2010年5月29日土曜日

039(610) 「手紙屋」蛍雪篇:2010.05.29

喜多川泰著「「手紙屋」蛍雪篇」
(ISBN978-4-88759-612-2 C0037)
を読んだ。
なぜ大学に行くのか。
なぜ勉強するのか。
だれもが悩んだことがある問題を
正面から答えを出している本である。
手紙のやり取りをしながら
その答えを出している。
少々論点についてけないところがあるが
なかなか面白い本だ。
悩んでいる若者たちに勧めたいものだが。
実際には実行できるかどうかだが。

2010年5月25日火曜日

038(609) てんやわんや:2010.05.25

獅子文六著「てんやわんや」
(ISBN4-620-51035-1 C0093)
を読んだ。
中学校か高校時代に読んだ作家である。
獅子文六は確か、この本から面白く
いろいろな作品を読み出した。
今は絶版でなかなか手に入らない本となった。
読み直したのは、
小説の舞台が、今いる地域の近くで、
先日調査の折によったとき、
旧北宇和郡岩松町(愛媛県宇和島市津島)で
河口か海か迷ったところだ。
のんびりとした場所である。
ここが獅子文六の妻の実家で
疎開し ていた時の様子を題材としているそうだ。
今回読み直したのだが、
覚えていた内容とだいぶ違っていた。
しかし、なかなか面白かった。

2010年5月21日金曜日

037(608) 大絶滅がもたらす進化:2010.05.21

金子隆一著「大絶滅がもたらす進化」
(ISBN978-4-7973-4407-3 C0245)
を読んだ。
絶滅についての情報のまとめである。
しかし、情報の古いものと新しいものが
混在していること、
テクトニクスに対するいくつかの
間違いがあったりすること
が少々気になった。

2010年5月19日水曜日

036(607) スペースプローブ:2010.05.19

機本伸司著「スペースプローブ」
(ISBN978-4-15-208838-3 C0093)
を読んだ。
日本が月着陸にいくという計画から
ETIの証拠が仲間からもたらされる。
しかし組織に公表することができないので
別のアプローチをする。
そしてストーリーが展開する。
しかし、前半がカラオケ内での
話だけで進む不思議な展開となっている。

2010年5月17日月曜日

035(606) 四万十日用百貨店:2010.05.17

迫田司著「四万十日用百貨店」
(USBN978-4-904702-04-8 C0036)
を読んだ。
先日四万十川の十和の道の駅で購入した本だ。
そこの道の駅はなんとなくセンスがよく、
いくつかの買い物をして
センスのいい食堂があったので、
食事もしてしまった。
その本を読むとこの著者が近くに住んでいて、
この道の駅の商品をトータルデザインをしているようだ。
著者はデザイナーでありながら、
四万十の田舎に住み、
農業をしている。
高知県だけど、近い。
こんどじっくりいってみようか。

2010年5月11日火曜日

034(605) 分類思考の世界:2010.05.11

三中信宏著「分類思考の世界」
(ISBN978-4-06-288014-5 C0245)
を読んだ。
この本を読むのは苦労した。
内容的には先月書いていた
論文のテーマと重複する。
そのため読まなければならないという
気持ちが強かった。
そして個々の内容にも興味があった。
しかし、なかなか読み進めない。
一つは雑多な内容(しかしそれぞれ深いのだが)が
混在してる。
そこに高度な内容がこめられている。
2、3度挫折してやっと読み終わった。
昨年買っていたが、一度は諦めた。
しかし、今回四国に持ってきて
読もうと考えた。
新たに読み進めるうちに、
今の論文と関係があることわかってきた。
しかし、なかなか進まない。
その間に別の本を何冊も読んだ。
今度は三中氏の別の視点の本を
読んでみようと考えている。

2010年5月10日月曜日

033(604) ダイスをころがせ!:2010.05.10

真保裕一著「ダイスをころがせ!」
(ISBN4-620-10654-2 C0093)
を読んだ。
友人が国会議員を目指す。
それに引っ張り出されたリストラされた社会人。
そこからいろいろな思惑が動き出す。
そして大きな目標を目指す傍ら、
自分自身の指針を見つけていくような
話になっている。

2010年5月6日木曜日

032(603) マグマの地球科学:2010.05.06

鎌田浩毅著「マグマの地球科学」
(ISBN978-4-12-101978-3 C1244)
を読んだ。
専門の分野の本は読みやすい。
すいすい読める。
別の専門の難解な本が
なかなか読み進めないのに比べれば
楽に読めた。

2010年5月1日土曜日

031(602) 僕たちの終末:2010.05.01

機本伸司著「僕たちの終末」
(ISBN978-4-7584-3335-8 C0193)
を読んだ。
本格的なSFである。
この著者の長編台作目である。
やはりなかなか面白い。