2020年11月29日日曜日

097(1947) 静かな月夜の不確かなこと :2020.11.28

 赤井五郎著「静かな月夜の不確かなこと 」

を読んだ。

シリーズ第三作である。

前作の後日の話である。

第1作で出てきたリーラという娘が出てくる。

前作で死んだ双一郎がその後どうなったのか、

ティティアと双一郎との新しい関係ができている。

そして第2作で死んだはずの京子も最後に登場する。

不思議な世界観でミステリーが展開されていく。

2020年11月25日水曜日

096(1946) 正義の天秤:2020.11.25

大門剛明著「正義の天秤」 

を読んだ。

名門で巨大な法律事務所の創設者が

亡くなったことで、

その部所の存続が危ぶまれている。

そこでもと医師だったが

海外で弁護士として活躍している

鷹野和也を招聘し、

部の全権委任した。

すると多くの所属弁護士を解雇した。

残ったのは、有能な事務員と

癖のある弁護士ばかりだった。

短編集だが、それぞれ面白い。 

2020年11月20日金曜日

095(1945) 月なき夜の幸せなこと:2020.11.20

赤井五郎著「月なき夜の幸せなこと」 

を読んだ。

前作の数年後の話である。

設定が架空の世界、時代のファンタジーで

内容はミステリーでもサスペンスでもある。

最後には、京子が双一郎のために自己犠牲になる。

その後が気になる終わりである。

2020年11月15日日曜日

094(1944) 蝶の力学:2020.11.15

 麻見和史著「蝶の力学 警視庁殺人分析班」 

を読んだ。

首の傷には青い花が刺されていた。

資産家の惨殺死体が見つかる。

妻は行方不明で、怪我をおっているようだ。

いつもの殺人分析班が調査に当たるが、

鷹野が塔子の目の前の暴漢に襲われ負傷する。

今回は筋読み鷹野を欠いて犯人逮捕を目指すことになる。

2020年11月12日木曜日

093(1943) 五体不満足:2020.11.12

 乙武洋匡著「五体不満足 完全版」 

を読んだ。

以前にも読んだ本だが、

内容は一部は覚えているが

なかりわすれていたため、新鮮に読めた。

校務に使う予定のなので、

急遽購入して読んだ。

2020年11月7日土曜日

092(1942) 青い月夜の特別なこと:2020.11.07

赤井五郎著「青い月夜の特別なこと」 

を読んだ。

ミステリー仕立てであるが、

不思議な世界観もったファンタジーである。

ミステリー自体は簡単に処理される。

それより世界観が興味深い。

3部作のシリーズとなっている。 

2020年11月5日木曜日

091(1941) カムイの剣 5:2020.11.05

 矢野徹著「カムイの剣 5」 

を読んだ。 

アメリカ、ロシア、フランス、イギリス、ロシア、プロシアなど

極東の利権と日本を利用しようとする各国の動きが激しい。

そんな国際状況を説明しながら、

催眠術師ラスプーチン一族の状況も進む。

今後が気になっているところだ、

ここで本書は終わっている。

残念なことになっている。

2020年11月2日月曜日

090(1940) ブルーネス:2020.11.02

 伊与原新著「ブルーネス」 

を読んだ。

東日本大震災で矢面に立たされ、

地震研をやめた研究者が主人公である。

津波を手軽で、リアルタイムで観測し

実際のデータで計算して津波予測をする、

そんなシステムを開発していく、

はみだしものの研究者の物語である。

解説に巽好幸さんが

著者の研究についても紹介されている。