万城目学著「鴨川ホルモー」
(ISBN978-4-04-393901-5 C0193)
を読んだ。
不思議なタイトルだが、
内容はとんでもない設定だ。
しかし、面白い。
以前鹿男の話を読んだ。
それもとんでもない設定であった。
それでも面白い。
次作では大阪を舞台にしたものが、
あるそうだ。
鹿男では、京都、大阪、奈良の対抗を
設定に用いていた。
もしかすると、著者にも
そのような意図があるのか。
2010年7月15日木曜日
2010年7月14日水曜日
052(623)一瞬の風になれ 第一部:2010.07.14
佐藤多佳子著「一瞬の風になれ 第一部ーイチニツイテー」
(ISBN978-4-06-276406-3 C0193)
を読んだ。
短距離走者の話である。
サッカーの天才(兄)と陸上の天才(友人)が
身の回りにいる主人公の話である。
努力は好きだが、小心で
なかなか実力がさせない主人公である。
三部作の一作目である。
(ISBN978-4-06-276406-3 C0193)
を読んだ。
短距離走者の話である。
サッカーの天才(兄)と陸上の天才(友人)が
身の回りにいる主人公の話である。
努力は好きだが、小心で
なかなか実力がさせない主人公である。
三部作の一作目である。
2010年7月13日火曜日
051(622)チェンジング・ブルー:2010.07.13
大河内直彦著「チェンジング・ブルー」
(ISBN978-4-00-006244-2 C0044)
を読んだ。
研究者が書いた一般向けの書物としては、
秀逸である。
読み応えもありながら、
内容も平易で分かりやすくなっている。
いい本であった。
(ISBN978-4-00-006244-2 C0044)
を読んだ。
研究者が書いた一般向けの書物としては、
秀逸である。
読み応えもありながら、
内容も平易で分かりやすくなっている。
いい本であった。
2010年7月6日火曜日
050(621)志高く 孫正義正伝 完全版:2010.07.06
井上篤夫著「志高く 孫正義正伝 完全版」iPad版
を読んだ。
初めてすべて読みきったデジタル書籍である。
PDFファイルの論文などでも
全部読みたいときは、
印刷して読んでいる。
斜め読みのときはデジタルのままで読むことはある。
しかし、まとまった量を読むのは
今でも紙メディアがいいと思っている。
しかし、資料がたくさんあるときや、
出かけるときはデジタルがいい。
辞書は今ではすべてデジタルにしている。
漢字辞典ですらデジタルのものを使っている。
私の読書がこれからデジタルに
移行するかというとそうにはなりそうもない。
を読んだ。
初めてすべて読みきったデジタル書籍である。
PDFファイルの論文などでも
全部読みたいときは、
印刷して読んでいる。
斜め読みのときはデジタルのままで読むことはある。
しかし、まとまった量を読むのは
今でも紙メディアがいいと思っている。
しかし、資料がたくさんあるときや、
出かけるときはデジタルがいい。
辞書は今ではすべてデジタルにしている。
漢字辞典ですらデジタルのものを使っている。
私の読書がこれからデジタルに
移行するかというとそうにはなりそうもない。
2010年7月5日月曜日
049(620)走れ!T校バスケット部:No. 3320 2010.07.05
松崎洋著「走れ!T校バスケット部」
(ISBN978-4-344-41443-3 C0193)
を読んだ。
ベストセラーの青春小説である。
ライトノベルというべきだろうか。
ストーリーが単純でさらりと読める。
そんなところが受けているのだろうか。
(ISBN978-4-344-41443-3 C0193)
を読んだ。
ベストセラーの青春小説である。
ライトノベルというべきだろうか。
ストーリーが単純でさらりと読める。
そんなところが受けているのだろうか。
2010年7月4日日曜日
048(619)地球環境46億年の大変動史:2010.07.04
田近英一著「地球環境46億年の大変動史」
(ISBN978-4-7598-1324-1 C0344)
を読んだ。
新しい情報がいろいろあった。
ただし、まだ分からないことが
いろいろあることはわかる。
しかし、それが多いと読む側に欲求不満になる。
やはり、本は、何かいいたいことがあり、
それを主張するものが読んでいて楽しい。
ただし、センスが合わないと
嫌になることもあるが。
(ISBN978-4-7598-1324-1 C0344)
を読んだ。
新しい情報がいろいろあった。
ただし、まだ分からないことが
いろいろあることはわかる。
しかし、それが多いと読む側に欲求不満になる。
やはり、本は、何かいいたいことがあり、
それを主張するものが読んでいて楽しい。
ただし、センスが合わないと
嫌になることもあるが。
047(618)海の底:2010.07.03
有川浩著「海の底」
(ISBN978-4-04-389802-2 C0193)
を読んだ。
自衛隊三部作のうちの一つである。
他の二作を読んだので、
これが私にとっては
最後に作品になる。
なかなか面白い話であった。
(ISBN978-4-04-389802-2 C0193)
を読んだ。
自衛隊三部作のうちの一つである。
他の二作を読んだので、
これが私にとっては
最後に作品になる。
なかなか面白い話であった。
046(617)鹿男あをによし:2010.07.03
万城目学著「鹿男あをによし」
(ISBN978-4-344-41466-2 C0193)
を読んだ。
初めて読む作者だ。
面白い話である。
荒唐無稽であるが、
その設定がなかなか面白い。
別の作品も読んでみたくなって、購入した。
(ISBN978-4-344-41466-2 C0193)
を読んだ。
初めて読む作者だ。
面白い話である。
荒唐無稽であるが、
その設定がなかなか面白い。
別の作品も読んでみたくなって、購入した。
2010年6月21日月曜日
045(616) ルリボシカミキリの青:2010.06.21
福岡伸一著「ルリボシカミキリの青」
(ISBN978-416-372430-0 C0095)
を読んだ。
「週間文春」 に連載中のエッセイを
本にまとめたものである。
ばらばらにかかれたはずのエッセイだが、
なかなかまとまりのある内容であり、
なかなか面白く読めた。
(ISBN978-416-372430-0 C0095)
を読んだ。
「週間文春」 に連載中のエッセイを
本にまとめたものである。
ばらばらにかかれたはずのエッセイだが、
なかなかまとまりのある内容であり、
なかなか面白く読めた。
2010年6月18日金曜日
044(615) 96%の大絶滅:2010.06.18
丸岡照幸著「96%の大絶滅」
(ISBN978-4-7741-4205-0 C3044)
を読んだ。
一線の研究者が
大絶滅について各種のデータから示している。
分かっていること、分からないことを
はっきりと示している。
K-TとP-T境界を中心に
書かれている。
なかなか面白かった。
(ISBN978-4-7741-4205-0 C3044)
を読んだ。
一線の研究者が
大絶滅について各種のデータから示している。
分かっていること、分からないことを
はっきりと示している。
K-TとP-T境界を中心に
書かれている。
なかなか面白かった。
2010年6月17日木曜日
043(614) 成長するチップス先生:2010.06.17
池田輝政・戸田山和久・近田正博・中井俊樹著
「成長するチップス先生」
(ISBN978-4-472-30257-2 C2037)
を読んだ。
大学の学長が全教員が
読むように指示した本である。
大学教員の教授技術向上を目指して
一種のノウハウ本である。
参考になることもあるが、
なかなかできないこともある。
あるいは実際にやっていること、
悩んでいることがある。
一日でできるようなことでないことが多い。
しかし、教育とはたゆまぬ努力が
必要であるということである。
「成長するチップス先生」
(ISBN978-4-472-30257-2 C2037)
を読んだ。
大学の学長が全教員が
読むように指示した本である。
大学教員の教授技術向上を目指して
一種のノウハウ本である。
参考になることもあるが、
なかなかできないこともある。
あるいは実際にやっていること、
悩んでいることがある。
一日でできるようなことでないことが多い。
しかし、教育とはたゆまぬ努力が
必要であるということである。
2010年6月13日日曜日
042(613) 粘菌:2010.06.13
中垣俊之著「粘菌」
(ISBN978-4-569-777786-3 C245)
を読んだ。
粘菌を素材に、生命の知性や情報処理能力を
実験的にそして情報科学的に捕らえている。
学際的な面白い研究であった。
彼が粘菌の研究で
イグ・ノーベル賞をもらったのを知っていたが、
その背景にあった意図が
この本を読んではじめてわかった。
(ISBN978-4-569-777786-3 C245)
を読んだ。
粘菌を素材に、生命の知性や情報処理能力を
実験的にそして情報科学的に捕らえている。
学際的な面白い研究であった。
彼が粘菌の研究で
イグ・ノーベル賞をもらったのを知っていたが、
その背景にあった意図が
この本を読んではじめてわかった。
2010年6月6日日曜日
041(612) 時間を作る、時間を生きる:2010.06.06
松田文子編「時間を作る、時間を生きる」
(ISBN4-7628-2355-4 C1011)
を読んだ。
以前出版された「心理的時間」の
著者の主要メンバーが
市民にも分かりやすく紹介されたものである。
しかし、6名の著者が書いているため
内容は難易はさまざまである。
特に難の部分は研究者の独善的な部分があった。
しかしこのような研究している人が少ない分野を
紹介しようとしている試みは尊敬すべきものである。
(ISBN4-7628-2355-4 C1011)
を読んだ。
以前出版された「心理的時間」の
著者の主要メンバーが
市民にも分かりやすく紹介されたものである。
しかし、6名の著者が書いているため
内容は難易はさまざまである。
特に難の部分は研究者の独善的な部分があった。
しかしこのような研究している人が少ない分野を
紹介しようとしている試みは尊敬すべきものである。
040(611) パズルの軌跡:2010.06.06
機本伸司著「パズルの軌跡」
(ISBN978-4-7584-3436-2 C0193)
を読んだ。
話としては「神様のパズル」の続編となる。
今度は、二人が一緒に行動することが
スーリーの中心になっている。
なかなか面白かった。
(ISBN978-4-7584-3436-2 C0193)
を読んだ。
話としては「神様のパズル」の続編となる。
今度は、二人が一緒に行動することが
スーリーの中心になっている。
なかなか面白かった。
2010年5月29日土曜日
039(610) 「手紙屋」蛍雪篇:2010.05.29
喜多川泰著「「手紙屋」蛍雪篇」
(ISBN978-4-88759-612-2 C0037)
を読んだ。
なぜ大学に行くのか。
なぜ勉強するのか。
だれもが悩んだことがある問題を
正面から答えを出している本である。
手紙のやり取りをしながら
その答えを出している。
少々論点についてけないところがあるが
なかなか面白い本だ。
悩んでいる若者たちに勧めたいものだが。
実際には実行できるかどうかだが。
(ISBN978-4-88759-612-2 C0037)
を読んだ。
なぜ大学に行くのか。
なぜ勉強するのか。
だれもが悩んだことがある問題を
正面から答えを出している本である。
手紙のやり取りをしながら
その答えを出している。
少々論点についてけないところがあるが
なかなか面白い本だ。
悩んでいる若者たちに勧めたいものだが。
実際には実行できるかどうかだが。
2010年5月25日火曜日
038(609) てんやわんや:2010.05.25
獅子文六著「てんやわんや」
(ISBN4-620-51035-1 C0093)
を読んだ。
中学校か高校時代に読んだ作家である。
獅子文六は確か、この本から面白く
いろいろな作品を読み出した。
今は絶版でなかなか手に入らない本となった。
読み直したのは、
小説の舞台が、今いる地域の近くで、
先日調査の折によったとき、
旧北宇和郡岩松町(愛媛県宇和島市津島)で
河口か海か迷ったところだ。
のんびりとした場所である。
ここが獅子文六の妻の実家で
疎開し ていた時の様子を題材としているそうだ。
今回読み直したのだが、
覚えていた内容とだいぶ違っていた。
しかし、なかなか面白かった。
(ISBN4-620-51035-1 C0093)
を読んだ。
中学校か高校時代に読んだ作家である。
獅子文六は確か、この本から面白く
いろいろな作品を読み出した。
今は絶版でなかなか手に入らない本となった。
読み直したのは、
小説の舞台が、今いる地域の近くで、
先日調査の折によったとき、
旧北宇和郡岩松町(愛媛県宇和島市津島)で
河口か海か迷ったところだ。
のんびりとした場所である。
ここが獅子文六の妻の実家で
疎開し ていた時の様子を題材としているそうだ。
今回読み直したのだが、
覚えていた内容とだいぶ違っていた。
しかし、なかなか面白かった。
2010年5月21日金曜日
037(608) 大絶滅がもたらす進化:2010.05.21
金子隆一著「大絶滅がもたらす進化」
(ISBN978-4-7973-4407-3 C0245)
を読んだ。
絶滅についての情報のまとめである。
しかし、情報の古いものと新しいものが
混在していること、
テクトニクスに対するいくつかの
間違いがあったりすること
が少々気になった。
(ISBN978-4-7973-4407-3 C0245)
を読んだ。
絶滅についての情報のまとめである。
しかし、情報の古いものと新しいものが
混在していること、
テクトニクスに対するいくつかの
間違いがあったりすること
が少々気になった。
2010年5月19日水曜日
036(607) スペースプローブ:2010.05.19
機本伸司著「スペースプローブ」
(ISBN978-4-15-208838-3 C0093)
を読んだ。
日本が月着陸にいくという計画から
ETIの証拠が仲間からもたらされる。
しかし組織に公表することができないので
別のアプローチをする。
そしてストーリーが展開する。
しかし、前半がカラオケ内での
話だけで進む不思議な展開となっている。
(ISBN978-4-15-208838-3 C0093)
を読んだ。
日本が月着陸にいくという計画から
ETIの証拠が仲間からもたらされる。
しかし組織に公表することができないので
別のアプローチをする。
そしてストーリーが展開する。
しかし、前半がカラオケ内での
話だけで進む不思議な展開となっている。
2010年5月17日月曜日
035(606) 四万十日用百貨店:2010.05.17
迫田司著「四万十日用百貨店」
(USBN978-4-904702-04-8 C0036)
を読んだ。
先日四万十川の十和の道の駅で購入した本だ。
そこの道の駅はなんとなくセンスがよく、
いくつかの買い物をして
センスのいい食堂があったので、
食事もしてしまった。
その本を読むとこの著者が近くに住んでいて、
この道の駅の商品をトータルデザインをしているようだ。
著者はデザイナーでありながら、
四万十の田舎に住み、
農業をしている。
高知県だけど、近い。
こんどじっくりいってみようか。
(USBN978-4-904702-04-8 C0036)
を読んだ。
先日四万十川の十和の道の駅で購入した本だ。
そこの道の駅はなんとなくセンスがよく、
いくつかの買い物をして
センスのいい食堂があったので、
食事もしてしまった。
その本を読むとこの著者が近くに住んでいて、
この道の駅の商品をトータルデザインをしているようだ。
著者はデザイナーでありながら、
四万十の田舎に住み、
農業をしている。
高知県だけど、近い。
こんどじっくりいってみようか。
2010年5月11日火曜日
034(605) 分類思考の世界:2010.05.11
三中信宏著「分類思考の世界」
(ISBN978-4-06-288014-5 C0245)
を読んだ。
この本を読むのは苦労した。
内容的には先月書いていた
論文のテーマと重複する。
そのため読まなければならないという
気持ちが強かった。
そして個々の内容にも興味があった。
しかし、なかなか読み進めない。
一つは雑多な内容(しかしそれぞれ深いのだが)が
混在してる。
そこに高度な内容がこめられている。
2、3度挫折してやっと読み終わった。
昨年買っていたが、一度は諦めた。
しかし、今回四国に持ってきて
読もうと考えた。
新たに読み進めるうちに、
今の論文と関係があることわかってきた。
しかし、なかなか進まない。
その間に別の本を何冊も読んだ。
今度は三中氏の別の視点の本を
読んでみようと考えている。
(ISBN978-4-06-288014-5 C0245)
を読んだ。
この本を読むのは苦労した。
内容的には先月書いていた
論文のテーマと重複する。
そのため読まなければならないという
気持ちが強かった。
そして個々の内容にも興味があった。
しかし、なかなか読み進めない。
一つは雑多な内容(しかしそれぞれ深いのだが)が
混在してる。
そこに高度な内容がこめられている。
2、3度挫折してやっと読み終わった。
昨年買っていたが、一度は諦めた。
しかし、今回四国に持ってきて
読もうと考えた。
新たに読み進めるうちに、
今の論文と関係があることわかってきた。
しかし、なかなか進まない。
その間に別の本を何冊も読んだ。
今度は三中氏の別の視点の本を
読んでみようと考えている。
2010年5月10日月曜日
033(604) ダイスをころがせ!:2010.05.10
真保裕一著「ダイスをころがせ!」
(ISBN4-620-10654-2 C0093)
を読んだ。
友人が国会議員を目指す。
それに引っ張り出されたリストラされた社会人。
そこからいろいろな思惑が動き出す。
そして大きな目標を目指す傍ら、
自分自身の指針を見つけていくような
話になっている。
(ISBN4-620-10654-2 C0093)
を読んだ。
友人が国会議員を目指す。
それに引っ張り出されたリストラされた社会人。
そこからいろいろな思惑が動き出す。
そして大きな目標を目指す傍ら、
自分自身の指針を見つけていくような
話になっている。
2010年5月6日木曜日
032(603) マグマの地球科学:2010.05.06
鎌田浩毅著「マグマの地球科学」
(ISBN978-4-12-101978-3 C1244)
を読んだ。
専門の分野の本は読みやすい。
すいすい読める。
別の専門の難解な本が
なかなか読み進めないのに比べれば
楽に読めた。
(ISBN978-4-12-101978-3 C1244)
を読んだ。
専門の分野の本は読みやすい。
すいすい読める。
別の専門の難解な本が
なかなか読み進めないのに比べれば
楽に読めた。
2010年5月1日土曜日
031(602) 僕たちの終末:2010.05.01
機本伸司著「僕たちの終末」
(ISBN978-4-7584-3335-8 C0193)
を読んだ。
本格的なSFである。
この著者の長編台作目である。
やはりなかなか面白い。
(ISBN978-4-7584-3335-8 C0193)
を読んだ。
本格的なSFである。
この著者の長編台作目である。
やはりなかなか面白い。
2010年4月26日月曜日
030(601) 史上最強の哲学入門:2010.04.26
飲茶著「史上最強の哲学入門」
(ISBN978-4-89644-732-3 C9410)
を読んだ。
以前に同じ著者の哲学を中心にした
科学と数学に関する本を読んだ。
軽く分かりやすく書かれている。
これも哲学史を分かりやすく書いてある。
ただし、大切な言葉を哲学者の言葉ではなく
著者の分かりやすい、砕けたことばで書かれている。
生の言葉を知りたかった。
それが残念である。
(ISBN978-4-89644-732-3 C9410)
を読んだ。
以前に同じ著者の哲学を中心にした
科学と数学に関する本を読んだ。
軽く分かりやすく書かれている。
これも哲学史を分かりやすく書いてある。
ただし、大切な言葉を哲学者の言葉ではなく
著者の分かりやすい、砕けたことばで書かれている。
生の言葉を知りたかった。
それが残念である。
2010年4月24日土曜日
029(600) メシアの処方箋2010.04.24
機本伸司著「メシアの処方箋」
(ISBN978-4-7584-3285-6 C0193)
を読んだ。
彼の作品は最初の一作を読んで、
一気にファンになった。
手にはいる作品を入手して、
順次読んでいこうとしている。
(ISBN978-4-7584-3285-6 C0193)
を読んだ。
彼の作品は最初の一作を読んで、
一気にファンになった。
手にはいる作品を入手して、
順次読んでいこうとしている。
2010年4月20日火曜日
028(599) 生きた地球をめぐる:2010.04.20
土屋愛寿著「生きた地球をめぐる」
(ISBN978-4-00-500643-4 C0244)
を読んだ。
先生が世界を巡った話だ。
地質学者として巡っているようだが、
地質学を記述はあるが、
地質学者が読むと物足りない。
私にはたくさんの場所を巡ることに
意味は見出せなかった。
(ISBN978-4-00-500643-4 C0244)
を読んだ。
先生が世界を巡った話だ。
地質学者として巡っているようだが、
地質学を記述はあるが、
地質学者が読むと物足りない。
私にはたくさんの場所を巡ることに
意味は見出せなかった。
2010年4月18日日曜日
027(598) 図書館戦争:2010.04.18
有川浩著「図書館戦争」
(ISBN4-8402-3361-6 C0093)
を読んだ。
以前から読もうと思っていたが、
大部なので、なかなか読むのを躊躇していた。
しかし、世も出すと面白く一気に読んでしまった。
有川女史の著作は、
設定が奇抜で登場人物が普通の人で
その当たりにいそうな人である。
ただし、どんな状況でも
その性格のまま姿勢のままでいる。
特殊な状況でもそのままである。
それが面白い。
(ISBN4-8402-3361-6 C0093)
を読んだ。
以前から読もうと思っていたが、
大部なので、なかなか読むのを躊躇していた。
しかし、世も出すと面白く一気に読んでしまった。
有川女史の著作は、
設定が奇抜で登場人物が普通の人で
その当たりにいそうな人である。
ただし、どんな状況でも
その性格のまま姿勢のままでいる。
特殊な状況でもそのままである。
それが面白い。
2010年4月16日金曜日
026(597) ひまわり事件:2010.04.16
荻原浩著「ひまわり事件」
(ISBN978-4-16-328640-2 C0093)
を読んだ。
著者は、私と同年代の人である。
荻原浩は以前読んだことがある。
それがなかなか面白かったので、
今回もこの本を手にした。
隣り合う幼稚園児と高齢者施設の老人を
主人公にした物語である。
設定が面白いし、ストーリーも面白かった。
(ISBN978-4-16-328640-2 C0093)
を読んだ。
著者は、私と同年代の人である。
荻原浩は以前読んだことがある。
それがなかなか面白かったので、
今回もこの本を手にした。
隣り合う幼稚園児と高齢者施設の老人を
主人公にした物語である。
設定が面白いし、ストーリーも面白かった。
2010年4月12日月曜日
025(596) 極北のクレイマー:2010.04.12
海堂尊著「極北のクレイマー」
(ISBN978-4-02-250571-2 C0093)
を読んだ。
北海道の田舎町の病院で起こる、
いくつかの事件。
海堂氏の一連の作品に登場する人物が
見え隠れするのも一興。
なかなか面白かった。
(ISBN978-4-02-250571-2 C0093)
を読んだ。
北海道の田舎町の病院で起こる、
いくつかの事件。
海堂氏の一連の作品に登場する人物が
見え隠れするのも一興。
なかなか面白かった。
2010年4月11日日曜日
024(595) 空の中:2010.04.11
有川浩著「空の中」
(ISBN978-4-04-389801-5 C0193)
を読んだ。
奇想天外で面白い。
著者が考えている「大人のライトノベル 」
になっている。
(ISBN978-4-04-389801-5 C0193)
を読んだ。
奇想天外で面白い。
著者が考えている「大人のライトノベル 」
になっている。
2010年4月5日月曜日
023(594) 無限を読み解く数学入門:2010.04.05
小島寛之著「無限を読み解く数学入門」
(ISBN978-4-04-409102-6 C0141)
を読んだ。
非常に面白い本であった。
天才カントールの無限の説明が
いろいろ読んだが
これが一番分かりやすいかもしれない。
最後の小説もどうかなと思ってい読み始めたが、
なかなか面白く、
前半の数学の説明があれば、
内容が理解しやすい。
もし、それがなかったら、
この小説の意味は分からないかもしれない。
(ISBN978-4-04-409102-6 C0141)
を読んだ。
非常に面白い本であった。
天才カントールの無限の説明が
いろいろ読んだが
これが一番分かりやすいかもしれない。
最後の小説もどうかなと思ってい読み始めたが、
なかなか面白く、
前半の数学の説明があれば、
内容が理解しやすい。
もし、それがなかったら、
この小説の意味は分からないかもしれない。
2010年3月30日火曜日
022(593) 神様のパズル:2010.03.30
機本伸司著「神様のパズル」
(ISBN4-7584-3233-3 C0193)
を読んだ。
面白い。
書評家の大森望氏が
あとがきで絶賛しているように
この本はおもしろい。
ただし、文庫本の表紙の装丁がいただけない。
ジュニア向きの装丁で、
大人が買うにはふさわしくない。
それが残念だ。
同じ作者の作品を読みたくなった。
(ISBN4-7584-3233-3 C0193)
を読んだ。
面白い。
書評家の大森望氏が
あとがきで絶賛しているように
この本はおもしろい。
ただし、文庫本の表紙の装丁がいただけない。
ジュニア向きの装丁で、
大人が買うにはふさわしくない。
それが残念だ。
同じ作者の作品を読みたくなった。
2010年3月28日日曜日
021(592)ルパンの消息:2010.03.28
横山秀夫著「ルパンの消息」
(ISBN978-7-334-74569-1 C0193)
を読んだ。
時効直前の殺人事件。
その謎が高校生の供述から解けれていく。
どんでん返しがあり、
なかなか面白かった。
(ISBN978-7-334-74569-1 C0193)
を読んだ。
時効直前の殺人事件。
その謎が高校生の供述から解けれていく。
どんでん返しがあり、
なかなか面白かった。
2010年3月14日日曜日
020(591) 三匹のおっさん:2010.03.14
有川浩著「三匹のおっさん」
(ISBN978-4-16-32800-4 C0093)
を読んだ。
定年をしたおじさんたちが、
街のためボランティアとして
問題を解決していく物語。
明るいそしてしみじみとした話が
6話つづく。
なかなか面白い。
(ISBN978-4-16-32800-4 C0093)
を読んだ。
定年をしたおじさんたちが、
街のためボランティアとして
問題を解決していく物語。
明るいそしてしみじみとした話が
6話つづく。
なかなか面白い。
2010年3月13日土曜日
019(590) 「超」リタイア術:2010.03.13
野口悠紀雄著「「超」リタイア術」
(ISBN978-4-10-125627-6 C0136)
を読んだ。
大半は日本の年金制度の問題点と
その対策である。
個人的な対策も紹介されている。
しかし、私が一番興味が引かれたのは、
退職後どのような姿勢で
時間を過ごすべきかという点であった。
金や時間にしばられない、自己実現の方法が
そこにあるはずという指摘である。
当たり前かもしれないが、
そこに数学や語学などがあったのは
目からうろこであった。
(ISBN978-4-10-125627-6 C0136)
を読んだ。
大半は日本の年金制度の問題点と
その対策である。
個人的な対策も紹介されている。
しかし、私が一番興味が引かれたのは、
退職後どのような姿勢で
時間を過ごすべきかという点であった。
金や時間にしばられない、自己実現の方法が
そこにあるはずという指摘である。
当たり前かもしれないが、
そこに数学や語学などがあったのは
目からうろこであった。
2010年3月4日木曜日
018(589) キケン:2010.03.04
有川浩著「キケン」
(ISBN978-4-10-301872-8 C0093)
を読んだ。
電気工科大学の機械制御研究部、
略してキケンの話である。
キケンのユニークな人たちが
大学の出来事、行事を中心におこす
どたばた劇である。
なかなか面白い。
ぶっ飛んだ人が、登場人物であることが
物語の面白さを増すのだろうか。
(ISBN978-4-10-301872-8 C0093)
を読んだ。
電気工科大学の機械制御研究部、
略してキケンの話である。
キケンのユニークな人たちが
大学の出来事、行事を中心におこす
どたばた劇である。
なかなか面白い。
ぶっ飛んだ人が、登場人物であることが
物語の面白さを増すのだろうか。
2010年3月3日水曜日
017(588) ブルータワー:2010.03.03
石田衣良著「ブルータワー」
(ISBN4-19-861918-2 C0093)
を読んだ。
あとがきによれば、
9.11の映像をみたとき、
このストリーを思いついたとのことだ。
現在と200年先の未来を
脳腫瘍の末期患者が
行き来するというSF的な設定である。
はやり彼の話は面白い。
(ISBN4-19-861918-2 C0093)
を読んだ。
あとがきによれば、
9.11の映像をみたとき、
このストリーを思いついたとのことだ。
現在と200年先の未来を
脳腫瘍の末期患者が
行き来するというSF的な設定である。
はやり彼の話は面白い。
2010年2月26日金曜日
016(587) 塩の街:2010.02.26
有川浩著「塩の街」
(ISBN978-4-04-389803-9 C0193)
を読んだ。
架空の現象を扱ったサスペンスもの。
不思議な構成である。
恋愛ものでもある。
SFでも、アクションでもある。
短編連作の形式ようでもある。
書き継ぎが
つぎつぎと成されたような本でもある。
しかし、不思議な魅力がある。
3部作の最初の本である。
次も読みたくなるような魅力である。
(ISBN978-4-04-389803-9 C0193)
を読んだ。
架空の現象を扱ったサスペンスもの。
不思議な構成である。
恋愛ものでもある。
SFでも、アクションでもある。
短編連作の形式ようでもある。
書き継ぎが
つぎつぎと成されたような本でもある。
しかし、不思議な魅力がある。
3部作の最初の本である。
次も読みたくなるような魅力である。
2010年2月24日水曜日
015(586) 宇宙がよろこぶ生命論:No. 3190 2010.02.24
長沼毅著「宇宙がよろこぶ生命論」
(ISBN978-4-480-68814-9 C0240)
を読んだ。
個性のある著者が書いた本である。
生物学へのアプローチも個性的である。
ただ、生命の前提について、
化学的な部分が多くの比率を占めている。
著者のフィールドワークに基づいた話を
読みたかった気がする。
それは別のの本でということなのだろうか。
(ISBN978-4-480-68814-9 C0240)
を読んだ。
個性のある著者が書いた本である。
生物学へのアプローチも個性的である。
ただ、生命の前提について、
化学的な部分が多くの比率を占めている。
著者のフィールドワークに基づいた話を
読みたかった気がする。
それは別のの本でということなのだろうか。
014(585) 数学ガール ゲーデルの不完全性定理:2010.02.24
結城浩著「数学ガール ゲーデルの不完全性定理」
(ISBN978-4-7973-5296-2 C0043)
を読んだ。
やはり、おもしろい。
ただゲーデルの不完全性定理の証明を
真正面からすすめているとことは、
圧巻である。
ただし、私には内容が理解できない。
ゲーデルの不完全性定理は
今まで何度か読んできたが
分からなかった。
今回なんとなくこのような
アプローチをしていくのだという
全貌が見えてきた気がする。
次作も期待したい。
(ISBN978-4-7973-5296-2 C0043)
を読んだ。
やはり、おもしろい。
ただゲーデルの不完全性定理の証明を
真正面からすすめているとことは、
圧巻である。
ただし、私には内容が理解できない。
ゲーデルの不完全性定理は
今まで何度か読んできたが
分からなかった。
今回なんとなくこのような
アプローチをしていくのだという
全貌が見えてきた気がする。
次作も期待したい。
2010年2月17日水曜日
013(584) スティーブ・ジョブズ:2010.02.17
J.S.ヤング、W.Lサイモン著「スティーブ・ジョブズ」
(ISBN4-492-50147-9 C3034)
を読んだ。
iConという英名の本で
副題が日本語タイトルになっている。
Apple社やジョブズについての
ノンフィクションや伝記については、
いくつか読んだ。
それはだいぶ以前だったので
ジョブズがAppleにもどってからの
話は読んだ記憶がない。
それを補うような話だ。
(ISBN4-492-50147-9 C3034)
を読んだ。
iConという英名の本で
副題が日本語タイトルになっている。
Apple社やジョブズについての
ノンフィクションや伝記については、
いくつか読んだ。
それはだいぶ以前だったので
ジョブズがAppleにもどってからの
話は読んだ記憶がない。
それを補うような話だ。
2010年2月10日水曜日
012(583) ジェミニの方舟:2010.02.10
高嶋哲夫著「ジェミニの方舟」
(ISBN978-7-08-771249-0 C0093)
を読んだ。
2つの台風が合体して、
超巨大な台風が発生して、
東京を襲うという話である。
そのとき、東京が洪水に襲われ、
さまざまな被害が起きるというストーリである。
いわゆるパニック小説である。
しかし、自然災害がテーマなので、
なかなか面白い内容であった。
(ISBN978-7-08-771249-0 C0093)
を読んだ。
2つの台風が合体して、
超巨大な台風が発生して、
東京を襲うという話である。
そのとき、東京が洪水に襲われ、
さまざまな被害が起きるというストーリである。
いわゆるパニック小説である。
しかし、自然災害がテーマなので、
なかなか面白い内容であった。
2010年2月7日日曜日
011(582) 波の上の魔術師:2010.02.07
石田衣良著「波の上の魔術師」
(ISBN4-16-320280-3 C0093)
を読んだ。
株の投資で稼いでいくのだが、
その目的が、ある銀行に
ダメージを与えることである。
そして自分たちその混乱に乗じて
儲けることである。
なかなか面白い話であった。
(ISBN4-16-320280-3 C0093)
を読んだ。
株の投資で稼いでいくのだが、
その目的が、ある銀行に
ダメージを与えることである。
そして自分たちその混乱に乗じて
儲けることである。
なかなか面白い話であった。
2010年2月1日月曜日
010(581) 少年計数機:2010.02.01
石田衣良著「少年計数機」
(ISBN4-16-319280-8 C0093)
を読んだ。
池袋ウエストゲートパークのシリーズである。
サスペンスと心温まるものや
心動かすものがこめられている。
主人公の真島誠、マコトの目から見た、
池袋の青年たちの物語である。
面白いシリーズである。
(ISBN4-16-319280-8 C0093)
を読んだ。
池袋ウエストゲートパークのシリーズである。
サスペンスと心温まるものや
心動かすものがこめられている。
主人公の真島誠、マコトの目から見た、
池袋の青年たちの物語である。
面白いシリーズである。
2010年1月30日土曜日
009(580) 池袋ウエストゲートパーク:2010.01.30
石田衣良著「池袋ウエストゲートパーク」
(ISBN4-16-317990-9 C093)
を読んだ。
池袋の西口公園を舞台にした、
いわゆる不良たちの話。
主人公の真島誠、マコトの目を通してみた
不良たちのさまざまな出来事。
短編集だが、なかなかおもしろい。
続編が何巻もあるようだ。
読んでしまいそうだ。
(ISBN4-16-317990-9 C093)
を読んだ。
池袋の西口公園を舞台にした、
いわゆる不良たちの話。
主人公の真島誠、マコトの目を通してみた
不良たちのさまざまな出来事。
短編集だが、なかなかおもしろい。
続編が何巻もあるようだ。
読んでしまいそうだ。
2010年1月25日月曜日
008(579) アキハバラ@DEEP:2010.01.25
石田衣良著「アキハバラ@DEEP」
(ISBN4-16-323530-2 C0093)
を読んだ。
面白い。
いろいろなオタクが登場する。
彼らのオリジナルのソフトとアイディアが、
巨大IT企業に奪われる。
それを彼らなりの方法で
奪還するというストーリーである。
ありふれたストーリーかもしれないが、
石田氏にかかると
なかなか面白いものとなっている。
別の代表作を読んでみたくなる。
(ISBN4-16-323530-2 C0093)
を読んだ。
面白い。
いろいろなオタクが登場する。
彼らのオリジナルのソフトとアイディアが、
巨大IT企業に奪われる。
それを彼らなりの方法で
奪還するというストーリーである。
ありふれたストーリーかもしれないが、
石田氏にかかると
なかなか面白いものとなっている。
別の代表作を読んでみたくなる。
2010年1月23日土曜日
007(578) アルファベット70音:2010.01.23
小倉陽子著「アルファベット70音」
(ISBN4-434-07525-X C2082)
を読んだ。
英語の発音をいかにして
身につけるかのハウツー本である。
しばらく接していなかったので、
英語の発音記号を忘れている。
この本は日本人には難しい発音を、
カタカナ書きで示して、
だれでも読めるようにして、
発音を示していこうというものである。
英語は文字の表記と発音が一致していない。
そのため、表記方法の癖や例外を覚えるのに
時間がかかる。
それが英語習得の一つのネックなっているのだろう。
しかし現在の英語教育は発音やリスニングが
重視されているので、
その弱点は私のころよりは
改善されているのだろう。
そんなことを考えた。
(ISBN4-434-07525-X C2082)
を読んだ。
英語の発音をいかにして
身につけるかのハウツー本である。
しばらく接していなかったので、
英語の発音記号を忘れている。
この本は日本人には難しい発音を、
カタカナ書きで示して、
だれでも読めるようにして、
発音を示していこうというものである。
英語は文字の表記と発音が一致していない。
そのため、表記方法の癖や例外を覚えるのに
時間がかかる。
それが英語習得の一つのネックなっているのだろう。
しかし現在の英語教育は発音やリスニングが
重視されているので、
その弱点は私のころよりは
改善されているのだろう。
そんなことを考えた。
2010年1月20日水曜日
006(577) 5年3組リョウタ組:2010.01.20
石田衣良著「5年3組リョウタ組」
(ISBN978-4-04-873837-8 C0093)
を読んだ。
小学校5年生の担任の良太を
中心とした小学校で発生しそうな問題を
テーマにした小説である。
読んでいて、
現在の坊ちゃん風であるなと思った。
すると著者があとがきで
坊ちゃんを意識して書いている
とのことであった。
なかなか面白い本であった。
(ISBN978-4-04-873837-8 C0093)
を読んだ。
小学校5年生の担任の良太を
中心とした小学校で発生しそうな問題を
テーマにした小説である。
読んでいて、
現在の坊ちゃん風であるなと思った。
すると著者があとがきで
坊ちゃんを意識して書いている
とのことであった。
なかなか面白い本であった。
2010年1月17日日曜日
005(576) 今そこに迫る「地球寒冷化」人類の危機:2010.01.17
丸山茂徳著「今そこに迫る「地球寒冷化」人類の危機」
(ISBN978-4-10-584013170-1 C0036)
を読んだ。
いつもの丸山節である。
言いたいことはわかる。
しかし、その言い方が過激だ。
推敲も足りず、誤字脱字が気になる。
丸山氏はよく知っている。
でも、ここまでして
なぜ、寒冷化にこだわるのか。
本人も寒冷化の論争で
「まるで楽しい思いはないが」
「正義」のためだという。
彼は、科学者の良心に基づき、
古武士のように、正義のため、
名誉もなりふりもかまわず、
突き進んでいるのである。
そんなところが彼の魅力でもあるのだが。
(ISBN978-4-10-584013170-1 C0036)
を読んだ。
いつもの丸山節である。
言いたいことはわかる。
しかし、その言い方が過激だ。
推敲も足りず、誤字脱字が気になる。
丸山氏はよく知っている。
でも、ここまでして
なぜ、寒冷化にこだわるのか。
本人も寒冷化の論争で
「まるで楽しい思いはないが」
「正義」のためだという。
彼は、科学者の良心に基づき、
古武士のように、正義のため、
名誉もなりふりもかまわず、
突き進んでいるのである。
そんなところが彼の魅力でもあるのだが。
004(575) 4TEEN:2010.01.17
石田衣良著「4TEEN」
(ISBN978-4-10-125051-9 C0193)
を読んだ。
面白かった。
これが直木賞を受賞している。
大人が読めば、
直木賞を受賞したということが理解できる。
ただ、14歳の中学生が
性、暴力、死、病気
などに対して、
こんな状況なのかと思ってしまう。
高校生が主人公ならわかる。
うちの小学校6年生の長男や
その周辺の子供をみていると
2年間でこんな状況になるのか。
余りにも違うことに愕然とする。
しかし、友情や恋、そして少年らしい
冒険心、背伸びがある。
それもやはり14歳なのだ。
(ISBN978-4-10-125051-9 C0193)
を読んだ。
面白かった。
これが直木賞を受賞している。
大人が読めば、
直木賞を受賞したということが理解できる。
ただ、14歳の中学生が
性、暴力、死、病気
などに対して、
こんな状況なのかと思ってしまう。
高校生が主人公ならわかる。
うちの小学校6年生の長男や
その周辺の子供をみていると
2年間でこんな状況になるのか。
余りにも違うことに愕然とする。
しかし、友情や恋、そして少年らしい
冒険心、背伸びがある。
それもやはり14歳なのだ。
2010年1月10日日曜日
003(574)ブラックペアン: 2010.01.10
海堂尊著「ブラックペアン」
(上:ISBN978-4-06-276525-1 C0193
下:ISBN978-4-06-276526-8 C0193)
を読んだ。
海堂氏の一連の医者のシリーズで、
1988年当時を舞台にしている。
「チーム・バチスタの栄光」の
20年ほどの前の話である。
彼の小説は、いろいろなものがあるが、
すべて一連の舞台、
そしてどこかに共通する登場人物がいる。
このような書き方もあるのだという気がする。
今までの彼の小説を読んできた人は、
そのような設定を楽しむことになる。
(上:ISBN978-4-06-276525-1 C0193
下:ISBN978-4-06-276526-8 C0193)
を読んだ。
海堂氏の一連の医者のシリーズで、
1988年当時を舞台にしている。
「チーム・バチスタの栄光」の
20年ほどの前の話である。
彼の小説は、いろいろなものがあるが、
すべて一連の舞台、
そしてどこかに共通する登場人物がいる。
このような書き方もあるのだという気がする。
今までの彼の小説を読んできた人は、
そのような設定を楽しむことになる。
2010年1月9日土曜日
002(573)数学ガール フェルマーの最終定理: 2010.01.09
結城浩著「数学ガール フェルマーの最終定理」
(ISBN978-4-7973-4526- C0041)
を読んだ。
面白い。
ピタゴラスの定理、互いに素、
素数などの整数の基礎から、
オイラーの式と公式、
群や環、体、アーベル群などの整数論、
さらに、背理法、
無限降下法、テーラー展開などの
数学の基礎的手法、
最後にフェルマーの最終定理へと一気に進む。
さすがの最終定理の説明は
難しくて理解できなかったが、
それ以外の部分は、
数学の素人でもついていけるという
楽しさがあった。
(ISBN978-4-7973-4526- C0041)
を読んだ。
面白い。
ピタゴラスの定理、互いに素、
素数などの整数の基礎から、
オイラーの式と公式、
群や環、体、アーベル群などの整数論、
さらに、背理法、
無限降下法、テーラー展開などの
数学の基礎的手法、
最後にフェルマーの最終定理へと一気に進む。
さすがの最終定理の説明は
難しくて理解できなかったが、
それ以外の部分は、
数学の素人でもついていけるという
楽しさがあった。
2010年1月5日火曜日
001(572)火星の生命と大地46億年: 2010.01.05
丸山茂徳、ビック・ベーカー、ジェームス・ドーム著
「火星の生命と大地46億年」
(ISBN978-4-06-154282-2 C0044)
を読んだ。
火星の地質発達史の概略をまとめたものだ。
前半のSFは不要だ。
どこまで科学的事実なのか
そこまでがフィクションなのかわからない。
後半だけで示された方がわかりよかった。
火星は地球の半分の半径しかない。
だから地球より早く一生を生きている。
地球の未来がそこにはある。
火星を調べることは、
地球の未来を知ることであった。
なかなか面白い。
「火星の生命と大地46億年」
(ISBN978-4-06-154282-2 C0044)
を読んだ。
火星の地質発達史の概略をまとめたものだ。
前半のSFは不要だ。
どこまで科学的事実なのか
そこまでがフィクションなのかわからない。
後半だけで示された方がわかりよかった。
火星は地球の半分の半径しかない。
だから地球より早く一生を生きている。
地球の未来がそこにはある。
火星を調べることは、
地球の未来を知ることであった。
なかなか面白い。
2009年12月26日土曜日
119(571) おはようからおやすみまでの科学: 2009.12.26
佐倉統・古田ゆかり著「おはようからおやすみまでの科学」
(ISBN4-480-68739-4 C0240)
を読んだ。
科学的思考、感性、考え方の重要さを
伝えるために書かれた本である。
しかし、ものたりない。
議論が浅く、問題提起の表層だけを伝えてる気がする。
また、佐倉氏がなぜ著者に
名前を連ねているのか不思議だ。
古田氏一人の著作に見える。
そしてリビング・サイエンスを提唱しているが、
キッチン・サイエンスの拡大版にみえる。
何を目指してるのか鮮明でない。
(ISBN4-480-68739-4 C0240)
を読んだ。
科学的思考、感性、考え方の重要さを
伝えるために書かれた本である。
しかし、ものたりない。
議論が浅く、問題提起の表層だけを伝えてる気がする。
また、佐倉氏がなぜ著者に
名前を連ねているのか不思議だ。
古田氏一人の著作に見える。
そしてリビング・サイエンスを提唱しているが、
キッチン・サイエンスの拡大版にみえる。
何を目指してるのか鮮明でない。
118(570) 数学ガール: 2009.12.26
結城浩著「数学ガール」
(ISBN978-4-7973-4137-9 C0041)
を読んだ。
だいぶ以前に購入した本だ。
やっと読み始めたら、
一気に読んでしまった。
2作目はなく、3作目が手元にある。
早速2作目も購入して読んでみよう。
なかなか面白本であった。
以前、マンガになったものを読んだが、
それでは面白さが伝わらない。
やはり数学の面白さは数式から出てくる、
論理的展開から導き出される
意外な性質や特徴などである。
それを若い感性が感動していくことに
読んでいる方も感動していく。
その数学の面白さを伝えている本である。
(ISBN978-4-7973-4137-9 C0041)
を読んだ。
だいぶ以前に購入した本だ。
やっと読み始めたら、
一気に読んでしまった。
2作目はなく、3作目が手元にある。
早速2作目も購入して読んでみよう。
なかなか面白本であった。
以前、マンガになったものを読んだが、
それでは面白さが伝わらない。
やはり数学の面白さは数式から出てくる、
論理的展開から導き出される
意外な性質や特徴などである。
それを若い感性が感動していくことに
読んでいる方も感動していく。
その数学の面白さを伝えている本である。
117(569) 神の守り人: 2009.12.26
上橋菜穂子著「神の守り人」
(上:ISBN978-4-10-130276-8 C0193
下:ISBN978-4-10-130277-5 C0193)
を読んだ。
守り人シリーズの5作目だ。
このシリーズは完結しているが、
文庫本になっているのは、
ここまでである。
将来にまたなってくるのであろうが、
一段落である。
このような小説を読むと、
若い頃は、のめる込むような
楽しさが湧いてきたはずだ。
しかし、今ではそのような気持ちになることがない。
なぜであろうか。
心も老化するのであろう。
(上:ISBN978-4-10-130276-8 C0193
下:ISBN978-4-10-130277-5 C0193)
を読んだ。
守り人シリーズの5作目だ。
このシリーズは完結しているが、
文庫本になっているのは、
ここまでである。
将来にまたなってくるのであろうが、
一段落である。
このような小説を読むと、
若い頃は、のめる込むような
楽しさが湧いてきたはずだ。
しかし、今ではそのような気持ちになることがない。
なぜであろうか。
心も老化するのであろう。
116(568) 算数宇宙の冒険: 2009.12.26
川端裕人著「算数宇宙の冒険 アリスメトリック!」
(ISBN978-4-408-53563-0 C0093)
を読んだ。
川端氏の最新作である。
数学ガールの小説版にみえる。
そして扱っているのがリーマン予想。
私にはある程度面白かったが、
万人が楽しめるものではないかもしれない。
少々数学的説明で不満が残る。
それなら数学ガールを読めば
ということになるのだろう。
(ISBN978-4-408-53563-0 C0093)
を読んだ。
川端氏の最新作である。
数学ガールの小説版にみえる。
そして扱っているのがリーマン予想。
私にはある程度面白かったが、
万人が楽しめるものではないかもしれない。
少々数学的説明で不満が残る。
それなら数学ガールを読めば
ということになるのだろう。
115(567) キッドナップ・ツアー: 2009.12.26
角川光代著「キッドナップ・ツアー」
(ISBN4-10-105821-0 C0193)
を読んだ。
別居を始めた父親に「誘拐」された
5年生の娘からみた誘拐旅行という設定である。
なかなか面白い設定だ。
その旅の間に、
父と娘の交流や心の変化が描かれる。
しかし、私には、もうひとつ
しっくりこなかった。
(ISBN4-10-105821-0 C0193)
を読んだ。
別居を始めた父親に「誘拐」された
5年生の娘からみた誘拐旅行という設定である。
なかなか面白い設定だ。
その旅の間に、
父と娘の交流や心の変化が描かれる。
しかし、私には、もうひとつ
しっくりこなかった。
2009年12月6日日曜日
114(566) バカ親、バカ教師にもほどがある: 2009.12.06
藤原和博。川端裕人著「バカ親、バカ教師にもほどがある」
(ISBN978-4-569-69946-2 C0237)
を読んだ。
PTAを一生懸命していろいろ疑問をもった川端氏。
民間から初めて公立中学校校長になった藤原氏。
それぞれの立場から問題点や
解決案を考えていくという構成である。
知らなかったこともあり、
教師の多様性、親の多様性の必要性など
参考になったところもある。
(ISBN978-4-569-69946-2 C0237)
を読んだ。
PTAを一生懸命していろいろ疑問をもった川端氏。
民間から初めて公立中学校校長になった藤原氏。
それぞれの立場から問題点や
解決案を考えていくという構成である。
知らなかったこともあり、
教師の多様性、親の多様性の必要性など
参考になったところもある。
113(565) 虚空の旅人: 2009.12.06
上橋菜穂子著「虚空の旅人」
(ISBN978-4-10-130275-1 C0193)
を読んだ。
シリーズファンタジーである。
ただし、今回、主人公と思っていた人物が出てこない。
以前の脇役であった人が、
主人公となって話が進む。
話が新しい展開を迎えて大河化していく。
(ISBN978-4-10-130275-1 C0193)
を読んだ。
シリーズファンタジーである。
ただし、今回、主人公と思っていた人物が出てこない。
以前の脇役であった人が、
主人公となって話が進む。
話が新しい展開を迎えて大河化していく。
112(564) ダーウィンのミミズの研究: 2009.12.06
新妻昭夫著「ダーウィンのミミズの研究」
(ISBN4-8340-1679-X C8744)
を読んだ。
子供向けの絵本であるが、
ダーウィンの生涯を示し
研究の姿勢を示している。
それと著者自身の
ダーウィンへのこだわりも示している。
この部分がなかなか面白かった。
ダーウィンの研究の紹介であれば、
自伝を読めばわかるのだが、
それに興味を持った研究者の姿勢も
同時に示すことよって
研究者の姿勢がより鮮明になった。
(ISBN4-8340-1679-X C8744)
を読んだ。
子供向けの絵本であるが、
ダーウィンの生涯を示し
研究の姿勢を示している。
それと著者自身の
ダーウィンへのこだわりも示している。
この部分がなかなか面白かった。
ダーウィンの研究の紹介であれば、
自伝を読めばわかるのだが、
それに興味を持った研究者の姿勢も
同時に示すことよって
研究者の姿勢がより鮮明になった。
2009年11月27日金曜日
111(563) 鉄学 137億年の宇宙誌: 2009.11.27
宮本英昭ほか著「鉄学 137億年の宇宙誌」
(ISBN978-4-00-029561-1 C0344)
を読んだ。
鉄にかかわる歴史をまとめたものだ。
なかなか面白い視点である。
年代を現在から過去へとさかのぼる書き方である。
東大の博物館で展示として行われた内容である。
展示としては成立するシナリオだが、
書物としては成立しにくいものである。
なぜなら因果を逆に説明しなければならないからだ。
素直に時代順に書けば
それなりに面白い内容になったのにと思えた。
(ISBN978-4-00-029561-1 C0344)
を読んだ。
鉄にかかわる歴史をまとめたものだ。
なかなか面白い視点である。
年代を現在から過去へとさかのぼる書き方である。
東大の博物館で展示として行われた内容である。
展示としては成立するシナリオだが、
書物としては成立しにくいものである。
なぜなら因果を逆に説明しなければならないからだ。
素直に時代順に書けば
それなりに面白い内容になったのにと思えた。
2009年11月24日火曜日
110(562) かくして冥王星は降格された: 2009.11.24
N.D.タイソン著「かくして冥王星は降格された」
(ISBN978-4-15-209064-5 C0044)
を読んだ。
冥王星を惑星から降格されるまでの
アメリカ合衆国の騒動が書かれている。
アメリカ人は、冥王星に強い親近感をもっている。
それが騒動を大きくした。
著者は、博物館の展示を責任担当した人物である。
冥王星を惑星とせず、
カイパーベルトの一員と位置づけて
展示をおこなった。
1年後に、それがニューヨークタイムズに記事となり、
大騒動となった。
アメリカ人の冥王星好きとあいまって、
騒動の中心人物なった。
その中心人物が多数の公開されたコメント、
彼へのメール、手紙などを中心にまとめた本である。
なかなかおもしろかった。
(ISBN978-4-15-209064-5 C0044)
を読んだ。
冥王星を惑星から降格されるまでの
アメリカ合衆国の騒動が書かれている。
アメリカ人は、冥王星に強い親近感をもっている。
それが騒動を大きくした。
著者は、博物館の展示を責任担当した人物である。
冥王星を惑星とせず、
カイパーベルトの一員と位置づけて
展示をおこなった。
1年後に、それがニューヨークタイムズに記事となり、
大騒動となった。
アメリカ人の冥王星好きとあいまって、
騒動の中心人物なった。
その中心人物が多数の公開されたコメント、
彼へのメール、手紙などを中心にまとめた本である。
なかなかおもしろかった。
2009年11月21日土曜日
109(561) 夢の守り人: 2009.11.21
上橋菜穂子著「夢の守り人」
(ISBN978-4-10-130274-4 C0193)
を読んだ。
シリーズ3作目である。
今度は舞台が最初の王国へと移す。
重要な脇役の過去が題材になっている。
面白く読んだ。
(ISBN978-4-10-130274-4 C0193)
を読んだ。
シリーズ3作目である。
今度は舞台が最初の王国へと移す。
重要な脇役の過去が題材になっている。
面白く読んだ。
108(560) 弧峰の蝶 西海古譚: 2009.11.21
西山忠男著「弧峰の蝶 西海古譚」
(ISBN4-8355-7784-1 C0093)
を読んだ。
著者は地質学者である。
この本を読んだのは、
このモデルとなった人が
有名な地質学者であると聞いたからだ。
しかし、その意味はわからなかった。
そのような前提をぬいて、
この本を考えるも、
なかなか面白かった。
話が同じ峰を舞台にした、
古代から現代まで入れ子になった話である。
(ISBN4-8355-7784-1 C0093)
を読んだ。
著者は地質学者である。
この本を読んだのは、
このモデルとなった人が
有名な地質学者であると聞いたからだ。
しかし、その意味はわからなかった。
そのような前提をぬいて、
この本を考えるも、
なかなか面白かった。
話が同じ峰を舞台にした、
古代から現代まで入れ子になった話である。
2009年11月16日月曜日
107(559) 闇の守り人: 2009.11.16
上橋菜穂子著「闇の守り人」
(ISBN978-4-19-130273-7 C0193)
を読んだ。
シリーズの3作目である。
今回の主人公のふるさとでのストーリである。
地底の人、今は亡き恩師、恩師の親族を巡る
展開となっている。
シリーズの文庫本を一気に購入したので、
気兼ねなく読める。
若い頃のように心躍るワクワク感はないが、
面白くはある。
(ISBN978-4-19-130273-7 C0193)
を読んだ。
シリーズの3作目である。
今回の主人公のふるさとでのストーリである。
地底の人、今は亡き恩師、恩師の親族を巡る
展開となっている。
シリーズの文庫本を一気に購入したので、
気兼ねなく読める。
若い頃のように心躍るワクワク感はないが、
面白くはある。
2009年11月13日金曜日
106(558) レッドゾーン: 2009.11.13
真山仁著「レッドゾーン」
(上:ISBN978-4-06-215433-8 C0093
下:ISBN978-4-06-215434-5 C0093)
を読んだ。
中国の国家ファンドが
日本の巨大な自動車産業を買収するという
ストーリである。
なかなか面白い。
このシリーズはまだ続くようだ。
ただし、いくつかの話が並行するのだが、
そのうちの重要な話が中途半端に終わっている。
月刊誌で続けているから
そのようなことが起こるのか。
よく分からないが残念である。
それと最初の話の落ちが
もう少し納得がいくような形であれば
などなどいろいろ不満が残るが、
全体としては、面白いものである。
(上:ISBN978-4-06-215433-8 C0093
下:ISBN978-4-06-215434-5 C0093)
を読んだ。
中国の国家ファンドが
日本の巨大な自動車産業を買収するという
ストーリである。
なかなか面白い。
このシリーズはまだ続くようだ。
ただし、いくつかの話が並行するのだが、
そのうちの重要な話が中途半端に終わっている。
月刊誌で続けているから
そのようなことが起こるのか。
よく分からないが残念である。
それと最初の話の落ちが
もう少し納得がいくような形であれば
などなどいろいろ不満が残るが、
全体としては、面白いものである。
2009年11月7日土曜日
105(557) 精霊の守り人: 2009.11.07
上橋菜穂子著「精霊の守り人」
(ISBN978-4-10-130272-0 C0193)
を読んだ。
ファンタジー小説である。
久しぶりにこのような小説を読む気がする。
ファンタジーはそのかもし出す世界に
自分がなじめるかどうかが
一番の焦点となる。
そこに魅力を感じれば、
それは自分好みのものとなる。
これは、なかなか面白い。
そして次も読んでみたいと思っている。
しかし、ぐいぐい引き込まれるまでには
いたっていない。
読み続ければ入り込めるかもしれない。
(ISBN978-4-10-130272-0 C0193)
を読んだ。
ファンタジー小説である。
久しぶりにこのような小説を読む気がする。
ファンタジーはそのかもし出す世界に
自分がなじめるかどうかが
一番の焦点となる。
そこに魅力を感じれば、
それは自分好みのものとなる。
これは、なかなか面白い。
そして次も読んでみたいと思っている。
しかし、ぐいぐい引き込まれるまでには
いたっていない。
読み続ければ入り込めるかもしれない。
2009年11月5日木曜日
104(556) ハゲタカ II: 2009.11.05
真山仁著「ハゲタカ II」
(上:ISBN978-4-06-275687-7 C0193
下:ISBN978-4-06-275689-1 C0193)
を読んだ。
企業買収の外資ファンドのハゲタカが
主人公の小説である。
前作の後の話である。
外資ファンドでありながら、
日本のサムライ魂をもった外国人、
外資の日本人が出てくる。
それに対するは買収される日本の老舗が
日本の心を忘れてしまっている。
そんな倒錯しら世界が描かれている。
なかなか面白い話であった。
(上:ISBN978-4-06-275687-7 C0193
下:ISBN978-4-06-275689-1 C0193)
を読んだ。
企業買収の外資ファンドのハゲタカが
主人公の小説である。
前作の後の話である。
外資ファンドでありながら、
日本のサムライ魂をもった外国人、
外資の日本人が出てくる。
それに対するは買収される日本の老舗が
日本の心を忘れてしまっている。
そんな倒錯しら世界が描かれている。
なかなか面白い話であった。
2009年10月31日土曜日
103(555) 節約の王道: 2009.10.31
林望著「節約の王道」
(ISBN978-4-532-26057-6 C1236)
を読んだ。
林氏の節約の方法を書いているわけだが、
実は生き方である。
自分の身の丈にあった生き方、
自分のしたいことをすべきことを
はっきりとわきまえて、
それを貫くことが大切であることを伝えている。
私にはできないことでが多いが、
生きる方法としては学ぶべきことあった。
(ISBN978-4-532-26057-6 C1236)
を読んだ。
林氏の節約の方法を書いているわけだが、
実は生き方である。
自分の身の丈にあった生き方、
自分のしたいことをすべきことを
はっきりとわきまえて、
それを貫くことが大切であることを伝えている。
私にはできないことでが多いが、
生きる方法としては学ぶべきことあった。
2009年10月29日木曜日
102(554) ハゲタカ: 2009.10.29
真山仁著「ハゲタカ
上:ISBN4-06-275352-9 C0193
下:ISBN4-06-275353-7 C0193」
を読んだ。
外資系のファンドが企業買収をしたり、
企業再生をしたりする物語である。
名門ホテルのオーナー、
銀行の担当者など複雑な関係者があらわれて、
さまざまな展開があるものがたりである。
テレビドラマにもなったもので
なかなか面白い小説であった。
続編もあるので、読んでみたい。
上:ISBN4-06-275352-9 C0193
下:ISBN4-06-275353-7 C0193」
を読んだ。
外資系のファンドが企業買収をしたり、
企業再生をしたりする物語である。
名門ホテルのオーナー、
銀行の担当者など複雑な関係者があらわれて、
さまざまな展開があるものがたりである。
テレビドラマにもなったもので
なかなか面白い小説であった。
続編もあるので、読んでみたい。
2009年10月25日日曜日
101(553) 今ここにいるぼくらは: 2009.10.25
川端裕人著「今ここにいるぼくらは」
(ISBN978-4-08-746435-1 C0193)
を読んだ。
少年の成長を描いた短編連作だ。
時代順がばらばらになっている。
自分がここにいる理由を悟っていくというストーリーだ。
その間に少年がさまざまな友人と
いろいろな経験をしていく。
さわやかであるが、
なぜか今までの川端氏の爽快感はない。
(ISBN978-4-08-746435-1 C0193)
を読んだ。
少年の成長を描いた短編連作だ。
時代順がばらばらになっている。
自分がここにいる理由を悟っていくというストーリーだ。
その間に少年がさまざまな友人と
いろいろな経験をしていく。
さわやかであるが、
なぜか今までの川端氏の爽快感はない。
100(552) 金のゆりかご: 2009.10.25
北川歩実著「金のゆりかご」
(ISBN978-4-08-747381-0 C0193)
を読んだ。
天才を養成する教育法を巡って、
ミステリーが進む。
主人公はもと天才少年ともてはやされたが
普通の大人になった男。
彼が、何人かの天才少年に渦巻く事件を追いながら、
実は別の天才少年が事件を解決しながら、
どんでん返しが繰り返す。
どんでん返しが続きすぎ、
必然性に少々無理が生じてきている気がする。
目次へ
(ISBN978-4-08-747381-0 C0193)
を読んだ。
天才を養成する教育法を巡って、
ミステリーが進む。
主人公はもと天才少年ともてはやされたが
普通の大人になった男。
彼が、何人かの天才少年に渦巻く事件を追いながら、
実は別の天才少年が事件を解決しながら、
どんでん返しが繰り返す。
どんでん返しが続きすぎ、
必然性に少々無理が生じてきている気がする。
目次へ
2009年10月16日金曜日
99(551) 哲学的な何か、あと数学とか: 2009.10.16
飲茶著「哲学的な何か、あと数学とか」
(ISBN978-4-576-08176-2 C0095)
を読んだ。
フェルマーの定義を解くまでの話である。
以前、何冊かで読んだ内容である。
短くてあっさり読めるので分かりやすい。
しかし、もう少ししっかり書いて欲しい気がする。
少々不足感がある。
でも、このような軽い読み物がいいのかもしれない。
(ISBN978-4-576-08176-2 C0095)
を読んだ。
フェルマーの定義を解くまでの話である。
以前、何冊かで読んだ内容である。
短くてあっさり読めるので分かりやすい。
しかし、もう少ししっかり書いて欲しい気がする。
少々不足感がある。
でも、このような軽い読み物がいいのかもしれない。
2009年10月13日火曜日
98(550) 勉強ができなくても恥ずかしくない: 2009.10.13
橋本治著「勉強ができなくても恥ずかしくない」
(1:ISBN4-480-68706-8 C0293
2:ISBN4-480-68707-6 C0293
3:ISBN4-480-68708-4 C0293)
を読んだ。
少年が成長しながら
勉強することの意味に
気づくことをテーマにしているようだ。
しかし、そのテーマがよく理解できない。
主人公の気づきの遅れを
設定した家庭環境、教育観、社会情勢などを
原因にしているのだが、
その必然性が感じられない。
また、少年の年齢とともに成長するはずの
思考力が変化してない。
どうも残念な内容となっている。
(1:ISBN4-480-68706-8 C0293
2:ISBN4-480-68707-6 C0293
3:ISBN4-480-68708-4 C0293)
を読んだ。
少年が成長しながら
勉強することの意味に
気づくことをテーマにしているようだ。
しかし、そのテーマがよく理解できない。
主人公の気づきの遅れを
設定した家庭環境、教育観、社会情勢などを
原因にしているのだが、
その必然性が感じられない。
また、少年の年齢とともに成長するはずの
思考力が変化してない。
どうも残念な内容となっている。
2009年10月10日土曜日
97(549) いつか、虹の向こうへ: 2009.10.10
伊岡瞬著「いつか、虹の向こうへ」
(ISBN978-4-04-389701-8 C0193)
を読んだ。
設定が面白い。
ハードボイルド小説である。
しかし、不思議な同居人にいることで、
話が面白くなっている。
しかし、設定の面白さだけでなく、
ストーリー自体も面白い。
新人作家のようだが、
なかなか楽しみな作家だ。
(ISBN978-4-04-389701-8 C0193)
を読んだ。
設定が面白い。
ハードボイルド小説である。
しかし、不思議な同居人にいることで、
話が面白くなっている。
しかし、設定の面白さだけでなく、
ストーリー自体も面白い。
新人作家のようだが、
なかなか楽しみな作家だ。
96(548) 四度目の氷河期: 2009.10.10
萩原浩著「四度目の氷河期」
(ISBN978-4-10-123035-1 C0193)
を読んだ。
設定が面白い。
小学校のときに自分が1万年前の
クロマニオン人だと思い込んだ
少年の成長記である。
それが不思議な魅力をもった
ストーリーとなっている。
はじめて読む作家の作品だが、
なかなか面白く、
他の作品も読んでみたくなった。
(ISBN978-4-10-123035-1 C0193)
を読んだ。
設定が面白い。
小学校のときに自分が1万年前の
クロマニオン人だと思い込んだ
少年の成長記である。
それが不思議な魅力をもった
ストーリーとなっている。
はじめて読む作家の作品だが、
なかなか面白く、
他の作品も読んでみたくなった。
2009年10月5日月曜日
95(547) 七つの金印: 2009.10.05
明石散人著「七つの金印」
(ISBN4-06-273856-2 C0193)
を読んだ。
久しぶりに彼の著書を読んだ。
相変わらずの書きぶりである。
今回は、フィクション性が強く
ストーリー性が勝っているようなきがした。
まあ、面白いものであるが。
(ISBN4-06-273856-2 C0193)
を読んだ。
久しぶりに彼の著書を読んだ。
相変わらずの書きぶりである。
今回は、フィクション性が強く
ストーリー性が勝っているようなきがした。
まあ、面白いものであるが。
2009年9月28日月曜日
94(546) 哲学的な何か、あと科学とか: 2009.09.28
飲茶著「哲学的な何か、あと科学とか」
(ISBN978-4-576-06184-9 C0095)
を読んだ。
軽い哲学的読み物である。
内容的には科学哲学のテーマとして
よく取り上げられるものである。
しかし、整理のためによかった。
なんといってもあっさり読めるのがよい。
(ISBN978-4-576-06184-9 C0095)
を読んだ。
軽い哲学的読み物である。
内容的には科学哲学のテーマとして
よく取り上げられるものである。
しかし、整理のためによかった。
なんといってもあっさり読めるのがよい。
2009年9月26日土曜日
93(545) 世界は分けてもわからない: 2009.09.26
福岡伸一著「世界は分けてもわからない」
(ISBN978-4-06-288000-8 C0245)
を読んだ。
いつもの福岡氏の口調の話である。
内容的には以前の著作に重複することもある。
情緒的な文章が続き、
それがなんらかの示唆を持っているのだが、
話が連続していない。
本人の中では連続しているかもしれないが、
読んでいる側にはわからない。
その点が悔やまれる。
(ISBN978-4-06-288000-8 C0245)
を読んだ。
いつもの福岡氏の口調の話である。
内容的には以前の著作に重複することもある。
情緒的な文章が続き、
それがなんらかの示唆を持っているのだが、
話が連続していない。
本人の中では連続しているかもしれないが、
読んでいる側にはわからない。
その点が悔やまれる。
92(544) 渋滞学: 2009.09.26
西成活裕著「渋滞学」
(ISBN978-4-10-603570-8 C0340)
を読んだ。
モノが滞るということは、
日常生活によくあるこである。
それを学問としなるのはおもしろい。
学際的な学問であるが、
そこには何らかの原理がありそうである。
それが面白い。
(ISBN978-4-10-603570-8 C0340)
を読んだ。
モノが滞るということは、
日常生活によくあるこである。
それを学問としなるのはおもしろい。
学際的な学問であるが、
そこには何らかの原理がありそうである。
それが面白い。
2009年9月18日金曜日
90(543) マグマ: 2009.09.12
真山仁著「マグマ」
(ISBN978-4-04-394309-8 C0193)
を読んだ。
地熱発電に関する小説である。
財政破綻した会社を買い取ったファンドが
会社を再建するために
社長として乗り込んだ女性が主人公である。
そして地熱発電が、
日本ではなぜ冷遇されているかを話題にしている。
なかなか面白かった。
(ISBN978-4-04-394309-8 C0193)
を読んだ。
地熱発電に関する小説である。
財政破綻した会社を買い取ったファンドが
会社を再建するために
社長として乗り込んだ女性が主人公である。
そして地熱発電が、
日本ではなぜ冷遇されているかを話題にしている。
なかなか面白かった。
89(542) 完全版 下山事件 最後の証言: 2009.09.11
(ISBN978-4-396-33366-9 C0195)
柴田哲考著「完全版 下山事件 最後の証言」
を読んだ。
旅行前から読み出した。
最初は単行本を読み出したのだが、
文庫版が完全版になっていたので、
文庫版を購入して、読み出した。
そして旅行中に読み終わった。
そしてキーマンを何人新規にインタビューしている。
新しい情報も加わっている。
なかなか面白かった。
柴田哲考著「完全版 下山事件 最後の証言」
を読んだ。
旅行前から読み出した。
最初は単行本を読み出したのだが、
文庫版が完全版になっていたので、
文庫版を購入して、読み出した。
そして旅行中に読み終わった。
そしてキーマンを何人新規にインタビューしている。
新しい情報も加わっている。
なかなか面白かった。
88(541) 空をつかむまで: 2009.09.05
関口尚著「空をつかむまで」
(ISBN978-4-08-746445-0 C0193)
を読んだ。
旅行中にもかかわらず、
読み出したら面白くて
一気に読んでしまった。
中学生4名の友情と
スポーツに打ち込んでいく姿を書いている。
しかし、それは現代の児童文学であるから、
社会的背景などは現代風になっている。
面白い小説であった。
(ISBN978-4-08-746445-0 C0193)
を読んだ。
旅行中にもかかわらず、
読み出したら面白くて
一気に読んでしまった。
中学生4名の友情と
スポーツに打ち込んでいく姿を書いている。
しかし、それは現代の児童文学であるから、
社会的背景などは現代風になっている。
面白い小説であった。
87(540) ぼくたちのサイテイの夏: 2009.09.04
笹生陽子著「ぼくたちのサイテイの夏」
(ISBN4-06-275015-5 C0193)
を読んだ。
児童文学である。
小学校6年生が登場するが、
単純なストーリーではなく、
そこでは、家庭内のいろいろな問題も
加わり、いろいろと考えさせられる内容であった。
なかなか面白かった。
(ISBN4-06-275015-5 C0193)
を読んだ。
児童文学である。
小学校6年生が登場するが、
単純なストーリーではなく、
そこでは、家庭内のいろいろな問題も
加わり、いろいろと考えさせられる内容であった。
なかなか面白かった。
86(539) RYU: 2009.09.04
柴田哲考著「RYU」
(ISBN978-4-19-892962-6 C0913)
を読んだ。
いつもの主人公の有本???と犬の???が登場する。
沖縄が舞台である。
今回の予想外の巨大の生物が出てくる。
なかなか面白かった。
同じメンバーでのシリーズでは
「ダンサー」というのがあるそうだ。
それも読んでみたくなった。
(ISBN978-4-19-892962-6 C0913)
を読んだ。
いつもの主人公の有本???と犬の???が登場する。
沖縄が舞台である。
今回の予想外の巨大の生物が出てくる。
なかなか面白かった。
同じメンバーでのシリーズでは
「ダンサー」というのがあるそうだ。
それも読んでみたくなった。
2009年9月3日木曜日
85(538) シャツゥーン ヒグマの森:2009.09.03
増田俊也著「シャツゥーン ヒグマの森」
(ISNB978-4-7966-6903-0 C0193)
を読んだ。
旅行中に読見始めた本である。
北大出身の著者で、
北大の特殊のサークルの活動が背景にある。
そのサークルのヒグマ研究会の調査には
私も参加したいことがある。
また、中川演習林には私も滞在したことがある。
そんなことで、なじみがあり、
興味を持って読んだ。
ただし、内容は恐ろしいものである。
(ISNB978-4-7966-6903-0 C0193)
を読んだ。
旅行中に読見始めた本である。
北大出身の著者で、
北大の特殊のサークルの活動が背景にある。
そのサークルのヒグマ研究会の調査には
私も参加したいことがある。
また、中川演習林には私も滞在したことがある。
そんなことで、なじみがあり、
興味を持って読んだ。
ただし、内容は恐ろしいものである。
84(537) 蒼い目のルニュアーシュ:2009.09.03
松岡圭祐著「蒼い目のルニュアーシュ」
(ISNB978-4-04-383611-6 C0193)
を読んだ。
旅行中に読む本がなくなったので、
旅館にあった本を借りて読んだ。
すると帰りの空港で同じ本があったので、
買って読んだ。
ただし、短いのですぐ読めた。
(ISNB978-4-04-383611-6 C0193)
を読んだ。
旅行中に読む本がなくなったので、
旅館にあった本を借りて読んだ。
すると帰りの空港で同じ本があったので、
買って読んだ。
ただし、短いのですぐ読めた。
83(536) 機関車先生:2009.09.03
伊集院静著「機関車先生」
(ISBN04-06-2633537-2 C0193)
を読んだ。
なかなか面白かった。
障害を持った先生が
普通の教室で先生になって教えるという
少々変わった設定の話である。
時代設定も昔におき、
小さな島の小さな小学校の話である。
なかなか面白いものであった。
伊集院静の本は始めてであった。
愛媛県に行くときに持っていた本である。
台風のために、飛行機に乗っている時間が
長かったので、行きの飛行機で
読み終わってしまった。
短い話だが、一気に読ませる内容である。
(ISBN04-06-2633537-2 C0193)
を読んだ。
なかなか面白かった。
障害を持った先生が
普通の教室で先生になって教えるという
少々変わった設定の話である。
時代設定も昔におき、
小さな島の小さな小学校の話である。
なかなか面白いものであった。
伊集院静の本は始めてであった。
愛媛県に行くときに持っていた本である。
台風のために、飛行機に乗っている時間が
長かったので、行きの飛行機で
読み終わってしまった。
短い話だが、一気に読ませる内容である。
82(535) 無人島に生きる十六人:2009.09.03
須川邦彦著「無人島に生きる十六人」
(ISNB978-4-10-110321-1 C0126)
を読んだ。
かなり昔の本の復刻である。
なかなか面白い。
明治時代の日本人が
強い精神力と体力を持っていたことを
今本からよく知ることができる。
(ISNB978-4-10-110321-1 C0126)
を読んだ。
かなり昔の本の復刻である。
なかなか面白い。
明治時代の日本人が
強い精神力と体力を持っていたことを
今本からよく知ることができる。
2009年8月30日日曜日
81(534) バッテリー:2009.08.30
あさのあつこ著「バッテリー」
(ISBN4-87692-581-X C8393)
を読んだ。
巧という不思議な小学生が主人公である。
野球の話だが、
なかなか面白い内容である。
これが一冊だけだと、
「これで終わり」という気がするだろう。
現在では、何冊も出ていることを知っているので、
続きを読めばいいのだとわかる。
あさの氏のいつものパターンで、
一冊の本なのに、
終わりを感じさせない終わりだ。
読んでいて、区切りを感じないのは、
少々不満が残る。
しかし、続きを読みたくなる本である。
(ISBN4-87692-581-X C8393)
を読んだ。
巧という不思議な小学生が主人公である。
野球の話だが、
なかなか面白い内容である。
これが一冊だけだと、
「これで終わり」という気がするだろう。
現在では、何冊も出ていることを知っているので、
続きを読めばいいのだとわかる。
あさの氏のいつものパターンで、
一冊の本なのに、
終わりを感じさせない終わりだ。
読んでいて、区切りを感じないのは、
少々不満が残る。
しかし、続きを読みたくなる本である。
2009年8月29日土曜日
80(533) TENGU:2009.08.29
柴田哲考著「TENGU」
(ISBN978-4-396-33413-0 C0193)
を読んだ。
KAPPAに続く不思議な生物を
題材にした小説である。
設定に少々疑問を感じたが、
面白かった。
(ISBN978-4-396-33413-0 C0193)
を読んだ。
KAPPAに続く不思議な生物を
題材にした小説である。
設定に少々疑問を感じたが、
面白かった。
2009年8月26日水曜日
79(532) サッカーボーイズ13歳:2009.08.26
はらだみずき著「サッカーボーイズ13歳」
(ISBN978-4-86255-000-2 C0093)
を読んだ。
中学校のサッカー部の話である。
サッカーを中心とした話で、
奥行きがない。
少々飽きたが、
一気に読んだ。
先行作となる本があるそうだ、
読む気にならない。
(ISBN978-4-86255-000-2 C0093)
を読んだ。
中学校のサッカー部の話である。
サッカーを中心とした話で、
奥行きがない。
少々飽きたが、
一気に読んだ。
先行作となる本があるそうだ、
読む気にならない。
2009年8月21日金曜日
77(530) KAPPA:2009.08.21
柴田哲考著「KAPPA」
(ISBN978-4-19-892927-5 C0193)
を読んだ。
犯人が最初から気づいていたので、
少々内容がだるくおもえたが、
なかなかおもしろい設定である。
もうひとつ読んでみたい気がする作家である 。
(ISBN978-4-19-892927-5 C0193)
を読んだ。
犯人が最初から気づいていたので、
少々内容がだるくおもえたが、
なかなかおもしろい設定である。
もうひとつ読んでみたい気がする作家である 。
2009年8月18日火曜日
76(529) しゃばけ:2009.08.18
畠中恵著「しゃばけ」
(ISBN4-10-450701-6 C0093)
を読んだ。
日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞した作品だ。
なかなか完成度が高く、
江戸時代の妖(あやかし)の話で、
なおかつ殺人事件を扱うミステリーである。
内容も面白いが、
少々趣味が違うようだ。
今の私の気分には合わないようだ。
(ISBN4-10-450701-6 C0093)
を読んだ。
日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞した作品だ。
なかなか完成度が高く、
江戸時代の妖(あやかし)の話で、
なおかつ殺人事件を扱うミステリーである。
内容も面白いが、
少々趣味が違うようだ。
今の私の気分には合わないようだ。
2009年8月13日木曜日
75(528) ジュラ紀終焉:2009.08.13
小宮紀行著「ジュラ紀終焉」
(ISBN4-86223-054-7 C0093)
を読んだ。
なかなか面白い話である。
ジュラ紀に、大学の古生物学の教員と学生が
タイムスリップする話である。
ジュラ紀の恐竜の生態を確認しながら、
そこでどのようにして生きのび、
肉食恐竜との戦いなどが
リアルに語られる。
しかし、校正不足を感じる。
その点が残念であった。
(ISBN4-86223-054-7 C0093)
を読んだ。
なかなか面白い話である。
ジュラ紀に、大学の古生物学の教員と学生が
タイムスリップする話である。
ジュラ紀の恐竜の生態を確認しながら、
そこでどのようにして生きのび、
肉食恐竜との戦いなどが
リアルに語られる。
しかし、校正不足を感じる。
その点が残念であった。
2009年8月11日火曜日
74(527) 「地球温暖化」論で日本人が殺される!:2009.08.11
武田邦彦・丸山茂徳著
「「地球温暖化」論で日本人が殺される!」
(ISBN978-4-06-215036-1 C0095)
を読んだ。
昨年秋に書かれたものだ。
丸山氏の主張は今までどおりのものだ。
内容的には、ほとんど変わらない。
主張していることは、
科学的に正しいものをどう見分け、
どう対処するかということだ。
予防原則も否定している。
私も予防原理は、
最初はいい考えだと思ったが
よくよく考えれば、
いい点と悪い点があるなと思い始めてきた。
「「地球温暖化」論で日本人が殺される!」
(ISBN978-4-06-215036-1 C0095)
を読んだ。
昨年秋に書かれたものだ。
丸山氏の主張は今までどおりのものだ。
内容的には、ほとんど変わらない。
主張していることは、
科学的に正しいものをどう見分け、
どう対処するかということだ。
予防原則も否定している。
私も予防原理は、
最初はいい考えだと思ったが
よくよく考えれば、
いい点と悪い点があるなと思い始めてきた。
2009年8月10日月曜日
73(526) イノセント・ゲリラの祝祭:2009.08.10
海堂尊著「イノセント・ゲリラの祝祭」
(ISBN978-4-7966-6676-3 C0093)
を読んだ。
いつものメンバーが出てきて
いろいろな事態が進行する。
今回もミステリーではなく、
社会派小説となっている。
話はそれなりに変化しているが、
だんだん新鮮味がなくなってきた。
しかし、面白いことは面白い。
(ISBN978-4-7966-6676-3 C0093)
を読んだ。
いつものメンバーが出てきて
いろいろな事態が進行する。
今回もミステリーではなく、
社会派小説となっている。
話はそれなりに変化しているが、
だんだん新鮮味がなくなってきた。
しかし、面白いことは面白い。
2009年8月6日木曜日
71(524) エンド・ゲーム:2009.08.06
恩田陸著「エンド・ゲーム」
(ISBN4-08-774791-3 C0093)
を読んだ。
常野物語シリーズである。
不思議なストーリーである。
親が特殊な能力をもち、
父親が失踪していた。
母子家庭の二人が不思議な能力におびえ、
その原因を取り除くために、
いろいろなことが起こる。
ファンタジーめいていて、
概念の世界を描くために、
着いていけない描写が続く。
そして、不思議な終焉を迎える。
エンターテイメントして読むと
少々苦しい気がする。
(ISBN4-08-774791-3 C0093)
を読んだ。
常野物語シリーズである。
不思議なストーリーである。
親が特殊な能力をもち、
父親が失踪していた。
母子家庭の二人が不思議な能力におびえ、
その原因を取り除くために、
いろいろなことが起こる。
ファンタジーめいていて、
概念の世界を描くために、
着いていけない描写が続く。
そして、不思議な終焉を迎える。
エンターテイメントして読むと
少々苦しい気がする。
70(523) 蒲公英草紙:2009.08.06
恩田陸著「蒲公英草紙」
(ISBN978-4-08-746294-4 C0193)
を読んだ。
常野物語シリーズである。
ある少女の視線をもって、
不思議な能力をもつ少女、
そして常野一族がさりげなく語られる。
淡々としたストーリーで話が進む。
しかし、その淡々さがよさでもあり、
弱点でもあるような気がする。
(ISBN978-4-08-746294-4 C0193)
を読んだ。
常野物語シリーズである。
ある少女の視線をもって、
不思議な能力をもつ少女、
そして常野一族がさりげなく語られる。
淡々としたストーリーで話が進む。
しかし、その淡々さがよさでもあり、
弱点でもあるような気がする。
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