2018年5月31日木曜日

052(1638) 天才までの距離 美術探偵・神永美有:2018.05.31

門井慶喜著「天才までの距離 美術探偵・神永美有」
を読んだ。
美術探偵の神永美有の行動(活躍ではない)を
友人で京都の4年制の美大の准教授となった
佐々木昭友の視点から書かれた連作短編集である。
主に佐々木の活躍が目立つものが多かった。
なかなか含蓄があり、おもしろものである。
他の作品も読みたくなった。
北森鴻と同じような作風の短編の凝方を感じた。
読んでいきたい作家となった。

052(1638) 天才までの距離 美術探偵・神永美有:2018.05.31

門井慶喜著「天才までの距離 美術探偵・神永美有」
を読んだ。
美術探偵の神永美有の行動(活躍ではない)を
友人で京都の4年制の美大の准教授となった
佐々木昭友の視点から書かれた連作短編集である。
主に佐々木の活躍が目立つものが多かった。
なかなか含蓄があり、おもしろものである。
他の作品も読みたくなった。
北森鴻と同じような作風の短編の凝方

2018年5月29日火曜日

051(1637) ST 警視庁科学特捜班 毒物殺人:2018.05.29

今野敏著「ST 警視庁科学特捜班 毒物殺人」
を読んだ。
STシリーズの第2弾である。
5人のSTがそれぞれの能力を発揮しながら操作する。
今回は2件の毒物殺人から大きな悪を暴いていく。
そんなミステリーが気楽に読めるので
つぶしで読むのにちょうどいい。

2018年5月26日土曜日

050(1636) ゲノム編集とは何か:2018.05.26

小林雅一著「ゲノム編集とは何か 「DNAのメス」クリスパーの衝撃」
を読んだ。
クリスパーについての現状がわかった。
研究の経過や重要性、特許に関する裁判や、
巨大化学企業のゲノム編集に関する投資や戦略など
多岐にわたる話題が盛り込まれていた。
そして気になるのは、
日本がこの分野で出遅れいている点である。
本来日本が得意そうな分野なので
出遅れは手痛い。
そんなことを感じた。
今度はクリスパーの科学面について知りたくなった。

2018年5月22日火曜日

049(1635) 楽園のカンヴァス:2018.05.22

原田マハ著「楽園のカンヴァス」
を読んだ。
面白い。
時代を何重かに複層しながら、行き来しながら、話が進む。
作中作にも謎と、登場人物にも謎が加え
ルソーという前衛画家の作品を巡る物語である。
なかなかいい作品であった。

2018年5月19日土曜日

048(1634) 万能鑑定士Qの事件簿 IX:2018.05.19

松岡圭祐著「万能鑑定士Qの事件簿 IX」
を読んだ。
今回は、何重かの詐欺と伏線があり、
なかなか凝ったストーリになっている。
ルーブル博物館のモナ・リザの専門家とイギリス王族、
それが主人公の凛田莉子と講談社の週刊誌の記者の小笠原が
巻き込まれていく。
そのなぞにどう挑んでいくかが。
軽く読めて面白かった。

2018年5月18日金曜日

047(1633) 東京帝大叡古教授:2018.05.18

門井慶喜著「東京帝大叡古教授」
を読んだ。
なかなか面白い。
明治時代を舞台としたミステリーでありながら
歴史的などんでん返しが仕込まれている。
ミステリーとしてはもう一つだが、
最終的には大きな伏線が面白かった。

2018年5月12日土曜日

046(1632) 合成生物学の衝撃:2018.05.12

須田桃子著「合成生物学の衝撃」
を読んだ。
ベンダーのヒトゲノムの解読と
合成生物について少し知っていたが、
詳細は知らなかった。
本書だけでは、まだ十分にわからない。
少しこのあたりを読んでみたい。
またCRISPR-Cas9と遺伝子ドライブという技術にも興味をもった。

2018年5月8日火曜日

045(1631) 銀河乞食軍団[8]:2018.05.08

野田昌宏著「銀河乞食軍団[8]―隠元岩礁に異常あり―」
を読んだ。
話は少しずつ展開していくが、
その展開は面白い。
だが、今回はあまり波乱がない。
なにか大きな出来事が
起こりそうな予感はするのだが。

2018年5月6日日曜日

044(1630) 異端の統計学 ベイズ:2018.05.06

シャロン・バーチュ・マグレイン著「異端の統計学 ベイズ2」
を読んだ。
ベイズの置かれてきた位置、
その歴史的経緯、
反対論者と推進者、そしてその競争。
現在の状況などがわかってきた。
ただ、思想的な深みがなかなか理解できなかった。
そのあたりを詳しく解説しているものがあるといいのだが。
こうしてまた読みたい本、読むべき本が増えていくのか。

2018年5月1日火曜日

043(1629) 万能鑑定士Qの事件簿 VIII:2018.05.01

松岡圭祐著「万能鑑定士Qの事件簿 VIII」を読んだ。
波照間の水不足を解決する画期的装置が発明される。
それを町の議会議員が聞きつけ、
先客だけに販売するということで、
現地に行き、研究者とともに実験に立会、その凄さを実感する。
議会の合意を得て、12億円が振り込まれようよしている。
学校時代の同級生たちが台湾を舞台にして、
詐欺師を追いかける物語である。