2021年9月29日水曜日

074(2027) 老人力:2021.09.29

赤瀬川原平著「老人力」
を読んだ。
以前読んだ本をデジタル版で読んだ。
若い頃は楽しいエッセイとして読んだが、
初版は1998年である。
今では、我が身のこととして読める。
20年ほど前に読んだことになる。
2014年に亡くなった著者だが、
還暦過ぎてから老人力を発揮しだした。
物忘れがひどくなっていくような老化現象を
老人力というと明るい言葉でいうことを提唱した。
エッセイで、老化を明るく軽妙に語られる。

2021年9月27日月曜日

073(2026) ギガース6:2021.09.27

今野敏著「宇宙海兵隊 ギガース 6」
を読んだ。
地球では、休戦のための政治運動、
ジャーナリストの活動などで
反戦の機運が高まる。
木星圏では最後の戦いがはじまった。
その戦いでは、ジュピタリアンは戦いながらも
人命優先の姿勢を崩さない。
敵であっても、救助を進めていく。
そのため、地球連合軍は、
攻撃を中止して停戦をする。
結果としてジュピタリアンが勝ち
地球連合は木星の独立を認めた。
そしてストーリも完結となる。

2021年9月23日木曜日

072(2025) ギガース5:2021.09.23

今野敏著「宇宙海兵隊 ギガース 5」
を読んだ。
地球連合軍のアトランティスは
木星への軌道へ向かう。
その途中で戦いが起こり、
捕虜を捕まえた。
捕虜からジュピタリア軍へとなる経緯が語られる。
また、ホーリーランドが戦争をはじめた
経緯を少しずつ語られる。
いろいろな地で複雑なストーリが
少しずつ明らかにされてくる。

2021年9月21日火曜日

071(2024) ギガース4:2021.09.21

今野敏著「宇宙海兵隊 ギガース 4」

を読んだ。

地球軌道上での戦いも地球連合軍の勝利となった。

反戦勢力の行動するが、

なかなかうまくいかない。

ジュピタリアンの創設者が

地球の群組織にいた。

逮捕されたスパイもその事実に驚く。

戦いは地球連合軍の小惑星帯から木星へと向かう。

2021年9月19日日曜日

070(2023) ギガース3:2021.09.19

今野敏著「宇宙海兵隊 ギガース 3」

を読んだ。

火星から撤退した地球連合軍。

ジュピタリアンとの戦いは、月の極軌道に移った。

地球連合軍は、戦いに勝ち、

施設を守り、捕虜も捕まえたが、

軍の情報部の不可解な行動、

連合政府の反戦論者への厳しい取締り

など不穏な動きが目立ってくる。

いろいろと新たな謎もでてきた。

ストーリは佳境へとなってきた。

2021年9月17日金曜日

069(2022) ギガース2:2021.09.17

今野敏著「宇宙海兵隊 ギガース 2」

を読んだ。

「アトランティス」に、オージェたち空間エアフォースが

艦載機部隊として加わることになった。

アメリカとロシア、海軍と空軍の確執もあるが、戦闘に入った。

アトランティスは地球連合軍の最強の部隊となった。

火星の軌道上での戦闘で勝利はしたが、

火星の重要基地と補給路がやられる。

戦線は地球に縮小しなければならなく。

新たな展開が想定される。

2021年9月15日水曜日

068(2021) ギガース1:2021.09.15

今野敏著「宇宙海兵隊 ギガース 1」

を読んだ。

月、火星、木星まで植民を進めた地球連合。

しかし、木星の住人たちが反乱を起こす。

独自の戦闘用の宇宙船を操り、独立を目指す。

地球連合は、新機種のモビルスーツを導入する。

操作者は、得意な能力をもつ、若い娘である。

その性能と能力はすごものがある。

スペースオペラのはじまりである。

2021年9月12日日曜日

067(2020) 絃の聖域:2021.09.12

栗本薫著「絃の聖域」

を読んだ。

長唄の三味線の家元で起こる殺人事件。

殺人事件から、家元の奇妙な家庭、事情がわかってくる。

4つの連続殺人事件となるが、

伊集院の謎解きで事件は一旦解決する。

しかし、その後、どんでん返しの謎解きがある。

その背景には、家元の家庭の奇妙な事情があることが明かされる。

伊集院大介のデビューの登場である。

栗本自身が吉川英治文学新人賞受賞した作品である。

2021年9月4日土曜日

066(2019) 瞬間移動死体:2021.09.04

西澤保彦著「瞬間移動死体」

を読んだ。

ミステリーだが、SF要素が加わっている。

人気作家の妻につかえる専業主夫が主人公である。

破天荒の妻をちょっとした言葉で殺意を抱く。

テレポーションというSF的方法を用いて

殺人計画をたてじ実行に移るが、

事態は別の方向へと進む。

なかなかおもしろい。

2021年9月1日水曜日

065(2018) ダブルチェイサー:2021.09.01

六道慧著「警察庁広域機動隊 ダブルチェイサー」

を読んだ。

前作の続きのシリーズである。

今回は浅草などの台東区を舞台している。

小さな詐欺のトラブルから

だんだん大きな詐欺が発覚していく。

そこに詐欺師のグループが関わっていることわかってくる。

やがで伝説の詐欺グループと、

どうも異なったグループの存在がありそうなこともわる。

しかし、最後の最後で、伝説のグループの存在が

はっきりとしてくる。