2006年8月30日水曜日

29(270) ホーキング虚時間の宇宙: 2006.08.30

竹内薫著「ホーキング虚時間の宇宙」
(ISBN4-06-257487-x C0242)
を読んだ。
ホーキング理論についての説明が
分かりやすく書かれている。
特に虚時間の導入の数学的意味がよく分かった。
また、ホーキングの語録や
研究者と行ったいろいろな賭けも紹介されている。
いつもの竹内の本と同じで分かりやすかった。
しかし、物理学の先端が
まだ十分解明されていないことが
この本からもわかった。

2006年8月27日日曜日

28(269) ココロにのこる科学のおなはし: 2006.08.27

丸山茂徳著「ココロにのこる科学のおなはし」
(ISBN4-410-13830-8 C0040)
を読んだ。
久しぶりの丸山氏の本が子供向けのこのような本でった。
驚きもあったが、こんなこともあるのかという気もした。
でも、丸山さんらしくはしょって説明不足、
最新過ぎて定着していない情報などがちりばめられている。
本当はもう少し練るべきなのだろうが、
丸山さんだからこれも出いいような気もする。
うちの子供にも読ませてみようと思う。

27(268) 続見える学力、見えない学力: 2006.08.27

岸本裕史著「続見える学力、見えない学力」
(ISBN4-272-41134-9 C0037)
を読んだ。
前著の続編である。
前著が20年前のものであるから、
どのような変化があるかが述べられているが、
それが教育の悪化の話ばかりである。
これでは読んでいても面白くなり。
いろいろな提案をなされている。
しかし、それは他の書でも示されている内容である。
もしかしたらこの内容は20年前だから先見性があったが、
現状では言い古されている内容なのかもしれない。

26(267) 改訂版見える学力、見えない学力: 2006.08.27

岸本裕史著「改訂版見える学力、見えない学力」
(ISBN4-272-88461-1 C0137)
を読んだ。
基礎学力として読み書き計算の
重要性を訴えたものである。
文部省批判が各所にあるが、
批判ばかりではものどとは進まない。
与えられた現状でベストを尽くすことが、
現在の教育の重要なところであろう。
その上での教育論となる。