2025年12月17日水曜日

119(2426) 排除:2025.12.17

今野敏著「排除 潜入捜査」
を読んだ。
今回の現場、マレーシアである。
モナザイトの採掘による
放射能汚染による被害がでている。
そこに日本のヤクザが脅しをかけていく。
ヤクザの新市は佐伯とは宿怨の相手である。
死闘の結果、新市は
日本の組の援護も
警察と弁護士の連携により封鎖され
捕まることになる。

2025年12月15日月曜日

118(2425) 潜入捜査:2025.12.15

今野敏著「潜入捜査」
を読んだ。
警視庁第4課のマル暴の刑事佐伯は
暴力団に容赦なく実力行使をする。
その結果、外郭団体へ出向させされる。
「環境犯罪研究所」という
所長と秘書しないところだ。
警察の身分証、銃、手錠もない。
そこは、潜入捜査もして
非合法な戦いも辞さないところであった。

2025年12月13日土曜日

117(2424) 吸血鬼の原罪:2025.12.13

知念実希人著「吸血鬼の原罪 天久鷹央の事件カルテ」
を読んだ。
血液が全部抜き取られた死体が
相次いで見つかる。
最初の死体遺棄の現場で
牙の伸びた吸血鬼のような
犯人が目撃された。
吸血鬼の正体を、
いつものメンバーが探っていく。

2025年12月11日木曜日

116(2423) 教養としての歴史小説:2025.12.11

今村翔吾著「教養としての歴史小説」
を読んだ。
歴史小説家がどのように歴史を
教養として活かしていくのかを
いろいろな切り口で示した。
また歴史小説家、時代小説家を
7世代に区分して、
それぞれの特徴と代表作を示している。

2025年12月9日火曜日

115(2422) 成瀬は天下を取りにいく:2025.12.09

宮島未奈著「成瀬は天下を取りにいく」
を読んだ。
ユニークな性格で突飛な行動をとる
成瀬あかりの連作短編である。
中学2年生から高校3年生までの期間である。
そして、閉店する西武大津店も伏線となっている。
さまざな視点で成瀬が語られる。
成瀬が背景程度にしか語られない物語もある。
しかし、面白い。

2025年12月6日土曜日

114(2421) 猟犬の旗:2025.12.06

芝村裕吏著「猟犬の旗」
を読んだ。
前作の前日譚である。
前作の淡々としてストーリとは一転して、
多くの人が被害に合うテロが
次々と起こっていく。
元スパイの主人公のスパイ同士の戦いとなる。
全貌の説明がなく、前作の謎も
少し解き明かされながら進む話である。
続きが読みたくなる。

2025年12月2日火曜日

113(2420) 火焔の凶器:2025.12.02

知念実希人著「火焔の凶器 天久鷹央の事件カルテ
を読んだ。
長編で、最後に何度かどんでん返しがある。
平安時代の陰陽師の墓を調査した
大学の研究者たちが
不審な焼死、病気から死体の炎上
病気とその悪化から焼死など
次々の怪奇な事件が起こる。
鷹央は病気の原因を解明するが、
炎上についてはなかなか解決できない。
その解決が最後のどんでん返しで示される。