2017年11月27日月曜日

126(1580)D 老人と宇宙:2017.11.27

ジョン・スコルジー著「老人と宇宙」
を読んだ。
久しぶりのSFである。
なかなか面白かった。
75歳以上が、志願して軍隊になっていく。
それが人体改造によって、
25歳くらいの容姿の高性能の肉体を得る。
しかし、生き残るのは4分1しかくらいしかない。
そんな設定がなかなか面白い。
これはシリーズは続く。

2017年11月22日水曜日

125(1579)D 即身仏(ミイラ)の殺人:2017.11.22

高橋克彦著「即身仏(ミイラ)の殺人」
を読んだ。
今回もいつもの同窓のメンバーの
チョーサク、リサ、オケイとして石川、山影、
最後にはトーマが加わる。
山形県庄内地方にあるミイラと出羽三山が題材である。
いつものチョーサクのひたすらの会話による推理がすすむ。
新たな展開が進むたびに推理は二転三転する。
しかし、実は単純な背景があったことが最後にわかる。

2017年11月19日日曜日

124(1578)D 南朝迷路:2017.11.19

高橋克彦著「南朝迷路」
を読んだ。
チョーサク、リサのいつものメンバーと写真家の石川が
同行して事件を解決するという物語だ。
その後醍醐上皇の南朝に関する歴史にからんだミステリーだ。
隠岐─吉野─長野─青森と東北もやはり舞台になる。
そしていつものトーマや山影警部補も出てくる。
語りによる推理が進む物語だが、
なんとなく引き込まれる。

2017年11月16日木曜日

123(1577)D 万能鑑定士Qの事件簿 II:2017.11.16

松岡圭祐著「万能鑑定士Qの事件簿 II」
を読んだ。
前作の続きの物語でもあり、
偽札で日本が超インフレとなり、
経済混乱が起こる。
その謎を凜田莉子が解決していく。
一見間違った方向性進んでいるようにみえるが、
すべてが結びついていく。
なかなか面白いミステリーであった。

2017年11月15日水曜日

122(1576)D パンドラ・ケース よみがえる殺人:2017.11.15

高橋克彦著「パンドラ・ケース よみがえる殺人」
を読んだ。
久しぶりの高橋氏の本だ。
以前は伝奇や歴史もの、推理もの読んだことがあったが、
久しぶりに読んだ。
少々長いミステリーだが、最後まで面白く読んだ。
主に会話によって推理が進むものがたりだ。
塔馬双太郎(トーマ)を主人公として、
名掛亜里沙(リサ)、長山作治(チョーサク)が
登場人物のシリーズとなっているようだ。
まだ何作かあるようだ

2017年11月1日水曜日

121(1575)D 特等添乗員αの難事件 I:2017.11.01

松岡圭祐著「特等添乗員αの難事件 I」
を読んだ。
ラテラル・シンキングの能力にすぐれた浅倉絢奈、22歳が
今までの引きこもり生活から旅行添乗員へとなっていく。
そのときラテラル・シンキングを使って、
難題を簡単に解決していく。
鑑定家の凜田莉子も登場する。
隠る読める読みのものだ。

2017年10月28日土曜日

120(1574)D 首都崩壊:2017.10.28

高嶋哲夫著「首都崩壊」
を読んだ。
関東に直下型の地震が襲う
という地震学者の予測が出てきそうだという状況から
物語ははじまる。
留学帰りの官僚が主人公ですべての登場人物が
主人公と関連がある。
官僚、政治家、大統領に近いアメリカの友人、
格付け会社、ハゲタカ、建築家、日本の民間企業が
絡み合いながら物語は進む。
首都移転がその打開策となる。
面白い小説であった。

2017年10月21日土曜日

119(1573)D 中村修二劇場:2017.10.21

日経BP社特別編集班著「中村修二劇場」
を読んだ。
日経の雑誌に書かれた中村関係の記事を集めたもんのである。
一部本人のインタビューや重要論文を掲載している。
ノーベル賞を受賞したことを記念して
出版されたようだ。
今まで読んできた中村関係の書籍だけでなく、
周辺状況をまとめた感がある。
まあ、状況がかなりわかってきたが、
近況を知りたいものだが、
どうなっているのだろうか。

2017年10月14日土曜日

117(1571)D てんぎゃん :2017.10.14

岸大武郎著「てんぎゃん-南方熊楠伝- 第一巻、第二巻」
を読んだ
KindleUnlimitedで読んだ。
しばらく熊楠から遠ざかっていたが、
久しぶりの熊楠に戻ってきた。
幼少期から東京、アメリカ、
そしてロンドンへ向かうところで終わっている。
デジタル版の熊楠が少ないので
なかなかKindleでは読めないのだが、
古い作品集があるので、
読んでもいいのだが、
読むものが、読みたいものがいっぱいあるので大変だ。

116(1570)D 富士山大噴火と阿蘇山大爆発 :2017.10.14

巽好幸著「富士山大噴火と阿蘇山大爆発」
を読んだ。
巽氏の本はいつも刺激的だ。
視点が独自なのだ。
そして、主張に重要な点がある。
今回はめずらしく、似非学者への批判があった。
市民向けの話もわかりやすくていい。
私にも内容のみならず、学問への姿勢も参考になる。

2017年10月11日水曜日

115(1569)D 電王 :2017.10.11

高嶋哲夫著「電王」
を読んだ。
同級生で将棋を通じて親友となり、
奨励会をめざす。
一人は途中で将棋を止めて数学とコンピュータの道に進む。
他方は将棋の名人を目指し7冠を2度も奪取する。
最後はコンピュータソフトの開発者と名人が対決する。
その背景に企業の思惑の蠢く。
現在と過去が交互に語られ、やがて現在に収斂する。
そして最後が名人とコンピュータソフトが電王戦で対決する。
面白かった。

2017年10月7日土曜日

114(1568)D 日本の火山 :2017.10.07

山元孝広監修「日本の火山」
を読んだ。
現状の火山についてまとめたものだ。
活発に活動している火山のカタログとして
丁寧にまとめられている。
参考文献として手元において置かなければならない。

2017年10月6日金曜日

113(1567)D 万能鑑定士Qの事件簿 I :2017.10.06

松岡圭祐著「万能鑑定士Qの事件簿 I」
を読んだ。
なんでも鑑定できる23歳の凜田莉子が、
事件を推理していく。
謎解きもさることながら、
なぜそのような能力を持つに至ったかも語られる。
そして大きな変化が謎のままのこる。
IIにその謎解きは引き継がれる。
次を読みたくなるような展開だ。
もちろん次を読んでいくことになる。

2017年10月3日火曜日

112(1566)D 葬神記 :2017.10.03

化野燐著「葬神記 考古探偵一法師全の慧眼」
を読んだ。
考古学の現場や発掘品を舞台にしたミステリーである。
ユニークな探偵、素人のアルバイトの視点でストーリが語られる。
なかなか面白い。
4部作なので続きはすでに入手済みである。
そのうち読んでいこう。

2017年10月1日日曜日

111(1565) ほぼ日刊イトイ新聞の本 :2017.10.01

糸井重里著「ほぼ日刊イトイ新聞の本」
を読んだ。
だいぶ昔に出された本である。
以前読んでいた「ほぼ日」の起こりを書いた本だ。
1998年にスタートして2年間のバタバタの歴史と
そのポリシーを書いたものだ。
そして、文庫本になる3年後、2004年の時点での
ほぼ日について1章がまとめられている。
ほぼ日、発足当時、よく見ていたサイトであった。
買い物もした記憶がある。
なかなか思い出深いものあった。
久しぶりの簿いてみると大量のコンテンツであれていた・
20年近い歴史が残されていた。

2017年9月25日月曜日

110(1564)D 大火砕流に消ゆ: 2017.09.25

江川紹子著「大火砕流に消ゆ: 雲仙普賢岳・カメラマンの生と死の狭間から見えるもの」
を読んだ。
だいぶ昔に出された本である。
普賢岳の火砕流で多くのジャーナリストが被災した。
地元の人、また消防団、警察官、タクシー運転手
火山学者なども含まれている。
この災害以降、報道自主規制が強まった。
それは良いことなのか、悪いことなのか。
当時のジャーナリストの問題点とそして当たり前の姿勢。
自主規制後のジャーナリスト間の監視関係など
いろいろ問題があることを
詳細な取材とともに示されている。
なかなかハードな内容で面白かった。

2017年9月24日日曜日

109(1563)作家の収支: 2017.09.24

森博嗣著「作家の収支」
を読んだ。
なかなか面白い。
森氏の独特の姿勢、個性がでている。
しかし、これほどの売れっ子になると、
20年間で大金を稼いである。
大学の教員を止めても好きなことをしながら、
収入はそれなりなる。
そんな売れっ子作家の現状をが数字でわかる本であった。
今回の本は、紙の本であった。
新書であったので、比較的軽かったので読むのに疲れなかった。
デジタルになれてきたので、
重い本はなかなか読めなくなってきた。

2017年9月21日木曜日

108(1562)D 怪盗グリフィン、絶体絶命: 2017.09.21

法月綸太郎著「怪盗グリフィン、絶体絶命」
を読んだ。
一見、海外サスペンスの翻訳ものにしているが、
法月氏の意匠であった。
内容は、海外を舞台にした、
泥棒グリフィンの特技を活かした冒険サスペンスである。
面白かった。

2017年9月20日水曜日

107(1561)D ケトン体が人類を救う: 2017.09.19

宗田哲男著「ケトン体が人類を救う~糖質制限でなぜ健康になるのか」
を読んだ。
糖質と人体の関係が医学的に述べられている。
糖質がなければ、脂肪の分解物質であるケトン体が
エネルギー源になっていることがよく分かる。
その本のお陰で、再度の糖質制限の生活を見直した。

2017年9月16日土曜日

106(1560)D 探偵の探偵IV: 2017.09.16

松岡圭祐著「探偵の探偵IV」
を読んだ。
シリーズ4巻を一気に読んでしまった。
なかなか壮大で面白かった。
探偵のためのテクニックとしての小ネタが
いろいろ散りばめられているのも面白い。