2023年11月30日木曜日

081(2200) われらはレギオン:2023.11.30

デニス E テイラー著「われらはレギオン」
を読んだ。
ソフトウエア会社の社長でプログラマーであるボブは
死んだときの遺体の冷凍保存を契約していた。
交通事故で死亡したが、
117年後、目覚めるとAIとなっていた。
地球は全面核戦争直前で、
宇宙の探査競争も進んでいた。
ボブは恒星探査機のAIとなり、
第二の地球を探すことを使命とした。
ボブは無限の寿命と、探査機内には工業生産力ももっていた。
別の星系にいって、自身のコピーをつくりながら
生存可能な天体を探していく。
惑星が見つかったので、分身が地球にもどると
核戦争後で人類は局所的にしか生き残っていない。
移民計画がスタートする。
敵対勢力、異星人の痕跡も見つかってくる。
3部に渡る壮大な物語のはじまりである。

2023年11月20日月曜日

080(2199) 警視庁公安J マークスマン:2023.11.20

鈴峯紅也著「警視庁公安J マークスマン」
を読んだ。
小日向純也の生い立ちが語られる。
またドイツの駐在武官が
公安部長を狙撃から守る。
SPは同じ場所にいた総理を狙ったと考えた。
スナパーがまだ狙っているようだ。
J分室とオズ、自衛隊、
そしてスナパーが入り乱れてストーリは進む。
しかし、何重にも入り組んだ真実があった。

2023年11月11日土曜日

079(2198) ハイ・アラート:2023.11.11

福田和代著「ハイ・アラート」
を読んだ。東京でテロリストが爆破を繰り返すが、
人身への被害はない。
神戸では、スポーツジムのオーナが、
ペルーから友人を日系人を迎える。
彼は、ペルーのテロ対策の警官あったが、
日本に出稼ぎに来ている
従兄弟や知り合いと連絡が取れずに
心配して探しに来た。
どう関連していくのか。
福田氏の作品にしては
緊迫感も、面白さがなかった。

2023年11月5日日曜日

078(2197) 北緯43度のコールドケース:2023.11.05

伏尾美紀著「北緯43度のコールドケース」
を読んだ。
第67回江戸川乱歩賞受賞作である。
いくつか話が飛んだり、前後するのだが、
その時間の移動が読みづらくしている。
ストーリや謎自体は面白いのだが
それが気になった。
文庫本の最後に審査員の評価が
書かれていたのを読んだため
より大きく感じたのだろう。