2002年12月31日火曜日

78 「超」文章法: 2002.12.31

野口悠紀雄著「「超」文章法」
(ISBN4-12-101662-9 C1230)
を読んだ。 

私にはあまり面白くなかったが、
いくつか参考になることがあった。
要するに、人それぞれの文章作法が
あるということで、
それは、自分が見出すべきであり、
もし、その作法がまとまるものであれば、
降下すべき程度のものである。 

論理法則を忘れてしまって
文章を書いていることがよくある
という注意があった。
これは、重要な指摘であった。
私も、忘れていた。 

元の命題が真であるとき、
逆命題が必ずしも真ではない。
対偶命題は必ず真である。
裏命題(対偶命題の逆命題)は必ずしも真ではない。
たとえば、
元の命題:空は青い→真
逆命題:青いのは空である→必ずしも真ではない
対偶命題:青くないものは空ではない→真
裏命題:空でないものは青くない→必ずしも真ではない
というようになる。