2024年4月27日土曜日

030(2237) 彷徨える艦隊9:2024.04.27

ジャック キャンベル著「彷徨える艦隊9 戦艦ガーディアン」
を読んだ。
艦隊はミッドウェイでのトラブルを解消して、
アライアンス星域へともどってきた。
3つの異先人を見つけて、
ひとつの知的生命の生きた異星人と宇宙船を持ち帰った。
もうひとつの異星人とは友好関係を結び
使節団として星域に連れてきた。
その異星人が望んだ地は
旧地球のアメリカのある地域だった。

2024年4月17日水曜日

029(2236) 875:2024.04.17

ヤマダ マコト著「875」
を読んだ。
短編集である。
その1作目「875」はトイレの花子のことである。
次が都市伝説を題材にした
子どもが壊れて殺人者になっていくもの。
最後がケサランパサラン「ソラ虫」の物語。
祖母が見つけて幸せになってきたものが
自分にも与えられた。
どう使っていくかを考えていく物語。

2024年4月16日火曜日

028(2235) 光を追いかけたもう一人のアルバート:2024.04.16

牧野武文著「光を追いかけたもう一人のアルバート:
アルバート・マイケルソンと光の速度の測 レトロハッカーズ」
を読んだ。
光の速度を測ったもうひとりのアルバートの物語である。
実験に心血を注いだマイケルソンは、
エーテルの存在を信じ、
検証するために実験の精度を上げた。
上がるほどエーテルの存在が否定されていく。
しかし、生涯実験をして、
光の速度の精度も上げてきた。

2024年4月15日月曜日

027(2234) 銀色天化:2024.04.15

ヤマダ マコト著「銀色天化」
を読んだ。
前巻の首謀者が天化の卜部一族へ
家族として加わった。
カオナシが犯人として猟奇殺人が起こる。
卜部航が中心に犯人追いかけていく。
第4作も面白いものだった。

2024年4月12日金曜日

026(2232) 田中久重と日本エレクトロニクスの源流:2024.04.12

牧野武文著「幕末の日本人ハッカー、からくり儀右衛門:
田中久重と日本エレクトロニクスの源流 レトロハッカーズ」
を読んだ。
幕末に生きたからからくり儀右衛門
本名、田中久重は、
人を驚かしたしたり喜ばしたり
することが好きだったようだ。
彼は明治以降、エレクトロニクスの
草分け的な分野を開発していった
ハッカーに当たる。
東芝の源流を作り出した人物で
後輩や同僚は日本のエレクトロニクスを牽引していった。

2024年4月11日木曜日

025(2232) 警視庁浅草東署Strio トゥモロー:2024.04.11

鈴峯紅也著「警視庁浅草東署Strio トゥモロー」
を読んだ。
瀬川の襲名披露、坂崎の総選挙の時期に
新海が撃たれる。
その前に新海の親分、と坂崎の親の秘書から
それぞれお願いされる。
そこから浅草東署の面々が
共同体制で事件にあたる。
これでシリーズの区切りになりそうだ。

2024年4月7日日曜日

024(2231) 彷徨える艦隊8:2024.04.07

ジャック キャンベル著「彷徨える艦隊 8 無敵戦艦インビンシブル」
を読んだ。
謎の種族との戦いを切り抜け、
凶暴で意思疎通もできなテディベア族とも戦い、
少し意思が通じ協調態勢がとれた
スパイダーウルフ族とともに
ミッドウェイの星域に戻って来る。
激しい戦いと、決断を迫る日々が続く。

2024年3月28日木曜日

023(2230) キーボードQWERTY配列の真実:2024.03.28

牧野武文著「業界標準と互換機戦略:
キーボードQWERTY配列の真実 レトロハッカーズ」
を読んだ。
なぜ、キーボードの配列が
現状のQWERTYなのか、
その謎を追求している。
記録が残されていないので
真実は不明だが、
可能な限り追求されていく。

2024年3月27日水曜日

022(2229) 警視庁浅草東署Strio トイル:2024.03.27

鈴峯紅也著「警視庁浅草東署Strio トイル」
を読んだ。
坂崎の父で大臣が不可解な行動をしている。
息子が心配して捜査を頼んだ。
するといろいろなスキャンダルがでてきたが、
本人は潔白だという。
調べていくと官僚や議員、ヤクザの絡んだ
陰謀が見えてきた。

2024年3月24日日曜日

021(2228) コンコルド錯誤に陥ったコンコルド:2024.03.24

牧野武文著「コンコルド錯誤に陥ったコンコルド:
超音速旅客機の夢と現実 レトロハッカーズ」
を読んだ。
超音速旅客機コンコルドの物語である。
不運に見舞われたコンコルドである。
当初、セレブ向けの運用で、
旅行ブームで採算が見えてきたとき、
墜落事故が起こった。
事故調査委員会の結論としてたは
不可抗力によるものであったことが明らかになった。
運行再開の時期が、
アメリカのテロで
航空業界に大きな逆風があった。
運行中止になった。
辞め時がわからないことに対して
コンコルド錯誤という不名誉な名称がついた。
世の中にはコンコルド錯誤が多数あるようだ。

2024年3月23日土曜日

020(2227) 彷徨える艦隊 7:2024.03.23

ジャック キャンベル著「彷徨える艦隊 7 戦艦ドレッドノート」
を読んだ。
ギアリーとデシャーニが結婚してして
すぐにアライアンス委員会から呼び出され
異星種族の領域へコンタクトと調査へ
向かう艦隊の指揮を命じられる。
だが、異星種族は取り付く島もない状態である。
捕虜を見つけ回収できた。
異星種の宙域を進んでいくと、
別の星族の宙域にたどり着いた。
そこでは突然の攻撃を受ける。

2024年3月14日木曜日

019(2226) カスパロフとディープブルー :2024.03.14

牧野武文著「機械との心理戦に敗れたチェス世界チャンプ:
カスパロフとディープブルー レトロハッカーズ」
を読んだ。
今では、コンピュータが
囲碁、将棋でも勝つようになってきた。
この話は、コンピュータのディープブルー が
チェスでセイアチャンピオンの
カスパロフを越える瞬間の話だ。
その様子が詳しく書かれている。
実際には心理戦で人間が不利になっていった。
それがなければ、人間が勝っていたかもしれない。
でも歴史にもしはない。
だが、いずれにしても、やがては
コンピュータが勝っていったであろう。
それでも、チェスも囲碁も将棋も
人間が対戦している場面を
多くの人が楽しんでいる。
最終的には人間の頭脳の戦いが
他の人を感動させるのであろう。

2024年3月13日水曜日

018(2225) 警視庁浅草東署Strio:2024.03.13

鈴峯紅也著「警視庁浅草東署Strio」
を読んだ。
小さいの署へ配属された新海は
一癖ありそうな刑事ばかり集まっている。
新海の友人でテキヤの瀬川から
人探しを依頼される。
署のメンバーを使って探す。
すると大きな事件がわかってくる。
もう一人の親友坂崎は
大臣の息子で秘書である。
彼の協力を求めて
非合法な解決へと向かう。

2024年3月10日日曜日

017(2224) 彷徨える艦隊 6:2024.03.10

ジャック キャンベル著「彷徨える艦隊 6 巡航戦艦ヴィクトリアス」
を読んだ。
ギアリーはシンディック艦隊を撃破して、
アライアンス星域に帰り着いた。
ギアリーはシンディックの本拠星に艦隊を派遣し
和平交渉をする機会だと説く。
その説は受け入れられた結果、
一時的に元帥に任命されて乗り込んでいく。
目的は達成したが、
異星人の脅威が
境界星域に迫っていることがわかる。
脅威を排除するために、転進していく。

2024年3月1日金曜日

016(2223) 風船爆弾の真実:2024.03.01

牧野武文著「風船爆弾の真実:
陸軍登戸研究所と731部隊 レトロハッカーズ」
を読んだ。
第二次大戦中、日本軍はジェット気流に風船を乗せ
爆弾を着けて、アメリカ大陸まで飛ばす。
そんな攻撃が実践された。
結果としては効果は上がらなかったが、
背景で使われた科学技術、
アメリカの対策などが紹介されていた。
初めて知ることが写真と共に紹介されていた。

2024年2月29日木曜日

015(2222) 帝都地下迷宮:2024.02.29

中山七里著「帝都地下迷宮」
を読んだ。
廃駅マニアの公務員の小日向が
立入禁止の廃駅にいくと、
そこに多くの人が住んでいた。
小日向がその住民に認めれている。
その人たちがそこに住む理由と
政府、警察、公安との確執が明らかになる。
殺人事件が起こり、
そして逃避行に小日向が巻き込まれていく。

2024年2月25日日曜日

014(2221) 彷徨える艦隊 5:2024.02.06

ジャック キャンベル著「彷徨える艦隊 5
戦艦リレントレス」
を読んだ。
アライアンス領域の直前での戦いが続き
いくつかの危機や幸運に恵まれなが
やっとたどり着く。
そこでも戦いがあった。
戦いの中で、
ギアリーの戻ってからの心構えも整ってくる。
しかし、その決断は、
再度の戦いであるが、
どうなっていくのであろうか。

2024年2月19日月曜日

013(2220) 真空管と十進法:2024.02.19

牧野武文著「真空管と十進法:
世界初のコンピューター、ENIAC レトロハッカーズ」
を読んだ。
ENIACの製作の話である。
真空管で壊れてばかりという印象があったが、
稼働率が90%だったそうだ。
しかし軍に納品したら稼働率が
一気に下がったとのこと。
最初のコンピュータが
10進法で計算していたのものも
おもしろかった。

2024年2月18日日曜日

012(2219) クリスタル・カノン:2024.02.18

鈴峯紅也著「警視庁公安J クリスタル・カノン」
を読んだ。
ブラックチェイン事件が再発した。
生き残りへの脅迫がはじまった。
中国政府情報機関から全道安が来日した。
どうもそれがブラックチェインの
再開となったようだ。
シリーズの第7弾である。

2024年2月12日月曜日

011(2218) 山頭火 うしろ姿の殺人:2024.02.12

日下圭介著「山頭火 うしろ姿の殺人」
を読んだ。
山頭火のエッセイを書いた作家の原稿が
出版社の金庫の中で文字が消えてたい。
そして作家が自宅の火事で死亡、
担当編集者も山口の山奥で死体でみつかった。
山頭火の入れ替わりや親の生涯など、
複雑に絡み合いながら、
謎が解かれていく。

2024年2月7日水曜日

010(2217) 捏造されたミッシングリンク:2024.02.07

牧野武文著「捏造されたミッシングリンク:
ピルトダウン人を捏造したのはだれだ?」
を読んだ。
人類学での捏造事件の話である。
グールドのエッセイでも読んだが、
研究者がだまされる構図である。
覚めた目で見れば、
捏造の痕跡や、
タイミングよく連続する発見の不思議さなど
気づけつのであるが、
それは、後知恵の見方だろう。

2024年2月6日火曜日

009(2216) 彷徨える艦隊 4:2024.02.06

ジャック キャンベル著「彷徨える艦隊 4
巡航戦艦ヴァリアント」
を読んだ。
敵の裏をかいて同じ星系にもどった。
敵はほとんどおらず、
味方の捕虜を救出して、補給もした。
次の星系にいったところ、
追撃の敵艦隊が来たが撃破した。
しかし、その背景に異星人が見え隠れして

2024年1月29日月曜日

008(2215) ライト兄弟とそのライバルたち:2024.01.29

牧野武文著「開発の勝利と事業の敗北:
ライト兄弟とそのライバルたち レトロハッカーズ」
を読んだ。
ライト兄弟の飛行機開発の物語である。
開発したときは栄光につつまれていたが、
その後は、ライバルたちに特許裁判をしかけた。
そのためアメリカの飛行機開

2024年1月28日日曜日

007(2214) ダブルジェイ:2024.01.28

鈴峯紅也著「警視庁公安J ダブルジェイ」
を読んだ。
今回は海外派兵された自衛隊が
実は隊を守るために
闇の戦闘部隊を送っていたという設定である。
海外派兵が終わったので、
その部隊が闇の使命を受けた別部隊により
殲滅されたられた。
その殲滅部隊が、責任者

2024年1月21日日曜日

006(2213) 交流・直流戦争から世界システムへ:2024.01.21

牧野武文著「交流・直流戦争から世界システムへ:
ニコラ・テスラと発明王エジソン」
を読んだ。
以前映画になっていたので見たことがある。
エジソンの直流派とテスラの交流派の戦い。
努力肌のエジソンと、天才肌のテスラ、
あれもこれもエジソン、高周波、共振に集中するテスラ、
商売を重視するエジソン、興味を重視するテスラ、
同時代に生きた二人の生き方を
テスラ側から紹介さていく。

2024年1月20日土曜日

005(2212) ハーフ・ブラッドの沸点:2024.01.20

麻野涼著「ハーフ・ブラッドの沸点」
を読んだ。
敗戦後、駐留軍と日本人の間に
ハーフが多数生まれ、遺棄された子ども多い。
多くはリザベス・サンダース・ホームが引き取った。
それから焼く60年、ホーム出身者が成長して
ある目的で日本に集う。
当時のいじめっ子が政治家になっている。
その政治家への復讐が目的となる。
メディアを用いた復讐がはじまるが
卑劣な反撃もはじまる。

2024年1月13日土曜日

004(2211) 史上最強のエニグマ暗号が暴かれた日:2024.01.13

 牧野武文著「史上最強のエニグマ暗号が暴かれた日:
アラン・チューリングとブレッチレーパーク」
を読んだ。
エニグマとチューリングについては
映画や書籍で概要は知っていた。
しかし、解読に関わった研究者や
枯れたのアプローチは知らなかった。
なかなか興味深かった。
短い短編であることと
興味あるのこなので
一気読みできた。
39冊あるのでこれからしばらく楽しめる。

003(2210) 独学大全:2024.01.13

読書猿著「独学大全―
絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法」
を読んだ。
長い本であった。
1年以上かけて読んだ。
スマホのKindleに入れておいて
時間がある時読んでいた。
個別の内容が短文で書かれているので
細切れ時間になって読んでいける。
長かったがやっと読めた。
独学は継続していこう。

2024年1月12日金曜日

002(2209) 警視庁公安J 5:2024.01.12

鈴峯紅也著「警視庁公安J 5 シャドウ・ドクター」
を読んだ。
アメリカで連続殺人事件が起こった。
そこでは別々の臓器が切り取られている。
似た殺人事件が日本でも起こった。
姿の見えない殺人の狙いは、
臓器移植を受けた人物のようである。
だが、闇での移植は隠匿される。
臓器移植、臓器販売から殺人者が浮かび上がる。
殺人者の幕間の語りで必然性が見えてくる。

2024年1月6日土曜日

001(2208) 彷徨える艦隊 3:2024.01.06

ジャック キャンベル著「彷徨える艦隊 3
巡航戦艦カレイジャス」
を読んだ。
久しぶりにこのシリーズを読んだ。
予想外の進路をとりながら、
シンディック軍を翻弄しながら
補給も進めていく。
しかし、最後にアライアンス艦隊に
大きな危機が訪れる。
その背後には未知の異星人が影がちらつく。
危機は今後も続きそうだ。