2009年4月28日火曜日

47(500) 進化論の5つの謎: 2009.04.28

舟木亨著「進化論の5つの謎」
(ISBN978-4-480-68787-6 C0245)
を読んだ。
面白い本である。
哲学者が生物、生命、進化を語ると
こうなるかと思わせる本であった。
私はこれの地質学版を
つくり上げたいと常々思っている。
その歩みは遅々として進まない。
しかし、この本がいい目標となった。

2009年4月24日金曜日

46(499) Google Earthでみる地球の歴史: 2009.04.24

後藤和久著「Google Earthでみる地球の歴史」
(ISBN978-4-00-005489-6 C0344)
を読んだ。
GoogleEarthはいろいろなところで書かれている。
また、衛星からみた地質地形も
私が以前からやっていることである。
なぜ、いまこの程度の内容が本になるのか。
少々不思議な気がする。
価格も1500円もする。
新書にしては高い。
発行部数が少ないからだろうか。
それともカラー印刷だからか。

2009年4月23日木曜日

45(498) アフガンの風:No. 2832 2009.04.23

高嶋哲夫著「アフガンの風」
(ISBN4-334-92382-8 C0093)
を読んだ。
政治や資本家などの思惑が、
アフガンの政情や紛争を左右している。
その生々しさを臨場感をもって描いている。
著者現地に行ったことがないと思うが、
戦争の悲惨さが伝わってくる作品であった。

2009年4月15日水曜日

44(497) メタルカラー列伝 鉄: 2009.04.15

山根一眞著「メタルカラー列伝 鉄」
(isbn978-4-09-379430-5 c0095)
を読んだ。
鉄を中心としたメタルカラーの対談である。
その中心は北九州の人たちである。
技術者たちの熟練工たる所以、
その道のり、そしてなしていることが、
鉄を中心に語られる。
なかなか面白いものであった。

2009年4月13日月曜日

43(496) 「分かりやすい教え方」の技術: 2009.04.13

藤沢晃治著「「分かりやすい教え方」の技術」
(ISBN978-4-06-257623-9 C0240)
を読んだ。
耳が痛いことがいろいろ書かれていた。
私にも改善すべき点が
いくつか心当たりがあった。
しかし、どう改善していけば
いいかが問題である。
今まで作り上げてきたものを
大きく修正しなけばならない。
それが重要であるが、
一気には難しいが、
こつこつとやっていくしなかいのだろう。

2009年4月7日火曜日

42(495) メタルカラー列伝:No. 2818 2009.04.07

山根一眞著「メタルカラー列伝 ”トヨタ世界一時代”の日本力」
(ISBN978-4-09-379429-9 C0095)
を読んだ。
トヨタを中心としたものづくりをしている人たちの
インタビュー をまとめたものだ。
残念ながら雑誌連載は終わったようだ。
私は、初期のころから単行本を読んでいた。
17年、700回以上も続いたようだ。
今後は、単行本で週刊誌で公表されたもので
単行本に掲載されてない残り記事と
新たなインタビューを加えた単行本の発行を
主にするようだ。
現場で働く人々の苦労とその達成感を感じることができる。
ものづくりのよさを伝える大切な仕事だと思う。

2009年4月4日土曜日

41(494) 富士山大噴火が迫っている!: 2009.04.05

小山真人著「富士山大噴火が迫っている!」
(ISBN978-4-7741-3706-3 C3044)
を読んだ。
富士山の噴火の歴史と今後の危険性を書いたものだ。
富士山のハザードマップを作成するに当たり、
いろいろな問題があったことが
はっきりと書かれている。
以前は富士山が身近にあったところにすんでいた。
今では、富士山を間近に見ることができない。
富士山の噴火や東海地震の恐怖からは
逃れられた安心感はある。
だが、日本列島で地震と火山の危険からは
逃れられないのだ。
富士山に関する本を何冊か読んだが、
だいたいネタが尽きてきたようだ。

40(493) 理系バカと文系バカ: 2009.04.05

竹内薫著「理系バカと文系バカ」
(ISBN978-4-569-70643-6 C0230)
を読んだ。
文系と理系の違や特徴を示し、
分離融合が理想を説くもの。
この本の主張は、
スノーの「二つの文化」が源流にある。
いろいろな視点での二つの文化について議論している。
なかなか面白いが、
著者が出演しているテレビ番組に
話がたびたび及ぶのは興ざめである。
もう少し、淡々と「客観的」に進めてもらいたかった。

39(492) マンガホーキング入門: 2009.04.05

J.P.マッケボイ著「マンガホーキング入門」
(ISBN4-06-257499-3 C0242)
を読んだ。
マンガという表現に騙されてはいけない。
ホーキングの業績を専門家以外の人に
きっちりと伝える努力をした本である。
本人にも取材している。
ホーキングの業績とその意義を知るために
いい本であった。

2009年3月24日火曜日

38(491) 四国八十八ヶ所: 2009.03.24

石川文洋著「四国八十八ヶ所」
(ISBN978-4-00-431151-5 C0272)
を読んだ。
70歳近い戦場カメラマンが
四国の八十八ヶ所を写真を撮りながら
歩いた記録である。
淡々と旅行記を写真を交えて
記録されている。
4回に分けて回られてたのだが、
心臓発作によって、
生死の間をさまよいながらも、
巡礼を続けられた。
私も八十八ヶ所めぐりを
定年後やってみたいのだが、
いつになることやら。
本当に実現できるのだろうか。

2009年3月22日日曜日

37(490) ニッポンの恐竜: 2009.03.22

笹沢教一著「ニッポンの恐竜」
(ISBN978-4-08-720483-4 C0245)
を読んだ。
日本の恐竜や爬虫類化石に関する
歴史あるいはドキュメントである。
日本の恐竜にはいくつか話題になり、
歴史から消えたもの。
なかなか記載論文が発表されずに、
最近発表されたもの。
いろいろ歴史の裏に隠れていることもがある。
そしてこの本で語られた生物学者には
私も知っている人も盗聴している。
なかなか興味深い本であった。

2009年3月19日木曜日

36(489) アストロバイオロジー: 2009.03.19

小林憲正著「アストロバイオロジー」
(ISBN978-4-00-007487-2 C0344)
を読んだ。
生物学が地球生物がであるのに対し、
宇宙生物学が必要だというのは、
同感である。
私も講義や、エッセイでも書いてきたことである。
宇宙生物学とは別の分野があるので、
紛らわしさをなくすために、
アストロバイオロジーという名称で
呼ぼうという。
そのためにこのような書名になったのである。
内容的には、ほぼホローしていたことでったが、
分子合成の現状や
他天体の生命存在の可能性、
また生物防護や宇宙検疫などの考えなどは、
なかなか面白かった。

2009年3月18日水曜日

35(488) 超高速右脳読書法: 2009.03.18

中谷彰浩著「超高速右脳読書法」
(ISBN4-478-70274-8 C0012)
を読んだ。
軽い内容であり、
右脳読書の利点、
左脳読書の欠点、
本読む人の利点。
読まない人の欠点などを
つぎつぎと羅列されている本である。
流し読み。

34(487) 地学のツボ: 2009.03.18

鎌田浩毅著「地学のツボ」
(ISBN978-4-480-68804-0 C0244)
を読んだ。
鎌田氏が、教養の講義としておこなっている
内容をまとまたそうだ。
ほぼ知っている内容であり、
私にとっては新鮮な部分はなかった。
そのため、走り読みをした。

2009年3月17日火曜日

33(486) ホワイトハウスの記憶速読術: 2009.03.17

斎藤英治著「ホワイトハウスの記憶速読術」
(ISBN4-575-15303-6 C0295)
を読んだ。
速読といいながら、
その技術については
どこにも書いてあるようなものが書かれていた。
新規性、独創性がない。
そしで著者自身の速読の実践方法が
あまりほめられたものでもないし、
役に立つものではない。
なんとなく自己満足な内容にみえた。
内容に重複が多、あまりためにならなかった。
しかし、読み流さずに
しっかり読んでしまったのが
残念に思える。

2009年3月15日日曜日

32(485) 珊瑚朗先生無頼控: 2009.03.15

竹内真著「シチュエーションパズルの攻防
珊瑚朗先生無頼控」
(ISBN978-4-488-02527-4 C0093)
を読んだ。
安楽椅子探偵のパターンの
短編ミステリー集である。
ただし大小説家の珊瑚朗先生は
安楽椅子に座って
謎を解くのではなく
銀座のバーのソファで
女の子をはべらせながら
酒を飲んで謎を解いていく。
そしてその謎解きには、
いくつものドンでん返しがある。
なかなか面白い話であった。

2009年3月12日木曜日

31(484) 真夏の島の夢: 2009.03.12

竹内真著「真夏の島の夢」
(ISBN4-7584-1026-7 C0093)
を読んだ。
瀬戸内海の小さな島を舞台にした、
缶詰作家と従兄弟の秘書、
コメディ劇団の4名の若者、
島の老人たちが織り成す物語である。
いくつもストーリが絡み合いながら
進行する。
そして島の産廃問題で収斂していく。
なかなか面白い話である。

2009年3月11日水曜日

30(483) 大人の時間はなぜ短いのか: 2009.03.11

一川誠著「大人の時間はなぜ短いのか」
(ISBN978-4-08-720460-5 C0240)
を読んだ。
表題の通り、大人は時間の経過を短く感じる。
その原因を、認知心理学に基づいて検討したものだ。
本書では、いくつかの原因を挙げていたが、
決定的なものがまだ見つかっていないようだ。
私は、現在時間に興味を持っているが、
そのヒントがありそうだ。

2009年3月9日月曜日

29(482) 賢者のデジタル: 2009.03.09

山根一眞著「賢者のデジタル」
(ISBN978-4-8387-1742-2 C2055)
を読んだ。
考えると、久しぶりの山根氏の本だ。
数日前に、そういえばメタルカラーシリーズが
どうなっているかというのを思いついて
アマゾンでみてみた。
すると何冊かのシリーズが
出版されているのがわかり注文した。
その他にも、この本を見つけたので、購入した。
2007年に出版された本で、
記事としては、1997年ころのものもある。
しかし、山根氏が新陳代謝の早いデジタル情報で
古くても残す価値がありとしたものである。
懐かしい思いをしながら、私は読んだ。
私は、山根氏のように最新装置に飛びつけないし、
技術が枯れて落ち着くまでじっくり待つタイプである。
また、落ち着くと価格も安くなる。
そんな自分との違いにも思いを馳せた。

2009年3月8日日曜日

28(481) 仮説力: 2009.03.08

竹内薫著「仮説力」
(ISBN978-4-534-04177-7 C0040)
を読んだ。
科学における仮説の役割を書き、
それをビジネスにも適応できるという趣旨の本である。
少々無理がある。
竹内氏は仮説に関する書籍でヒットを出したが、
少々似たものを狙いすぎたようだ。