2023年12月29日金曜日

087(2206) 警視庁公安J オリエンタル・ゲリラ:2023.12.29

鈴峯紅也著「警視庁公安J オリエンタル・ゲリラ」
を読んだ。
自爆テロが続いてく。
スペイン語のような言葉を発して自爆する。
純也の周辺でもテロが起こる。
真相を追求していくと
父たちの学生運動に端を発した
人間関係が子どもや、
ペルーの民族ゲリラに引き継がれていく。
重要人物を狙ったテロの謎が解き明かされていく。

2023年12月23日土曜日

086(2205) 歌うカタツムリ:2023.12.23

千葉著「歌うカタツムリ-進化とらせんの物語」
を読んだ。
進化学とマイマイ(カタツムリ)の研究の話である。
マイマイの研究が歴史をおって語られる。
マイマイというローカルな素材が、
進化の原理というグルーバルの証明の材料になる。
適応主義(自然淘汰を重視)と
非適応主義(遺伝的浮動や平衡推移、中立説などを重視)
との論争と趨勢の変化が面白い。
読んでいて興味が惹かれたのは
グールドの進化学とマイマイの研究が紹介されていた。
古生物学から進化学へ論争を挑んで
そこからでてきた断続平衡説も面白い。

2023年12月18日月曜日

085(2204) われらはレギオン2:2023.12.18

デニス E テイラー 著「われらはレギオン2 アザーズとの遭遇」
を読んだ。
前作と切れ間なく、話は進む。
多くのボブが登場する。
本書の最後にリストが出てくるが
なかなか覚えられない。
アザースとの対戦が進む。
どのような対処をすべきなのか。
なかなか解決策が見えてこない。
全4巻(全5冊)の大作なので
まだ半分にしか達してない。

2023年12月12日火曜日

084(2203) キリン解剖:2023.12.12

郡司芽久著「キリン解剖」
を読んだ。
子どもの時からキリンが好きで
解剖学者になり、キリンを30頭も解剖した。
キリンの首の骨が1本多いことを発見した。
しかし、好きで研究者を目指し、
そして実際になるという稀有な存在かもしれない。
なかなかそのようにはなれないので
羨ましく、そして微笑ましく思いながら読んだ。

2023年12月10日日曜日

083(2202) 大量絶滅はなぜ起きるのか:2023.12.10

尾上哲治著「大量絶滅はなぜ起きるのか 生命を脅かす地球の異変」
を読んだ。
三畳紀末2億0150万年前に起こった大絶滅の研究である。
この時期に80%の種の絶滅が起こった。
いくつかのキーにるような事件が見つかっているが
その因果関係がはっきりしない。
そこに自身の仮説をもちこみ説明していく。
地質学者が書いた一般向けの解説書である。
仮説も確定的なく答えが出ていないので
少々欲求不満になる。

2023年12月7日木曜日

082(2201) 警視庁公安J ブラックチェイン:2023.12.07

鈴峯紅也著「警視庁公安J ブラックチェイン」
を読んだ。
中国の一人っ子政策で生まれたが、
この世には存在できない子どもが多数発生した。
その子どもらは、日の目を見ることがなく
ブラックマーケットへ流れたり
闇の兵士として訓練されたりした。
暗殺集団のブラックチェインという組織が、
日本で暗躍していた。
だが、指導者の交代で犯罪者集団になっていく。
そこに小日向たちの公安Jが挑む。

2023年11月30日木曜日

081(2200) われらはレギオン:2023.11.30

デニス E テイラー著「われらはレギオン」
を読んだ。
ソフトウエア会社の社長でプログラマーであるボブは
死んだときの遺体の冷凍保存を契約していた。
交通事故で死亡したが、
117年後、目覚めるとAIとなっていた。
地球は全面核戦争直前で、
宇宙の探査競争も進んでいた。
ボブは恒星探査機のAIとなり、
第二の地球を探すことを使命とした。
ボブは無限の寿命と、探査機内には工業生産力ももっていた。
別の星系にいって、自身のコピーをつくりながら
生存可能な天体を探していく。
惑星が見つかったので、分身が地球にもどると
核戦争後で人類は局所的にしか生き残っていない。
移民計画がスタートする。
敵対勢力、異星人の痕跡も見つかってくる。
3部に渡る壮大な物語のはじまりである。

2023年11月20日月曜日

080(2199) 警視庁公安J マークスマン:2023.11.20

鈴峯紅也著「警視庁公安J マークスマン」
を読んだ。
小日向純也の生い立ちが語られる。
またドイツの駐在武官が
公安部長を狙撃から守る。
SPは同じ場所にいた総理を狙ったと考えた。
スナパーがまだ狙っているようだ。
J分室とオズ、自衛隊、
そしてスナパーが入り乱れてストーリは進む。
しかし、何重にも入り組んだ真実があった。

2023年11月11日土曜日

079(2198) ハイ・アラート:2023.11.11

福田和代著「ハイ・アラート」
を読んだ。東京でテロリストが爆破を繰り返すが、
人身への被害はない。
神戸では、スポーツジムのオーナが、
ペルーから友人を日系人を迎える。
彼は、ペルーのテロ対策の警官あったが、
日本に出稼ぎに来ている
従兄弟や知り合いと連絡が取れずに
心配して探しに来た。
どう関連していくのか。
福田氏の作品にしては
緊迫感も、面白さがなかった。

2023年11月5日日曜日

078(2197) 北緯43度のコールドケース:2023.11.05

伏尾美紀著「北緯43度のコールドケース」
を読んだ。
第67回江戸川乱歩賞受賞作である。
いくつか話が飛んだり、前後するのだが、
その時間の移動が読みづらくしている。
ストーリや謎自体は面白いのだが
それが気になった。
文庫本の最後に審査員の評価が
書かれていたのを読んだため
より大きく感じたのだろう。

2023年10月31日火曜日

077(2196) 戦国スナイパー 壊れた歴史を修復せよ:2023.10.31

 柳内たくみ著「戦国スナイパー 壊れた歴史を修復せよ
を読んだ。
シリーズ最終巻になる。
前巻で笠間とさくらは現在に戻る。
現在では、過去に戻る方法がわかってきている。
自衛隊は自衛軍となり、歴史が変わっている。
そこで笠間は過去への戻りながら
歴史の修正を考えている。
主に現在でストーリは進む。
面白い展開だが
もう少し続けてほしかったのだが。

2023年10月29日日曜日

076(2195) 警視庁公安J:2023.10.29

 鈴峯紅也著「警視庁公安J」
を読んだ。
エリート一族にクォータとして生まれた小日向純也だが、
幼少時に海外でテロに巻き込まれ行方不明になる。
傭兵に拾われ育てられたが、
東南アジアで発見される。
成長していくが、公安からマークされていくが
東大、国家公務員試験トップ合格していたのだが、
警察庁へ入る。
純也うぃマークしていた公安の3名が
行動確認にミスをしていたことから、
冷や飯を食わされていた。
純也は人脈を活かし、公安の特別なチャームをつくる。
そして、有り余る金と、調査能力を活かして、
知人の死の謎を解いていく。
そこには新興宗教を隠れ蓑にした北朝鮮のスパイを暴いていく。
しかし、どんでん返しがある。

2023年10月22日日曜日

075(2194) 戦国スナイパー 慶一郎絶体絶命篇:2023.10.22

柳内たくみ著「戦国スナイパー 慶一郎絶体絶命篇」
を読んだ。
紗奈を人質にされて、
信長を暗殺することを強要される。
そこで敵の大本に当たる足利義昭に直談判する。
そし信長暗殺に向かう。
最後には大きな展開が起こる。

2023年10月18日水曜日

074(21931) 警視庁監察官Q ストレイドッグ:2023.10.18

鈴峯紅也著「警視庁監察官Q ストレイドッグ」
を読んだ。
地震が起こり、倉庫の棚が倒れて、
2階、3階が壊滅状態になる。
それを改修しながら、
これめでの不備も改善していく。
すると壊れた箱からある景観の制服がでてきた。
調べていくと、警視庁の大きな闇がでてきた。

2023年10月13日金曜日

073(2192) 戦国スナイパー 信玄暗殺指令篇:2023.10.13

柳内たくみ著「戦国スナイパー 信玄暗殺指令篇」
を読んだ。
武田信玄の父に騙され、脅迫されて
信玄に雇われるように連れていかれる。
信玄は断り、丁重に帰される。
一方、信長からは、
さくらに暗殺計画を命じられる。
慶一郎には囮の役割を命じられる。
それぞれの目論見をもって
暗殺経学に望んでいく。
最終的に、武田信玄の暗殺がなされる。

2023年10月7日土曜日

072(2191) 警視庁監察官Q メモリーズ:2023.10.07

鈴峯紅也著「警視庁監察官Q メモリーズ」
を読んだ。
ブルーボックスを中心に警察の監察が進む。
そこに大阪府警から2人の刑事が視察にくる。
不審な動きがあり、
やがで事件が起こる。
昔、子ども時代の老人たちが関係してくる。
シーズの第二弾となる。

2023年10月1日日曜日

071(2190) 警視庁監察官Q:2023.10.01

鈴峯紅也著「警視庁監察官Q」
を読んだ。
警視庁観察官のキャリアの
小田垣観月が一連の事件に挑む。
3つの連作短編からなるが、
それぞれの事件は関係している。
観月はこどもの頃の事故で
表情をなくし、超写真記憶を得た。
記憶力を武器にとんでもない作業をこなしていく。
最後の章では、観月の現在と生い立ちが
語られて。
なかなか面白い。
シリーズなので今後も読んでいく。

2023年9月28日木曜日

070(2189) 頂上捜査:2023.09.28

安東能明著「頂上捜査」
を読んだ。
新任のキャリアの仁村が赴任早々
知事の贈収賄案件を担当することに。
一方叩き上げのマル暴担当の皆沢が
暴力団の抗争事件を追う。
あるエスの女性の死を契機に
二人は共同することすることになる。
大きな犯罪へと広がっていく。

2023年9月21日木曜日

069(2188) 第II捜査官 凍える火:2023.09.21

安東能明著「第II捜査官 凍える火」
を読んだ。
電話ボックスでの焼死体が凍死していた。
透明のエレベーターの中で
暴力団の組長が凍死で焼死体となった。
不思議な死因が、3件続く。
神村と美加は、現場にあった水仙の花粉を追って
越前までいく。
そこには水仙をつくっていたが、
難病の子ども抱える農夫と
医師と看護師がいた

2023年9月18日月曜日

068(2187) 嗤う淑女 二人:2023.09.18

中山七里著「嗤う淑女 二人」
を読んだ。
大量殺人事件が起こる。
そこには番号が書かれて残される。
同窓会の宴会場、大型ツアーバス、
中学校の放火・・・
そこには医療刑務所脱走し
指名手配中の女の影がある。
連続的に起こるが、連続性がわからない。
5番目の新幹線の爆破に密告があった。
犯人は、やはり蒲生が操っていた。

2023年9月15日金曜日

067(2186) ふたたび嗤う淑女:2023.09.15

中山七里著「ふたたび嗤う淑女」
を読んだ。
蒲生美智留が野々宮恭子に成り代わり
つぎつぎと政治家の周りで
自殺や事故などが起こる。
恭子と助手の二人で画策する。
政治家に恨みをもった
もう一人の登場人物が登場する。
最後に野々宮が殺されるが
でんでん返しが起こる。

2023年9月12日火曜日

066(2185) 第II捜査官 虹の不在:2023.09.12

安東能明著「第II捜査官 虹の不在」
を読んだ。
シリーズ2作目の4編を集めた短編集である。
元高校物理教師の神村五郎、
その教え子の西尾美加の二人が繰り広げる
警察ミステリーである。
いずれも一見事件に見えなことから
スタートする展開となっている。

2023年9月9日土曜日

065(2184) 嗤う淑女:2023.09.09

中山七里著「嗤う淑女」
を読んだ。
美貌と人当たりのいい話し方、
それを駆使して、蒲生美智留が
表にでるのは2作だけで、
あとは脇役で登場する連作短編である。
しかし、脇役とはいえ悪意を実現していく主人公である。
美智留の巧妙な悪意がそれぞれ実現されていく。
中山小説の最後には、やはりどんでん返しがある。

065(2184) 嗤う淑女:2023.09.09

中山七里著「嗤う淑女」
を読んだ。
美貌と人当たりのいい話し方、
それを駆使して、蒲生美智留が
表にでるのは2作だけで、
あとは脇役で登場する連作短編である。
しかし、脇役とはいえ悪意を実現していく主人公である。
美智留の巧妙な悪意がそれぞれ実現されていく。
中山小説の最後には、やはりどんでん返しがある。

2023年9月4日月曜日

064(2183) 残心:2023.09.04

鏑木蓮著「残心」
を読んだ。
片付けられない情報誌の見習い記者、国吉冬美は
写真記憶をもっている。
マンガ家をめざしたが雑した。
ルポライターの杉作を作品を読んで
心酔するようになった。
杉作が京都に取材に来ていることをしった。
知り合いを通じて紹介してもらうが、
杉作が老々介護の取材をしているうちし
無理心中に出会う。
冬美は仕事の合間を縫って杉作の撤退をする。
冬美の写真記憶を活用して、見た通りを
イラストとして書いていく。
ところが、どうも不審な点があり
調べていくことでどんでん返しが起こる。

2023年9月1日金曜日

063(2182) 廃校の博物館:2023.09.01

二宮敦人著「廃校の博物館 Dr.片倉の生物学入門」
を読んだ。
大学の生物学の講師が、
廃校の小学校に住み着いた。
それは学会や研究から逃げてきたようだ。
尊敬している学生が助手として
手伝いながら一緒に住みだした。
そこに通っていた小学生たち、
引っ越してきた小学生が
廃校に通い出す。
4面の短編集だが、設定は連続していく。

2023年8月29日火曜日

062(2181) 騒がしい楽園:2023.08.29

中山七里著「騒がしい楽園」
を読んだ。
「闘う君の唄を」の姉妹編である。
前作では脇役だった
幼稚園教諭の神尾舞子が主役になる。
舞子が系列の都内の幼稚園に転任してきた。
そこでは待機児童や
近隣からの騒音のクレーム
街の中で起こっているトラブルが起こっている。
多くの町中の幼稚園や保育所が
抱えている問題である。
途中から犯罪が起こり、
幼稚園児の殺人事件まで進む。
中山氏の作品らしい。

2023年8月23日水曜日

061(2180) 戦国スナイパー 信長との遭遇篇:2023.08.23

柳内たくみ著「戦国スナイパー 信長との遭遇篇」
を読んだ。
慶一郎は、信長から、
鉄砲隊の指導者を
養成することを命じられる。
信長と諸侯たちの前で
途中経過での成果を見せるようい命じられた。
すると多くの有能な足軽を
多数引っこ抜かれていった。
再度新たに訓練を開始する。
また本能寺で信長の命を狙う陰謀を
かろうじて阻止する。
次なる展開に期待される。

2023年8月22日火曜日

060(2179) 闘う君の唄を:2023.08.22

中山七里著「闘う君の唄を」
を読んだ。
幼稚園の新任教員喜多嶋凜の物語である。
前半は、保守的、保護者会の言いなりの保育園。
それを凛は少しずつ変えていく。
しかし、後半は、凛の過去が判明して
大きな事件となる。
しかし、その事件を契機、過去の真相がわかってくる。
その後はどうなるのだろうか、
と思うところで終わる。

2023年8月19日土曜日

059(2178) 戦国スナイパー 信長との遭遇篇:2023.08.19

柳内たくみ著「戦国スナイパー 信長との遭遇篇」
を読んだ。
突然ストーリーの冒頭に、
狙撃訓練を受けた自衛隊員が
原因は不明だが、
戦国時代にくる。
信長の狙撃を助けたことで
信長に認められた。
しかし、原隊にもどるために
移動していく。
いろいろなトラブに巻き込まれていく。
最後には、信長の戦に巻き込まれていく。
ストーリーの流れが
悪いところもあるが
なかなか面白い。

2023年8月14日月曜日

058(2177) 警視庁SM班III:2023.08.14

富樫倫太郎著「警視庁SM班III スリーパー」
を読んだ。
SM班のメンバーが新宿の犯罪組織で
次々と殺人が起こった。
一方、淡々を殺人をする
殺し屋の行動も記述される。
SM班は、サブになっていく。
殺し屋と犯罪組織、
殺し屋と殺し屋との闘争がメインになっていく。

2023年8月8日火曜日

056(2175) わしの研究:2023.08.08

神山恭昭著「わしの研究」
を読んだ。
手書きの研究である。
見開き2ページの研究報告である。
飄々として神山節満載である。
「形の研究」では芸大の課題で書いた
スケッチや日記もあった。
そこに、城川の「かまぼこ板の絵」の
審査委員をしていたことが書かれていた。
少々驚いた。
調べた今も審査員をされていた。

2023年8月6日日曜日

055(2174) 警視庁SM班II:2023.08.06

富樫倫太郎著「警視庁SM班II モンスタ」
を読んだ。
前回の犯人は逮捕されたが、
その顧客の一人で富豪が、
事件の概要を探り、
金にまかせて、調査した。
異常な仕事できる人間を使って
同じことをしようと考えた。
誘拐まで進むが・・・

2023年8月5日土曜日

054(2173) 絵日記 丸山住宅ものがたり:2023.08.05

神山恭昭著「新版 絵日記 丸山住宅ものがたり」
を読んだ。
あつレストランで見つけた本である。
神山氏の作品は、以前のサバティカル時にも
数冊よんでいた。
この本は知らなかった。
1986年の本を新版として復刻したものだ。
飄々としていい。
この本には
ドキュメント映画
「ほそぼそ芸術 ささやまな天才 神山恭昭」
が着いていた。
そちらも見たが
やはり飄々とした人物だった。

2023年8月1日火曜日

053(2172) トリックスターズL:2023.08.01

久住四季著「トリックスターズL」
を読んだ。
今回は大学の研究所だが
街から外れた密室状態での
殺人事件がおこった。
連続的に二人の殺人が起こる。
その真相は深い意味をもっていた。

2023年7月27日木曜日

052(2171) 警視庁SM班I:2023.07.23

富樫倫太郎著「警視庁SM班I シークレット・ミッション」
を読んだ。
警視庁の捜査一課に問題ある刑事が集められた。
能力があるが、組織に馴染めな刑事が6名。
強行犯特殊捜査班(SM)として発足する。
発足当日、女子大学生の左耳と左薬指が
職質で発見された。
少ない情報から捜査がはじまっていく。

2023年7月23日日曜日

051(2170) 刑事に向かない女 違反捜査:2023.07.23

山邑圭著「刑事に向かない女 違反捜査」
を読んだ。
女性の片耳が切り取られた死体が見つかった。
やがて他の所轄で耳の切り取られた死体が見つかる。
連続殺人事件と考えられた。
真帆は別の所轄から出向してきた
村田と組まされるが、
単独行動をしていく。
やがて協力しながら真相を解明していく。

2023年7月18日火曜日

050(2169) お電話かわりました名探偵です:2023.07.17

佐藤青南著「お電話かわりました名探偵です」
を読んだ。
県警本部の通信指令室が舞台である。
電話の通話だけで、謎を解いてしまう。
その隣の新人は、
なぜか事件の通話を呼び込んでしまう。
そんな設定のミステリーである。

2023年7月14日金曜日

049(2168) 刑事に向かない女 黙認捜査:2023.07.14

山邑圭著「刑事に向かない女 黙認捜査」
を読んだ。
解体現場での首吊り死体が見つかった。
その男は元警察官で服役していて
出所後すぐの死である。
本部は自殺で終わらせようとしている。
しかし、真帆は他殺を疑い捜査する。
班長からも黙認されての調査となる。

2023年7月11日火曜日

048(2167) ジョン・マン 7:2023.07.11

山本一力著「ジョン・マン 7 邂逅編」
を読んだ。
捕鯨から帰港したジョン・マンが
デイヴィス船長が精神に異常をきたし
死亡したことを船主に報告した。
ハワイに寄港したとき、
遭難仲間が、日本の戻ったと聞き及んだ。
親代わりの船長に報告したことで
仲間のその後を聞いた。
入国できずにハワイに戻ったとのこと。
再度、ジョン・マンは仲間と帰国するために
資金を手に入れるため、
ゴールドラッシュのカリフォルニアにいくことにする。
副官の役割を引き受けて
捕鯨船の改造船で向かうことになった。
本書は、現在の最新刊であるが、
まだ日本に戻るには時間は必要なようだ。

2023年7月9日日曜日

047(2166) 刑事に向かない女:2023.07.09

山邑圭著「刑事に向かない女」
を読んだ。
椎名真帆の理想は、一生お気楽に暮らすことだった。
公務員で事務職を受けるつもりが
警察官の試験を受け、
警官になってしまった。
警官として思わぬ成果を挙げてしまい、
意図しない刑事課に配属された。
叔母と同居しているが、
子供の頃の記憶や両親の記憶がない。
殺人事件を担当していく。
連続事件となっていくが、
その背景に父と自分の記憶喪失が関連していく。

2023年7月2日日曜日

046(2165) 嗜虐の拷問官:2023.07.02

久住四季著「異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 嗜虐の拷問官」
を読んだ。
警視庁に呼び戻され、仙波班に配属されたが
信頼は当分をられそうにない。
そこに半グレのリンチを受けた死体が発見された。
しかし阿良谷のプロファイルによると
異常心理の犯罪となった。
そしてもうひとつの過去の事件を指摘し、
それをは成し遂げられる人物の名前も特定された。
その家に赴いた氷膳は、死体を発見する・・・

2023年7月1日土曜日

045(2164) 剥皮の獣怪物のささやき:2023.07.01

久住四季著「異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 剥皮の獣怪物のささやき」
を読んだ。
多くの規則違反で、免職のところ
取引で警察に残ることになった。
しかし、奥多摩の飛ばされ、
1年間交通課にいたが、刑事課に移動した。
その時、知人から放置自動車の報告があった。
そこから東京での殺人の逃亡犯が浮かびあがる。
逃げた一人の犯人をおって氷膳が小さな小屋で犯人が
皮を剥がれて死んでいた。
プロファイルによって犯人が浮かび上がる。
証拠を取るために、調べていたら、
犯人に襲われる・・・。

2023年6月30日金曜日

044(2163) 怪物のささやき:2023.06.30

久住四季著「異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 怪物のささやき」
を読んだ。
「羊たちの沈黙」を思わせる。
しかし主人公は新米刑事の氷膳莉花である。
知り合いの管理官から内密に犯罪者への
接触を依頼される。
犯罪者は大学の准教授で気鋭の犯罪心理学で
自身のデータ収集のために
犯罪も辞さず、死刑判決を受け、
医療刑務所の特別室「研究室」に隔離さている。
その知識のプロファイル力は優れている。
そのプロファイルに基づいて犯人にたどり着くが、
犯人が殺された。
謎が深まっていく・・・。

2023年6月27日火曜日

043(2162) ジョン・マン 6:2023.06.27

山本一力著「ジョン・マン 6 順風編」
を読んだ。
学校を卒業した後、最初の航海からはじまる。
二等航海士として乗船する。
捕鯨船でもあるが、
珍品収集の依頼も受けている。
しかし、船長の体調がどうも思わしくない。
副船長と協力して航海を進めていく。
ハワイの仲間の消息を聞く。

2023年6月24日土曜日

042(2161) 呪護:2023.06.24

今野敏著「呪護」
を読んだ。
警察小説と伝奇小説を合体したものである。
特別な宗教での争いを背景にした
傷害事件が起こる。
加害の男子高校生と、被害少女高校生、
被害者であり加害者である高校教師がいる。
それぞれの証言が噛み合わず、
事情があり、それが宗教を背景になっている。
今野敏の小説は面白い。

2023年6月22日木曜日

041(2160) ジョン・マン 5:2023.06.22

山本一力著「ジョン・マン 5 立志編」
を読んだ。
万次郎は2月からアカデミーに通い出した。
親代わりのホイットフィールド船長は
新造の捕鯨船の船長に請われ出向することになった。
その間、万次郎は樽づくり職人の元で
住み込みで修行をすることになった。
その職人は、偏屈で厳しいものであった。
それを承知で弟子に入った。
そこで唯一の弟子がバディになっていく。

2023年6月21日水曜日

040(2159) コールド・ファイル:2023.06.21

山邑圭著「コールド・ファイル 警視庁刑事部資料課・比留間怜子」
を読んだ。

警視庁刑事部資料課には、
捜査一課で問題を起こした3名がいる。
業務は過去の解決済み事件の資料を
ただただデータ入力するだけである。
その資料の中に、
なぜか未解決事件のファイルもあった。
玲子が学生時代に
先輩モデルとして信頼していたマリの
殺人事件のファイルがあった。
気になって調べはじめた。
後輩の原田と
その事件で責任をとって
やめさせられた元刑事が
捜査を手伝いはいじめた。
謎の人物からの情報提供もあった。
途中から合同捜査になった。
犯人は意外な人物であった。

2023年6月20日火曜日

039(2158) ジョン・マン 4:2023.06.20

山本一力著「ジョン・マン 4 青雲編」
を読んだ。
万次郎は基礎学力をつけるために、
小学校に入学した。
年下の子どもたちと
学びながら交流ができていく。
ライバルもでき、友人もでき成長していく。
2ヶ月で小学校を卒業して
次は航海士養成の入学試験を目指す。
しかし、年齢が満たず、
試験が受けられない。
だが、船長の交渉で、
受験だけは可能になった。
合格したら半年後ではあるが
入学が許可されことになった。
そして80名以上の受験者で
20名の合格者しかでない難関を
3位で合格を果たした。

2023年6月19日月曜日

038(2157) 秋葉原先留交番ゆうれい付き:2023.06.19

西條奈加著「秋葉原先留交番ゆうれい付き」
を読んだ。
デブのオタク警官、長身のイケメン警官、
そして足だけの幽霊。
オタクだが東大卒の切れ者。
イケメンだが頭が少々足りない。
幽霊は生きていたときは美人だが
足だけでコミュケーションが困難。
三者が秋葉原の交番を舞台に
次々と起こる事件を解決していく。
三者の個性と幽霊の過去が
少しずつ明らかになっていく
連作ミステリーである。

2023年6月12日月曜日

037(2156) ジョン・マン 3:2023.06.12

山本一力著「ジョン・マン 3 望郷編」
を読んだ。
ついに3年間の漁を終えて
ジョン・ハウランド号は、
ニューベッドフォード港にたどり着く。
港で、万次郎のこれまでの航海の回想と、
土佐での徳左衛門が
5人の生存を信じての行動が描写される。
この巻は、時間的には行き来する
断片的な回想が綴られる。

2023年6月9日金曜日

038(2157) 隠居すごろく:2023.06.09

西條奈加著「隠居すごろく」
を読んだ。
糸問屋の6代目を還暦を機に引退した。
隠居宅で住みはじめたが何をしていいか
わからなくなっている。
そこに孫が出入りして、
第二の人生のすごろくが動き出す。
はじめて読む作家だが、面白い。
時代小説を書いているようだが、
今後いくつか読んでみたい。

2023年6月6日火曜日

037(2156) 継続捜査ゼミ2 :2023.06.06

今野敏著「エムエス 継続捜査ゼミ2」
を読んだ。
小早川教授の5名のゼミ生が
冤罪事件をテーマに演習を進める。
一方、大学は学祭でミスコンがあるが
ミスコンの反対派のリーダーが襲われ怪我をする。
小早川が容疑者にされていく。
その捜査もゼミ生が進めていく。
しばら間が空いて読んだがなかなか面白かった。
大学には竹芝教授のような本の森に住む教員も実在する。

2023年6月5日月曜日

036(2155) ジョン・マン 2:2023.06.05

山本一力著「ジョン・マン 2 大洋編」
を読んだ。
鳥島に漂流した宇佐浦の漁師5人は
5ヶ月後、捕鯨船ジョン・ハウランド号に
助けられた。
怪我をしていた重衛も手術で回復した。
万次郎は、英語を少しずつ覚え、
船長や乗組員に可愛がられれる。
ハワイに寄港したとき4人は下船したが、
万次郎は捕鯨船に残る。
そして自慢の遠目で信頼を買っていく。

2023年6月3日土曜日

035(2154) マーダーズ:2023.06.03

長浦京著「マーダーズ」
を読んだ。
必要な殺人、殺人が人を救う。
そんな殺人をしていく個人と
影のグループが対決する。
いろいろな立場の殺人者が出てくる。
だからマーダーズなのだ。
一人での殺人者が
殺された身内の依頼(脅迫)を受けて
刑事ととも犯罪を追いかける。
複雑な構造だが、
罪と罰、生と殺人などについて
考えさせられる。

2023年5月25日木曜日

034(2153) ジョン・マン1:2023.05.25

山本一力著「ジョン・マン1 波濤編」
を読んだ。
土佐の田舎の少年万次郎の
中ノ浜と宇佐浦での子どもの頃の話と
アメリカ東海岸の捕鯨船の
船長ホイットニーフィールドの
出航までの話が並行して語られる。
最後になって万次郎の船が鳥島へ漂着して終わる。
大河物語のはじまりだ。

2023年5月21日日曜日

033(2152) 屈折光:2023.05.21

鏑木蓮著「屈折光」
を読んだ。
超一流の脳外科医の父と獣医師の娘、
そこに創薬コーディネータの恋人が変死体となる。
事件は、病院の医師たちと
地方の酪農地でのBSEが関係してくる。
そして、医師たちの過去と死が関与し
死生観にも関与していく。

2023年5月13日土曜日

032(2151) 秋山善吉工務店:2023.05.13

中山七里著「秋山善吉工務店」
を読んだ。
父を自宅の火事でなくした親子3人。
祖父の実家の工務店に住むことになる。
怖い大工の棟梁善吉がいるので
母は敬遠していたがしかたなく住む。
しかし、二人の子どもも母も、
そして火事を捜査していた刑事も
善吉にいなされる。
ミステリーだが、家族の物語でもある。

2023年5月12日金曜日

031(2150) 灰色の犬:2023.05.11

福澤徹三著「灰色の犬 条川署クロニク」
を読んだ。
初めての作家の作品を読んだ。
シリーズの作品で第1作ある。
最近、シナリオの過酷、危機的な状況に
読むが辛くなり耐えられない部分がある。
これもそのような作品である。
しかし、我慢して読んでいくと、
面白さが最後にはすべての伏線が回収されていく。
面白い作品だが、
少し間を開けて読んでいこう。

2023年5月7日日曜日

030(2149) 村上海賊の娘(四):2023.05.07

和田竜著「村上海賊の娘(四」
を読んだ。
いよい最終巻となった。
毛利側の村上水軍が景の活躍で勝利する。
そして七五三兵衛も景が討ち取った。
村上水軍のそれぞれの登場人物の
その後が述べられる。
景のその後も述べられるが
あまりにあっさりとしている。
もっと詳しく書いてほしかったが
歴史の山場となっただけで書かている。
それも仕方がないのだろう。

2023年5月6日土曜日

029(2148) どこ吹く風:2023.05.06

丸谷才一著「どこ吹く風」
を読んだ。
以前、面白く読んだ丸谷才一のエッセイである。
今回、空き時間に
少しずつ読んでいたものである。
時間つぶしにはなったが、
必ずしも、面白さはそれほどではなかった。
かつては面白いと思ったものが
年齢と時代を経ると
そうではなくなっていた。
まあ、しかたがないのだろう。

2023年5月5日金曜日

028(2147) 村上海賊の娘(三):2023.05.05

和田竜著「村上海賊の娘(三)」
を読んだ。
村上海賊が属する毛利軍、七五三兵衛が属する織田軍が
大阪湾で対峙する。
本願寺への兵糧の運送に担う村上海軍が、
武吉の戦略で時間稼ぎをしたが、
いよいよ淡路まで出航した。
淡路についても、なかなか動かない。
しかし、景がひとりで淡路に行き
交渉をするが、決裂した。
毛利軍は兵糧を持って帰ろうとするが、
景がひとり、孫一のところに向かう。
それを聞いた村上海軍は一気に戦闘モードになる。
鬼策が起こり、海戦がはじまった。

2023年5月3日水曜日

027(2146) 村上海賊の娘(二):2023.05.03

和田竜著「村上海賊の娘(二)」
を読んだ。
第二巻では、大阪本願寺と信長軍の戦いを
描いたストーリであった。
孫一、七五三兵衛、信長などの有名人も出てくる。
砦攻めの戦を景はみることになった。
本願寺の攻撃に対し、一向宗の教義に
反するのではないかと怒り狂う。
その姿を見た七五三兵衛は
それまで理解のあった態度が一変する。
なんのために戦うのか。
兵士は家のためであり、
自身の生活基盤維持のためである。
景のような自身の価値観で動いているものはいなかった。
七五三兵衛の態度の変化から、
景は今までの生き方を考え直すことになった。

2023年4月29日土曜日

026(2145) 村上海賊の娘(一):2023.04.29

和田竜著「村上海賊の娘(一)」
を読んだ。
しまなみ海道の島々は、村上海賊の本拠地だ。
以前から読みたいと思っていた本を
訪れたことをきっかけに読み出した。
一度訪れた地は土地勘ができ
読んでいても臨場感がある。
知っている地名がでてくると
話に引き込まれていく。
主人公の海賊の娘、
景(きょう)が際立っている。
日本人にしては醜女で、
なおかつ破天荒なので、
嫁の貰い手がない。
しかし、外国人的な容貌のようで
見る人によっては、べっぴんにみえる。
時代は、信長と本能寺の戦いの乱世。
毛利が本能寺支援のため村上海賊に
兵糧の海上輸送を求めることからはじまる。

2023年4月25日火曜日

025(2144) 妖精作戦:2023.04.25

笹本祐一著「妖精作戦」
を読んだ。
女子高校生が転校してきた。
その娘は超能力をもっている。
しかし、自在に操ることはできない。
その娘を巡って、超国家的秘密組織が追いかけ、
探偵が守る。
そこに同級生の4人組が加わってくる。
4部作だそうだが、
今後、どう展開するのか気になるところだ。

2023年4月23日日曜日

024(2143) 因縁:2023.04.23

福田和代著「因縁」
を読んだ。
主人公の葉山は、怪しい男に心を動かされ
仕方なく、犯罪に引き込まれる。
強奪は成功したが、
その直後に相棒が死体となる。
奪われたヤクザが共犯者をかぎつけ
その金塊の返却を迫られる。
事件を仕方なく調べていくうちに、
父の犯罪や、相棒との関係などが
少しずつ明らかになる。
最後にはどんでん返しがあった。

2023年4月19日水曜日

023(2142) 星のダンスを見においで 宇宙海賊編:2023.04.19

笹本祐一「星のダンスを見においで 宇宙海賊編」
を読んだ。
夏休みを利用して
ジャックと一緒に宇宙にいった唯佳。
海賊軍団をネットワークで繋ぎ、
連合艦隊、とくに巨大最新鋭艦を
相手にして戦うことになる。
最終の「笑う大海賊」の秘宝を見つける。
しかし、最後の秘宝は一体何だったのだろうか。
最初のページに戻るべきなのだろうか。

2023年4月14日金曜日

022(2141) 星のダンスを見においで 地球戦闘編:2023.04.14

笹本祐一「星のダンスを見においで 地球戦闘編」
を読んだ。    
伝説の宇宙海賊ジャックが
地球の横須賀に18年間も身を潜めていた。
世を忍ぶため、骨董屋をやっていた。
女子高校生の冬月唯佳が通っていた。
ある日、元副官で現在海賊の艦長が
ジャックを見つけた。
街に中であるにも関わらず
戦闘を仕掛けてくる。
唯佳も戦闘に巻き込まれ、
やがて地球外での戦闘へとなっていく。
スペースオペラだが、
ライトノベルの軽さではなく
読み応えのある内容になっている。

2023年4月9日日曜日

021(2140) 密室殺人ゲーム・マニアックス:2023.04.08

 歌野晶午著「密室殺人ゲーム・マニアックス」
を読んだ。
3部作の最後である。
不思議なハンドルネームをもった
例の5人が密室殺人ゲームを続ける。
しかし、メンバーが変わっているので
新しいトリックを繰り返していく。
最後にどんでん返しがある。

2023年4月3日月曜日

020(2139) Winny:2023.04.03

壇俊光著「Winny 天才プログラマー金子勇との7年半」
を読んだ。
Winnyをつくった金子勇の弁護士が書いた
小説仕立てのものがチリである。
多分にノンフィクション的である。
感情が表に出る弁護士のようである。

2023年4月1日土曜日

019(2138) 寮生:2023.04.01

今野敏著「寮生― 一九七一年、函館。」
を読んだ。
函館ラ・サール高校の寮の話かと思ったら
ミステリーであった。
高校寮の楽しさが伝わる。
我が青春時代に思いも通ずる。

2023年3月31日金曜日

018(2137) 闇の墓碑:2023.03.31

麻野涼著「闇の墓碑」
を読んだ。
死んだはずのナチスのヨーゼフ・メンゲレが生きている。
そんな知らせを父から受けた
テレビディレクターの娘に届いた。
急遽ブラジルに向かい真相究明にでかけた。
大学の同級生で現地の記者とともに
闇の解明に取り組んでいく。

2023年3月26日日曜日

017(2136) ブードゥー・チャイルド:2023.03.26

歌野晶午著「ブードゥー・チャイルド」
を読んだ。
前世の記憶をもつ主人公。
父に幼なじみを同じ歳の娘をもつ母ができる。
その母が殺される。
また父も襲われる。
前世の記憶が殺人事件が結びついていく。
ネットでアドバイスをくれた人が、
最後に天才少年としてあられる。
少年が不思議な事件を解決していく。

2023年3月20日月曜日

016(2135) もしも俺たちが天使なら:2023.03.20

伊岡瞬著「もしも俺たちが天使なら」
を読んだ。
詐欺師の谷川、もと刑事の染井、ヒモの松岡。
ふとした経緯で知り合いとなる。
松岡の妹から実家が
乗っ取られそうと相談受ける。
調べていくと、厄介な巨大詐欺グループがいる。
伊岡の詐欺の犯罪小説だ。
なかなかおもしろかった。

2023年3月14日火曜日

015(2134) 密室殺人ゲーム2.0:2023.03.14

歌野晶午著「密室殺人ゲーム2.0」
を読んだ。
同じメンバーが殺人ゲームをしているかと思ったら、
章ごとに挿入される物語で
前のメンバーが逮捕され、
新たなメンバーで開始されていることが
だんだんと明らかになってくる。
そして最後のゲームでは、
大きなどんでん返しが仕込まている。

2023年3月7日火曜日

014(2133) GENERIC:2023.03.07

麻野涼著「GENERIC(ジェネリック)」
を読んだ。
S医大で精神科の担当医は
小児科の小野寺に移したのちに少女が死亡した。
明らかに医療ミスだが、一族がかばっている。
小野寺はブラジルの学会へ出張を命じられる。
ブラジルには恋人であった女性が医師として働いている。
ブラジルではエイズの治療薬に関するトラブルが起こっている。
日本では医療ミスの裁判がはじまる。
2つの国でストーリが進む。
なかなかおもしろい。

2023年3月2日木曜日

013(2132) ダークシティ:2023.03.02

永瀬隼介著「ダークシティ」
を読んだ。
東京郊外の大都市でうだつの上がらない男。
その同級生でもとヤクザが現金強奪をした。
予想外の6億円を強奪したが、
その直後に一人が殺害され
現金は強奪される。
そして警察、メティアの同級生たちが加わり
事件の真相が明らかにされていく。

2023年2月28日火曜日

012(2131) 復讐捜査官 宇野井真弓:2023.02.28

麻野涼著「復讐捜査官 宇野井真弓」
を読んだ。
介護施設で暴力事件が起こる。
まじめに経営されていた
3つのうちの一つの介護施設だった。
評判が落ちて入居者が減っていく。
理事長がスタッフに戻り経営努力に務める。
しかし次々と事件が起こってくる。
その真相はどんでん返しが起こる。

2023年2月27日月曜日

011(2130) 密室殺人ゲーム王手飛車取り:2023.02.27

歌野晶午著「密室殺人ゲーム王手飛車取り」
を読んだ。
ネットで実際に殺人をしてその内容を
推理ゲームにしている5人組がいる。
それぞれが出題者になっている。
最後に大きな展開がある。
予想外の展開がおもしろい。

2023年2月21日火曜日

010(2129) 黄金伝説:2023.02.21

半村良著「黄金伝説」
を読んだ。
金で思い通りに振る舞う人物、
その金で世に出てきた画家
政財界に黒幕として君臨する人物
など、いろいろな人物が
十和田山奥で黄金を求めていく。
そこには超人類、
宇宙から来た知的生命などがうごめく。

2023年2月17日金曜日

009(2128) 死刑台の微笑:2023.02.17

麻野涼著「死刑台の微笑」
を読んだ。
凶悪な3名の未成年が4名を殺害した。
少年法に守られているが、
死刑判決を臨む娘を殺害された母が
裁判を傍聴し続ける。
そしてすこしずつ少年について調べていく。
伏線があり、どんでん返しがある。
なかなかおもしろかった。

2023年2月13日月曜日

008(2127) ゾーイの物語:2023.02.13

ジョン・スコルジー著「ゾーイの物語 老人と宇宙4」
を読んだ。
老人と宇宙の4巻である。
だいぶ前に読んだので
前作の内容を忘れている。
でも非常に引き込まれていった。
防衛軍を退役したジョンとジェーンは
ゾーイを養女にした。
新しい植民地での生活が
ゾーイの目で語られる
そこには大きな事件が次々と起こる。
本編にあった各種の伏線が
最後には次々と回収されていく。
面白い小説である。

2023年2月4日土曜日

007(2126) 血の記憶:2023.02.04

麻野涼著「血の記憶」
を読んだ。
浜松のスーパーで社長娘と孫の
監禁事件が起こった。
犯人はもと技能実習生で
左手が義手である。
要求が、金銭ではなく
社長の左手や
昔の白骨死体に関する事情説明など
意味がわからないものである。
一方、ハーフのタレントが親を探してた。
それらが関連していく。
なかなかおもしろいミステリーだ。

2023年1月31日火曜日

006(2125) フラッガーの方程式:2023.01.31

浅倉秋成著「フラッガーの方程式」
を読んだ。
高校生のファンタジーとミステリーを
小説をしたようなものだ。
設定がアニメのラブコメで奇想天外である。
多数に張られた伏線が
最後にはしっかりと回収していく手法はすごい。

2023年1月26日木曜日

005(2124) 空白の絆 暴走弁護士:2023.01.26

 麻野涼著「空白の絆 暴走弁護士」
を読んだ。
今回は、もと暴走族仲間が
自身の会社の後継者争いに巻き込まれた。
その対処として真行寺に調査を依頼してきた。
戦中にその問題の発端がある。
どのような背景があったのかが解明されていく。

2023年1月21日土曜日

004(2123) 大日本帝国の銀河 3:2023.01.21

林譲治著「大日本帝国の銀河 3」
を読んだ。
演算器がソ連でも制作されていたことがわかる。
科学者がオリオン集団に個別に示唆を受けて
制作していることがわかった。
また海軍がオリオン集団の基地に入っていく。
少しずつ大きな流れが生まれていく。

2023年1月15日日曜日

003(2122) 悪い女 暴走弁護士:2023.01.15

麻野涼著「悪い女 暴走弁護士」
を読んだ。
もとレディーズで不幸な人生を歩んでいるが
めげない女性が相談に訪れた。
保険金殺人の弁護を頼んできた。
2つの殺人を認めている。
死刑も辞さない態度である。
その背景に何があるのが面白い展開となる。

2023年1月9日月曜日

 002(2121) 大日本帝国の銀河 2:2023.01.09

林譲治著「大日本帝国の銀河 2」
を読んだ。
地球外人のオリオン集団との対話を
天文学者の秋津がとっているが、
なかなか進まない。
しかし、彼らの技術を参考に
暗号解読器を日本軍の技術者が作成した。
それがコンピュータの仕組みをもっていた。
また元禄紹介の猪狩がドイツ国防諜報部の
密命を帯びて帰国の途上、拉致される。
第二次大戦直前に新たなファクターが生まれてくる。

2023年1月7日土曜日

001(2120) 県警出動 遺恨の報酬:2023.01.07

麻野涼著「県警出動 遺恨の報酬」
を読んだ。
シリーズ最後の巻となる。
連続した事故が起こる。
いじめによる自殺した
生徒の関係者が
事故の被害者と加害者となっているようだ。
そこに23年前の似たいじめと自殺生徒の
事故が関係しているようだ。
なかなか複雑な事件に
二人の着たきり刑事が挑む。