2019年1月28日月曜日

009(1715) レイライン:2019.01.28

榊正志著「レイライン: 千三百年間の謎 失われた秘剣」
を読んだ。
壮大なシナリオで興味深い。
だが、内容盛り沢山すぎ、
それを高いピークの状態まま話が進む。
残念な展開だ。
もっと長い物語にして緩急のあるストーリであれば
もっと楽しめるのだが。
次巻があるのだが、少し間を開けて読みたい。

2019年1月25日金曜日

008(1714) 追憶の夜想曲:2019.01.25

中山七里著「追憶の夜想曲」
を読んだ。
弁護士御子柴が主人公のシリース二作目である。
面白いが、なぜこの容疑者にこだわるのか
謎がありながら、最後まで行く。
最後に、大きなどんでん返しがいくつかある。
その中でも大変などんでん返しがあった。
今後のシリーズはどう展開していくのか
心配になるほどものだ。
次の作品が気になる。

2019年1月22日火曜日

007(1713) ハーメルンの誘拐魔:2019.01.22

中山七里著「ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人」
を読んだ。
ハーメルンの笛吹を模した誘拐事件が起こる。
ワクチンによる薬害、
障害者と医療協会の会長の娘、
医師などが絡み合う。
誘拐事件の背景を探る刑事が
その問題を掘り下げていく。
メディアを巻き込んだ身代金報道となる。
最後には大きなドンデン返しがある。

2019年1月17日木曜日

006(1712) 七色の毒:2019.01.17

中山七里著「七色の毒 刑事犬養隼人」
を読んだ。
短編集であるが、いくつか登場人物や事件が関係している。
短い作品であるが、どんでん返しが組み込まれている。
短編集であるが、いろいろな仕込みがされている。
さすがに、中山氏の作品である。
面白さに抜かりはない。

2019年1月14日月曜日

005(1711) 贖罪の奏鳴曲:2019.01.14

中山七里著「贖罪の奏鳴曲」
を読んだ。
弁護士・御子柴礼司が死体を処理するとこからはじまる。
有能ではあるが、売名行為のようなことも見える。
しかし、過去を洗うと少年時代に女児を殺す。
だれでもいいから殺したかった、ということ。
一種のサイコパスのようだが、
少年院での出来事で改心をした。
そして司法試験に合格する。
中山の作品なので何重にも
ドンデン返しが用意されている。

2019年1月10日木曜日

004(1710) テミスの剣:2019.01.10

中山七里著「テミスの剣」
を読んだ。
面白いミステリーとしてもどんでん返しがある。
もう一つのテーマは、正義をいかにつらぬくか、
という難しいものも秘められている。
中山氏のミステリーは
このような深みがあることを思い出した。
今後長く読んでいきたい作者だ。

2019年1月5日土曜日

003(1709) 熱波:2019.01.05

今野敏著「熱波」
を読んだ。
自治省の役人が短期、沖縄県庁に出張する。
その報告書を見た上司が
すぐに沖縄出向を命じる。
そして沖縄県庁で利権を巡る地元暴力団と
2つの台湾マフィアの抗争を起こる。
その抗争と県、国の板挟みになった役人の
意識が少しずつ変わっていく。
不思議な物語が面白い。

2019年1月2日水曜日

002(1708) 年頭に:2019.01.02

2018年の1年間で121冊の読書をした。
専門書や文献で目を通したものは含めていない。
ここ1年半ほどデジタルで本を読むようになってきた。
単行本を持って寝転んで読むときの
手や目の辛さも削減したような気がする。
目にも少し楽になっているように思える。
髪からデジタルへの媒体の変化でもある。
できるだけ多くの本を読みたい。
限らえた時間、残された時間で、読むためには
読むときのストレスを媒体からのものを
極力減らしていくことが必要だ。
媒体の進化に期待したいものだ。
残された人生に読書は大いなる潤いとなるであろ。

001(1707) 第六大陸2:2019.01.02

小川一水著「第六大陸2」
を読んだ。
前巻からの続きの話である。
月の基地でさまざまな問題がありながらも
それを解決しながらストーリーは進む。
そして異星人の蒔いた種から育った装置が
アメリカ基地の実験により、稼働した。
そこからの話がどう展開するのか興味をもったが、
そこで話は終わる。
少々、欲求不満を覚える。