2021年6月26日土曜日

048(2001) 宇宙軍士官学校―攻勢偵察部隊― 1:2021.06.26

鷹見一幸著「宇宙軍士官学校―攻勢偵察部隊― 1」

を読んだ。

前シリーズから新しい展開となる。

粛清者への偵察部隊を辺境星域の途上種族で組織する。

粛清者の艦に偽装して、潜入するために訓練をする。

また滅亡を免れた地球では

地球の乱れた環境の改造と

次世代の士官の育成も行われている。

新たなシリーズの展開の序章となる巻である。

2021年6月22日火曜日

047(2000) 三人目の幽霊:2021.06.22

大倉崇裕著「三人目の幽霊 落語シリーズ」

を読んだ。

出版社に就職した間宮緑が、

配属は「季刊落語」で自分もふくめて

たった2名の編集部である。

落語家、落語のネタなどをテーマにした

短編集である。

なかなか面白い。

2021年6月18日金曜日

046(1999) でたまか 終劇追幕篇:2021.06.18

鷹見一幸著「アウトニア王国拾遺録3 でたまか 終劇追幕篇」

を読んだ。

いよいよ全16巻の最後である。

短編集だが、多くはザナックスの戦いの

終わったあとを舞台にした物語である。

すべて話すのがライトノベルの書き方だそうだ。

著者はすべてを物語にしてしまうのではなく、

読者の想像に任せるという終わり方である。

この考え方もありだろう。 

2021年6月15日火曜日

045(1998) 迎撃せよ:2021.06.15

福田和代著「迎撃せよ」

を読んだ。

順番が前後したが、

シリーズ最初の物語を読んだ。

安濃が主人公のようだが、

どうもここでもあまりパットしない。

主人公らしくない存在である。

しかし、自衛隊の抱えている問題、

緊急事態に対応可能なのか。

それを問うストーリになっている。

面白かった。

2021年6月10日木曜日

044(1997) でたまか 天壌無窮篇:2021.06.10

鷹見一幸著「アウトニア王国拾遺録2 でたまか 天壌無窮篇」

を読んだ。

拾遺ともいうべき短編集である。

主人公ではなく、周辺の人たち、

本編で語られなかった物語が

集められている。

本編を読んだものでないと

わからない物語でもある。 

2021年6月6日日曜日

043(1996) 嘘つき就職相談員とヘンクツ理系女子:2021.06.03

松崎有理著「嘘つき就職相談員とヘンクツ理系女子」

を読んだ。

マイナーな生物種の分類学で博士号を取得したシーノは、

研究職を探すが、就職できない。

またコミュニケーション能力が低いでの

通常の職も見つからない。

そんな張り紙で見つけたのが、蛇足軒の秘書のアルバイトであった。

蛇足軒は、嘘つきの家元で、特命就職相談員でもあった。

しかし、よく読むと、この小説の世界は

われわれの世界とは違っているのがわかる。

短編連絡であったが、不思議で、

でもどこかほっこりするような小説であった。


2021年6月3日木曜日

042(1995) でたまか 青雲立志篇:2021.06.03

 鷹見一幸著「アウトニア王国拾遺録 でたまか 青雲立志篇」

を読んだ。

アウトニア王国の短編集である。

いろいろな本編の合間の物語、

サイドストーリなど6編が入っている。

2021年6月1日火曜日

041(1992) 潜航せよ:2021.06.01

 福田和代著「潜航せよ」

を読んだ。

前作があり、本作は続編となる。

前作を読んでいなかったが面白かった。

自衛官の安濃が新しい赴任先にいく。

周りの配慮との裏腹に

とっつきにくさがある。

もう一つのストーリで中国の原潜の話が、

その艦長の弟の話しも挿入される。

関連の少ないものが、並行してい進む。

別の基地で自衛官が安濃に電話をしたところ

別人がなりすましていることがわかる。

一気にストーリは展開していく。 

前作も読んでみたくなった。