Library 地質学者の書庫
地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私が
つれづれなるままに読んだ本を記録しています。
2015年6月28日日曜日
48(1264) 国境の雪: 2015.06.28
柴田哲夫著「国境の雪」
(ISBN978-4-04-110375-3 C0093)
を読んだ。
脱北者とそれを助ける情報部員、
さらに追いかける北の人間という単純なストーリだが
そこに中国の2010年から2012年あたりの
現在起こっている事件が次々と話の中に組まれていく。
連載中の実際の事件と
その背景事情が小説なっている。
ストーリの面白さより、
その背景のフィクションが面白い作品であった。
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