2004年7月18日日曜日

15(166) リスクテイカー: 2004.07.18

川端裕人著「リスクテイカー」
(ISBN4-16-766202-7 C0193)
を読んだ。
お金(マネー)をテーマにした小説であった。
内容の詳細さもさることながら、
金に対する価値観を問う内容であった。
川端氏の小説はほぼ読んだ。
いろいろな小説があったが、
川端氏はすばらしい書き手であり、
取材能力をもち、
そしてテーマを掘り下げる名手であることは確かである。
ここに対する不満をもちろんあったが、
専門かもうならせる内容、専門知識、
そして重要なテーマの追求をおこなっている。
これは、すばらしいものである。
ここ数ヶ月彼の小説を集中的に読んで、感じた。