2018年7月29日日曜日

080(1665) 自覚―隠蔽捜査5.5―:2018.07.29

今野敏著「自覚―隠蔽捜査5.5―」
を読んだ。
短編集である。
短編集では、長編の主人公である大森署署長竜崎は
脇役に置かれている。
長編で出てきた脇役が主役として登場し、
竜崎の発言、行動が大きな役割を果たす。
そんなパターンが多い。
面白い。

2018年7月27日金曜日

079(1664) 宰領―隠蔽捜査5―:2018.07.27

今野敏著「宰領―隠蔽捜査5―」
を読んだ。
面白い。
国会議員が誘拐される。
運転手が殺害され警察の捜査本部へ電話がかかってくる。
地道な捜査がなされ、
真相が解明されていく。
人との関係もおもしろい。

2018年7月25日水曜日

078(1663) マルドゥック・スクランブル The 1st Compression:2018.07.25

冲方丁著「マルドゥック・スクランブル The 1st Compression─圧縮 〔完全版〕」
を読んだ。
不思議な世界が構築されている。
SFとミステリー、サスペンスなどの要素がはいっているが、
深い内容も組み込まれている気がする。
時代小説は読んだのだが、
沖方のSFが本業のようなものなのだが、
今作が初めてであった。
ホーガンのSFは、小説の世界を理解するの時間がかかる。
そこからめくりめく世界が広がる。
この小説ではまだそこまで達しない。
3部作の1作目だが、少々時間を空けよう。

2018年7月20日金曜日

077(1662) 悪血:2018.07.20

門井慶喜著「悪血」
を読んだ。
日本画家の家の三代目の息子が主人公で
隣の書家の娘が許嫁である。
そんな血に疑問を感じて、
画家の道をはずれるが、
ペットの肖像画という隙間産業で生きている。
主人公が血というものに悩む。
非合法なブリーダーが特別な犬種をつくるのを見て、
血統について考える。
あらたに作られた特殊な犬が
狂犬病になり、ブリーダーも死に至る。
主人公も狂犬病の危険性が現れる。
その時、主人公のとった行動は・・・

2018年7月17日火曜日

076(1661) 転迷:2018.07.17

今野敏著「転迷―隠蔽捜査4―」
を読んだ。
今回は、厚生労働省の麻取、公安、外務省など
省庁が複雑に絡みある事案が起こる。
当初はばらばらの事件に見えたが、
最終的に結びついてくる。
そこに主人公の竜崎が
論理的に形式を通して解決していく。
なかなかおもしろい。

2018年7月15日日曜日

075(1661) 銀河乞食軍団[9]:2018.07.15

野田昌宏著「銀河乞食軍団[9]―タンポポ村、発見!―」
を読んだ。
話は進む。
しかし、なかなか核心へつながらない。
中編だが、ついつい次が気になる終わり方だが、
以前読んだのだが全く覚えていない。
だから面白く読めるのだが。

2018年7月13日金曜日

074(1660) 初陣:2018.07.13

今野敏著「初陣―隠蔽捜査3.5―」
を読んだ。
隠蔽捜査のシリーズの脇役の伊丹が主人公となり
幼なじみで同期の竜崎伸也が脇役でチョロチョロ出てくる。
しかし、その役割が大きい。
短い話ばかりだが、面白い。

2018年7月10日火曜日

073(1659) 注文の多い美術館:2018.07.10

門井慶喜著「注文の多い美術館 美術探偵・神永美有 」
を読んだ。
神永と佐々木の登場する美術探偵シリーズである。
短編集だが、語り手が佐々木、神永、イヴォンヌなどになる。
また、神永と佐々木の出会いなども示される。
短編だが、これまでの登場人物のいろいろな過去が示されて
なかなかおもしろい。

072(1658) こちら警視庁美術犯罪捜査班:2018.07.07

門井慶喜著「こちら警視庁美術犯罪捜査班」
を読んだ。
たった二人の美術犯罪の捜査をする部署である。
先輩刑事岸すみれの指導のもと、
元気とやる気はあるのが、美術にの知識はない三田村が
犯罪を取り締まっていく短編集である。
それぞれおの犯罪をただっていくと
すべてが一つの会社、一人の人物にただりるく。
それが岸のもと夫であった・・・

2018年7月5日木曜日

071(1657) 日本核武装 下:2018.07.05

高嶋哲夫著「日本核武装 下」
を読んだ。
核爆弾の装置自体は
日本の技術力があれば可能である。
核物質も管理は厳重だが、日本に存在している。
それを加工すれば、原爆に転換可能である。
そんな背景で物語は進む。
原爆反対、戦争反対の主人公。
他国の侵略があり、
アメリカがそれに介入しないとしたら
日本の取るべき道は?
それが重要なテーマの小説であった。

2018年7月2日月曜日

070(1656) 日本核武装 上:2018.07.02

高嶋哲夫著「日本核武装 上」
を読んだ。
防衛省の職員が交通事故にあった。
彼が持っていいた書類は原子爆弾の設計書であった。
その書類を巡る追求と、
尖閣諸島での中国との緊迫。
そしてアメリカの変心など
複雑なストーリーが進む。
すぐに下巻に読み継ぐ。