2023年12月29日金曜日

087(2206) 警視庁公安J オリエンタル・ゲリラ:2023.12.29

鈴峯紅也著「警視庁公安J オリエンタル・ゲリラ」
を読んだ。
自爆テロが続いてく。
スペイン語のような言葉を発して自爆する。
純也の周辺でもテロが起こる。
真相を追求していくと
父たちの学生運動に端を発した
人間関係が子どもや、
ペルーの民族ゲリラに引き継がれていく。
重要人物を狙ったテロの謎が解き明かされていく。

2023年12月23日土曜日

086(2205) 歌うカタツムリ:2023.12.23

千葉著「歌うカタツムリ-進化とらせんの物語」
を読んだ。
進化学とマイマイ(カタツムリ)の研究の話である。
マイマイの研究が歴史をおって語られる。
マイマイというローカルな素材が、
進化の原理というグルーバルの証明の材料になる。
適応主義(自然淘汰を重視)と
非適応主義(遺伝的浮動や平衡推移、中立説などを重視)
との論争と趨勢の変化が面白い。
読んでいて興味が惹かれたのは
グールドの進化学とマイマイの研究が紹介されていた。
古生物学から進化学へ論争を挑んで
そこからでてきた断続平衡説も面白い。

2023年12月18日月曜日

085(2204) われらはレギオン2:2023.12.18

デニス E テイラー 著「われらはレギオン2 アザーズとの遭遇」
を読んだ。
前作と切れ間なく、話は進む。
多くのボブが登場する。
本書の最後にリストが出てくるが
なかなか覚えられない。
アザースとの対戦が進む。
どのような対処をすべきなのか。
なかなか解決策が見えてこない。
全4巻(全5冊)の大作なので
まだ半分にしか達してない。

2023年12月12日火曜日

084(2203) キリン解剖:2023.12.12

郡司芽久著「キリン解剖」
を読んだ。
子どもの時からキリンが好きで
解剖学者になり、キリンを30頭も解剖した。
キリンの首の骨が1本多いことを発見した。
しかし、好きで研究者を目指し、
そして実際になるという稀有な存在かもしれない。
なかなかそのようにはなれないので
羨ましく、そして微笑ましく思いながら読んだ。

2023年12月10日日曜日

083(2202) 大量絶滅はなぜ起きるのか:2023.12.10

尾上哲治著「大量絶滅はなぜ起きるのか 生命を脅かす地球の異変」
を読んだ。
三畳紀末2億0150万年前に起こった大絶滅の研究である。
この時期に80%の種の絶滅が起こった。
いくつかのキーにるような事件が見つかっているが
その因果関係がはっきりしない。
そこに自身の仮説をもちこみ説明していく。
地質学者が書いた一般向けの解説書である。
仮説も確定的なく答えが出ていないので
少々欲求不満になる。

2023年12月7日木曜日

082(2201) 警視庁公安J ブラックチェイン:2023.12.07

鈴峯紅也著「警視庁公安J ブラックチェイン」
を読んだ。
中国の一人っ子政策で生まれたが、
この世には存在できない子どもが多数発生した。
その子どもらは、日の目を見ることがなく
ブラックマーケットへ流れたり
闇の兵士として訓練されたりした。
暗殺集団のブラックチェインという組織が、
日本で暗躍していた。
だが、指導者の交代で犯罪者集団になっていく。
そこに小日向たちの公安Jが挑む。