振ってくる。
短編集で、事件の関連が弱くある。
話が進むうちに、父の過去、自身が養子であることなどが
少しずつ明らかになってくる。

2019年11月1日金曜日

126(1830) 幸せサプリ:2019.11.01

高山環著「幸せサプリ」
を読んだ。
妻が亡くなり、4歳の娘と暮らしはじめる。
しばらく休んでいた会社を娘のために辞めた。
娘を育てながらの仕事を探したがなかなかない。
そんなとき探偵の業務が見つかる。
日報をつけているうちに、
少しずつ過去を思い出していく。
最後につぎつぎとどんでん返しが起こる。
なかなか面白い話であった。