2020年6月30日火曜日

049(1899) 時限:2020.06.30

鏑木蓮著「時限 片岡真子」
を読んだ。
京都府警五条署の若手の片岡真子が、
キャリア警察官と組んでの事件を解決していく。
自殺かと見えた死体に絞殺の痕跡があり、
もっと詳しく見ると縊死の痕跡がもあった。
複雑の様相を事件を説いていく。
京都を舞台にした、
京都弁の女警察官の活躍のシリーズである。

2020年6月26日金曜日

048(1898) 蟻の階段:2020.06.26

麻見和史著「蟻の階段 警視庁殺人分析班」
を読んだ。
死体をいくつかの品々で飾った現場がある。
2度も同じ形式の死体がみつかる。
犯人は、自分を尋問した退職警官に連絡した
犯行の情報を流している。
「警視庁殺人分析班」シリーズの2巻目である。

2020年6月22日月曜日

047(1897) 護られなかった者たちへ:2020.06.22

中山七里著「護られなかった者たちへ」
を読んだ。
宮城県を舞台にしたミステリである。
生活保護を受けられなかった老人が死んだ。
老人と関係の深い人が
保健福祉事務所の人に復讐していく。
しかし、その人物は誰にも恨まれない人格者であった。
だが、公務としておこなったことが、
国や法律に守られなかった人への恨みとなった。

2020年6月16日火曜日

046(1896) 継続捜査ゼミ:2020.06.16

今野敏著「継続捜査ゼミ」
を読んだ。
警察を退職したのち、女子大で教授になった小早川が
ゼミとして、未解決事件をテーマとする。
5名のゼミ生とともに、
小さな事件を解決しながら
事件を追いかける。
継続捜査の担当や、地元の警官などの助力を受けて、
ゼミ生が事件を解決する。
おもしろい設定である。

2020年6月15日月曜日

045(1895) 石の繭:2020.06.13

麻見和史著「石の繭 警視庁殺人分析班」
を読んだ。
「警視庁殺人分析班」シリーズの第一弾である。
モルタル詰めにされた死体から物語ははじまる。
犯人から新米の刑事如月塔子への電話で展開していく。
第2の事件が起こり、最後に警察官の多くが、大きな事件に誘導されていく。
犯人の指示に従いながら、事件の概要がわかっていく。
しかし、最後には思わぬ展開が起こる。
なかなかおもしろかった。

2020年6月9日火曜日

044(1894) 沈黙の詩:2020.06.09

鏑木蓮著「沈黙の詩 京都思い出探偵ファイル」
を読んだ。
思い出探偵社の第3弾である。
自宅で倒れた老婦人に急に認知症の症状がではじめた。
ご主人とともに会社を大きくしてきたが
これまで内縁であった。
継子も立派に育てて慕われている。
しかし、過去を全く語らない。
ノートに書かれた数編の詩やかすかの痕跡を手がかりに
老女の過去を探っていく。
そして彼女の過去を明らかにしていく。

2020年6月6日土曜日

043(1893) 竜の柩(6):2020.065.06

高橋克彦著「竜の柩(6) 交霊英国編」
を読んだ。
コナン・ドイルが信じている心霊のロンドンにいく。
そこで本当に霊に遭遇する。
霊媒師と鹿角の霊にあい、イシュタルに連絡が取れる。
そして、狂ったパラレルワールドから
脱出する方法を考えていく。

2020年6月1日月曜日

042(1892) 静おばあちゃんにおまかせ:2020.06.01

中山七里著「静おばあちゃんにおまかせ」
を読んだ。
刑事の葛城は平凡だが、
ガールフレンドの円とその祖母の静に助けられて
難事件を解決していくという短編連作である。
円の両親も交通事故でなくしているが
その事件も最後に解決する。
いろいろな伏線が解決される。
面白い。