2015年6月28日日曜日

48(1264) 国境の雪: 2015.06.28

柴田哲夫著「国境の雪」
(ISBN978-4-04-110375-3 C0093)
を読んだ。
脱北者とそれを助ける情報部員、
さらに追いかける北の人間という単純なストーリだが
そこに中国の2010年から2012年あたりの
現在起こっている事件が次々と話の中に組まれていく。
連載中の実際の事件と
その背景事情が小説なっている。
ストーリの面白さより、
その背景のフィクションが面白い作品であった。

2015年6月20日土曜日

47(1263) 伝え方が9割: 2015.06.20

佐々木圭一著「伝え方が9割」
(ISBN978-4-478-01721-0 C0030)
を読んだ。
典型的なハウツー本である。
しかし、これは使えるかもしれない。
明日の校務に適用してみようか。

46(1262) 創世記機械: 2015.06.20

ジェームズ・P・ホーガン著「創世記機械」
(ISBN978-4-488-66304-9 C0197)
を読んだ。
やはり面白い。
統一場理論を小説の中で作り上げている。
なおかつ定常宇宙説を証明している。
無限のエネルギーを作り上げ、
無敵の武器になっていく。
そこから主人公の科学者が
平和な社会生み出していく。
ホーガンにはハズレはない。

45(1261) 学年ビリのギャル: 2015.06.20

坪田信貴著「学年ビリのギャルが
1年で偏差値を40上げて慶應大学に
現役合格した話」
(ISBN978-4-04-891983-8 C0095)
を読んだ。
昨日の病院の待合室や
自宅で一気に読んだ。
読みやすいのですぐに読めた。
必死に勉強すると
超一流とよばれる私立大学にも
合格できるということを実例で示したものだ。
ビリギャルがユニークなので
楽しく読める。
受験のテクニックも書かれているが
これは人それぞれだろうが。

2015年6月16日火曜日

44(1260) 凶悪: 2015.06.16

「新潮45」編集部編「凶悪
ある死刑囚の告発」
(ISBN978-4-10-1239187-7 C0193)
を読んだ。
映画にもなったノンフィクションである。
編集部が編者になっているが、
実際には、記者の宮本太一が
中心になって死刑囚に対応し、取材し、
事件の裏を撮っている。
また本文も執筆している。
非常におしろい内容であったが、
記者の調査から実際の犯人が捕まえられた。
複雑な人間関係もあるのが、
凶悪な犯人である。

2015年6月14日日曜日

43(1259) 虐殺器官: 2015.06.14

伊藤計劃著「虐殺器官」
(ISBN978-4-15-030984-8 C0193)
を読んだ。
非常に評判のいいSFである。
日本だけでなく翻訳され海外でも
屈指の作品と評価されている。
固有の世界を生み出している。
しかし、私は直前にホーガンを読んでいるので
彼の作品と比べてしまうので、
どうしても見劣りがしてしまう。
夭折の作家だから作品数は少ないが、
あとひとつ長編があるので
入手しておき、いい時期に読んでみたい。

2015年6月7日日曜日

42(1258) 繋がれた明日: 2015.06.07

真保裕一著「繋がれた明日」
(ISBN4-02-264359-5 C0193)
を読む。
病院で少し読みだしたが、
テーマが重い内容で
なかなか読み進められなかったが、
やめられない魅力もあった。
自宅で読み進めたら
だんだん面白くなってやめられなくなり
一気に読んでしまった。

2015年6月6日土曜日

41(1257) 造物主の掟: 2015.06.06

ジェームス・P・ホーガン「造物主の掟」
(ISBN978-4-488-66307-0 C0197)
を読む。
少し読みかけていたものを入院中に読み切る。
ハードSFで設定や世界観を理解するのに
少々時間がかかるが、
それに入り込めば
目指している世界が大きく
圧倒される。
さすがホーガンである。
生命の進化と知性の展開をロボットの世界で描いている。
面白い。
この続編があるので楽しみだ。
ひさしぶりにホーガンを読む。
これの作品の翻訳が
あまり進んでいないのは残念だ。
絶版になりつつあるのもでているので、
少しずつ集めておくことにする。